ヤマダイスキーの旅日記

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【注意喚起】メルカリでバイクを個人間売買したら裁判一歩手前まで揉めた話

大学を卒業するにあたって、それまで乗っていた250ccのバイクをメルカリで売ることにした。ショップでも見積もりをしてみたが、かなり手数料が取られるようなので個人間売買をすることにした。もともと僕も先輩から引き取ったものであり、スムーズに手続きができるだろうと高をくくっていたが、その後に待ち構えている泥沼を知っていたら絶対にやめていただろう。

 

1,概要

まず概要を説明しよう。

・250ccのバイクをメルカリで19万円にて販売した。購入者は東京在住の人で、ちょうど用事もあったので(購入者の同意のもと)自走して届けることにした。必要書類も渡した。

・メルカリ上の決済は完了したが、その後「バッテリーが上がった」との連絡。それまで普通に走れていたと説明するも、次第に攻撃的なメッセージを送ってくるように。

・「路駐して指紋拭き取るぞ」「お前の名義のままスピード違反するぞ」「お前の住所まで行って待ち伏せするぞ」などのメッセージが来たので警察に相談するが、民事不介入との回答。

・バッテリーの交換費用とレッカー代を一部返金することで合意。

・弁護士に相談しながら説得を続け、最後は無事に名義変更をしてもらった。

 

取引完了から数ヶ月が経過していることもあり、今さら当時のエピソードを掘り返す気はない。ただメルカリやヤフオクで検索してみると今でも車やバイクを売っている人が結構いるし、調べてみると名義変更のトラブルも少なくないらしい。ほかの人に僕みたいな経験はしてほしくないので、あまり気は乗らないが注意喚起と再発防止策を記しておこう。

 

2,注意喚起

ネット上には予想以上にさまざまな人がいる。それはメルカリのユーザーにしてもそうで、体感でいうと99%くらいは普通だが、1%くらいは普通じゃない。

いったん当時のやり取りの一部を見てもらおう。

 

<バッテリーが弱っているとの連絡が来たとき>

<いったん保険会社を呼んでジャッキアップするも解決せず、バッテリー交換費用とレッカー代を立て替えてもらって一部返金で対応>

 

<この返金によりメルカリ上のメッセージ欄が閉鎖され、音信不通に>

 

<最後のメッセージによるとバッテリー交換で問題なく走れるようになったとのことなので、期日までに名義変更してくれるだろうと思った>

 

<その前後で攻撃的なメッセージが続いていたが、すべて記録を取っていたので警察に相談>

 

<期日を過ぎたので陸運局に行くと名義変更がされていないとのことで、弁護士に相談のうえ再度連絡。このまま名義が変更されなければ、内容証明ののち簡易裁判という流れに>

<ハンドルロックも修理しろとのことだったが、解決したよう>

<さらに期日になっても連絡がなかったため確認>

<翌日にまた攻撃的なメッセージが来たが、どういうわけか最後は決着がついた>

<もっと激しめなメッセージもありましたが割愛しました>

3,再発防止策

単純なことですが、車やバイクの個人間売買はやめましょう。友人や親戚どうしの取引ですら揉めるようです。見ず知らずの人に売るのはかなりリスキーな行為だと心得ましょう。たかが数万円に目がくらむと、あとで事故や裁判に発展したときに数十万円が吹き飛びます。おとなしくショップに買い取ってもらいましょう。

 

それでも売りたい方は「現車確認→契約成立→廃車手続き→お金と引き換えに書類一式を渡す」という流れを踏みましょう。きちんと廃車した状態で引き渡すこと、法的責任と現車をセットで渡すことが大事です。これで交渉が決裂しても振り出しに戻るだけですみます。

 

すでに売ってしまって、なんなら代金も受け取っていて、購入者が名義変更をしてくれなくて音信不通になってしまった人もいるかもしれません。

 

代金を受け取っている場合、盗難届や紛失届を出すことは「犯罪」となります。代金を受け取っていたら契約が成立しており、車体の所有権は移っています。このアドバイスが知恵袋でけっこう見つかりましたが、あなたが裁かれることになるので絶対にやめましょう。

 

車など車検証がある場合、弁護士会を通じて名義を照会したり、職権抹消をすることも可能なようです。まずは弁護士、陸運局、警察に相談してみましょう。

 

250ccなど車検証がない場合、実はできることはかなり限られてきます。理想は交渉によって名義変更してもらうことですが、最悪のパターンだと「簡易裁判」となるようです。怖いのは旧名義のままで事故を起こされて、賠償責任が旧所有者のもとに来ることですが、さすがに裁判までやって名義変更を迫っていれば大丈夫だろう、とのことです。

 

それから軽自動車税を止めるためには、新しい届出済証のスキャンデータや写真が必要になります。それをゲットするまで粘り強く交渉しましょう。

 

またメルカリでの取引なのである程度は事務局の方も対応してくれます。しかしメルカリ外の電話やLineで連絡を取っていると、そこは関知してくれません。かならず取引メッセージを使いましょう。最悪それができない場合でも、証拠が残るように文章でやり取りしましょう。それからこちらの取引ガイドも参考になります。

メルカリ車体取引ガイド - メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ

 

最後に、現在進行形で揉めている人にひとこと。かなりメンタルが削られると思うので、まずは友人か家族に相談しよう。かなり気が楽になるよ。