ここ数ヶ月は特に国家試験もないので、株と小説に集中して取り組もうと思う。
とりあえずどちらも教科書的な本を何冊か読んでみて、方針を決めて、小さめなトライをして、それから中期計画を立てて進めていく。
株についての記念すべき1冊目は「バビロンの大富豪」。
中田敦彦のyoutube大学でも紹介されていた名著で、図書館だと予約待ちなので中古で買ってみた。
以下、簡単な抜粋と感想。
収入の1割を将来のために蓄えなさい
⇒1割で本当にいいのか???
初期資本のない20代こそもっと貯蓄を頑張るべきで、収入の5割とか、毎月10万円とか、とにかく雪だるまの核になる資本を早くつくるべきでは?と思った。
「若いうちは給料が少ないから仕方ない」と言われそうだが、週100時間アルバイトをすれば月に40万円。その生活を1年間続ければ300万円くらい貯まる。それだけあれば次の年の資本にできる。「週100時間はムリ」「労働基準法が」とかいろいろ言い訳もあるだろうが、しょせんは言い訳。なんとかなる。
あと本書には書いてなかったけど、個人的には「普段の支出を知っておくこと」「自分が幸せな生活だと感じられる最低コストを知っておくこと」が大事かなと思った。
お金に働かせなさい。
お金に詳しい人々が認めない商売に使われたお金は、その持ち主から逃げていく。
⇒本当にそう。
「投資は怖い」という意見をよく聞く。じゃあ銀行に預金しておくと安全なのか、インフレが起きると貯金は目減りしていくけどいいのか、という話になる。
リスクはどんな選択をしてもつきまとう。サラリーマンをやっていても、起業をしても、生活保護をもらっても、リスクは常に存在する。
最小のリスクで最大のリターンを得ることを考えると、資産のポートフォリオに「株式」や「債券」という項目が出てくるのは当然かなと思う。
ただし、投資≠ギャンブルというのは理解しておかないといけない。
働くことは喜び
⇒「働く」という行為を細かく分析してみる必要があるかなと思う。
いわゆる「働く」というのは、サラリーマンとしてオフィスに出社して、もしくは現場に出向いて、組織としてタスクをこなしていくことが想定される。肉体労働や感情労働などでは、その動作に焦点が当たることもある。ここではlabourとしよう。
だけど広義というか、本来の意味としては「誰かのためになることをして、その対価をもらう」ことだと思う。これがworkといわれるものである。
自分の生活のためではなく、他人の役に立つために労働ができるようになったら、それは確かに喜びだろうなと思う。
「働かないと生きていけない」フェーズでの仕事はlabour、「働かなくても生きていけるけど、楽しいから働く」フェーズでの仕事がwork。
ま、labourでもいいんじゃね?とちょっと思う。
その他
収入がなく、学費負担のある学生は救いようがないなと思った。
以上の話はあくまで社会人向け。