ヤマダイスキーの旅日記

アウトドア全般、海外移住、資格試験、ウェブ開発などの話をします

課題コンプリート

最後の課題 (Assignment) が返ってきました。字数上限2000wordsなのに1000words弱しか書いてなくて、表とグラフでページ数が増えているだけみたいなレポートだったので不安でしたが、評価はなんと65%。しかも全項目でだいたい65%取れていました。シンプルに喜んでいます。

 

ちなみにテーマは「各自が設定した議題についてSPSSという統計ソフトでデータを解析して評価せよ」というもので、僕は「英国の過去40年の犯罪データの変動と各要素の変動の一致度を調べ、結論として犯罪と国民のアルコール摂取量がもっとも強い相関がある」という仮説を検証しました。

各要素には人口、人口密度、移民、中絶、失業率、アルコール摂取量が含まれていますが、CCTV設置数や警察官の総数などはデータが見つからなかったのでカットしました。ただし研究において「データが見つからなかったのでカットしたが、それは今研究の弱点である」というのは決して減点されることじゃないようです。データがあるに越したことはないけど。

 

 

で、この記事で何を言いたいかというと「課題の平均点を計算したら59.2点だった!」ということです。これはかなり高いと思う。嬉しい。

 

 

追記

そういやこの課題って3人くらいのグループワークだったんですが、僕が2学期の後半に完全に授業ブッチしてたのと、一緒にやってくれそうな人が特にいなかった(1人いた)のとで個人ワークになりました。でも間違いなくその方が効率がいいし点数も高いんですね。

 

これまでに提出した9個の課題で一番点数が悪かったのが唯一のグループワークだった(48点)なんて大きな声では言えない… 右も左も分からない最初の課題ですら51点だったのに…

 

イギリスで黄熱病ワクチンを接種した話【ケニア・タンザニアに渡航予定】

どうもこんにちは。昨日はろくにご飯も食べず13時間ぐらいぶっ通しで13 reasons whyというドラマを見ていました。低血糖でふらふらしましたね・・・ 

www.netflix.com

ちなみに原作も買って少し読んでみたのですが、非常につまらなかったので図書館の小説コーナーに勝手に寄贈しました。この作品に興味を持ったきっかけはそもそもFacebook上の広告だったので、題名を聞いたことがある人も結構いるのではないでしょうか。名作です。 

 

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さてその話は置いといて、イギリスで黄熱病のワクチンを打ったことについて書きます。過去にも何回か書きましたが、6月下旬にケニアのナイロビに着陸、タンザニアまで南下してキリマンジャロ登山、またナイロビに戻って7月上旬アムステルダム行きの飛行機に乗る予定です。その後ロンドンにいったん寄ってから晴れて日本に帰国です。

 

 

黄熱病の予防接種を受けた証明書のことをイエローカードというのですが、タンザニア入国時は不要、ケニアは感染の危険性のある国から入国する際に必要、ということでした。

特例でナイロビだけの渡航であれば不要なのですが、まあせっかくの機会だし、僕のことだからいつか絶対必要になるし、このタイミングで打っておこうというわけです。あと実は日本よりイギリスの方が少しだけ安かった…

 

 

追記; イエローカードとはWHOが指定した予防接種についての証明書で、現在のところ黄熱病ワクチン以外なにも指定されていないだけということらしいです。「イエロー」カードと「黄」熱病というのは単なる偶然の一致です。 

www.bhsfoh.co.uk

 

さて、できるだけ近場の病院を予約しようと思ったのですが、黄熱病 (Yellow Fever) を扱っている病院というか、そもそも予防接種をしてくれる病院が付近に見当たりませんでした。

 

さすがに人口100万人のバーミンガムには病院も沢山あって、さっそく駅から一番近そうなクリニックに予約申し込みをしました。本当はバーミンガム大学病院とかに潜入してみたかったけど、駅から歩いていける距離じゃなかったので断念。というより予防接種後に気分が悪くなった時に帰れないというのが怖かったですね。

このオフィスビル内にクリニックが入っています。つい最近引っ越したそうです。 

 

ちなみに一番早い枠を取りたいと言ったら2週間後まで空いてないと言われました。黄熱病ワクチンは接種10日後まで有効化しないことを考えると、だいたい渡航の1か月前には動き始めないといけません。本当に予防接種は早めに済ませるのが大事。

 

当日持っていくべきものが何なのかを確認していなかったので行きのバスではかなり緊張していたのですが、とりあえず渡航の予定さえ分かっていれば大丈夫です。パスポートとかBRPカードとかも一応持って行ったけど使わなかったです。

 

でも事前に病院の人にメールを送るなりして必要書類があるか聞いておいたら安心ですね。

 

 

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さて、何はともあれ予約した時間の少し前に病院に着き、問診票を書き上げます。過去の罹患暦とかアレルギーとかはすべて「なし」で済むので簡単なのですが、過去の予防接種歴をけっこう詳しく書かなくちゃいけなくて難儀しました。

 

日本人なのでポリオとか破傷風とかはちゃんと受けてるはずだけど、母子手帳は日本に置いてあるから日付までは分からない。肝炎や狂犬病は自分でカードっぽいものにまとめてあったのでセーフ。あと日本脳炎を2回しか受けていないのはやっぱ突っ込まれましたね。北海道民のある特定の年齢の人たちは日本脳炎のワクチンを受けていないことが多いので要チェックです。

 

一応電子辞書を持って行ったのですが、やっぱり病気の名前は英語になるとサッパリ分からなかったのでここに代表的なものをまとめておきます。

 

A型肝炎 Hepatitis A

破傷風 Tetanus

狂犬病 Rabies

日本脳炎 Japanese encephalitis

 

とりあえず最低限これだけ覚えておけばいいというか、医学部じゃなければ覚える必要はないのでメモするなりスクショ取るなりしてください。これ以外の病名が出てきたらその場でググったり電子辞書で調べれば何とかなります。(ちなみにに DOB=Date of Birth が最初なんのことなのか分かりませんでした)

 

問診票の他の質問は、氏名、住所、連絡先、副作用についての同意署名でした。これについては特に問題ないかと思います。

 

 

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問診票を書き上げて診察室に入ると、お医者さんが普通のおばさんだったのでびっくりしました。

 

これはつまり「医者=男性」という先入観と「医者=白衣」という固定観念を抱いてドアを開けたのに、そこに座っていたのが「黒いシャツを着たおばさん」だったという驚きです。なんかカウチサーフィンで泊めてもらえそうな雰囲気を感じました。

 

以前眼科に行った時にもネイビースーツにチェックシャツとオレンジのネクタイという洒落た格好のお医者さんだったのですが、それと同じような驚きでした。そもそも病院に外国人が来てもなんのためらいもなく応対してくれるというところが凄いですよね。日本の病院に日本語の分からない外国人が来たらどうなるんでしょうか。。。

 

 

海外旅行用の予防接種ではいつもそうですが、今回も「どの地域にいつどのくらいの期間何のために滞在するのか」を聞かれました。

もっとも「ナイロビとキリマンジャロだけで2週間くらい」なので単純なものですが。標高1800mを超えると病気を媒介する蚊は生息できないから安全らしく、逆に高所でマラリア予防薬を飲んでいると高山病と相まって危険だと言われました。まあ何にせよ今回は雨期ではないのでマラリア予防薬は飲まないつもりです。

 

 

説明が終わって問題ないということになったのですが、注射自体はすごくあっけないものでした。「右利き (Right Handed) なんだね、じゃあ左腕を出して。もうちょっと力抜いて」みたいに言われたのですが、「もうちょっと」とか言っている時点で打ち終わってました。間違って針が刺さっちゃったみたいなノリだった、危ない。でも静脈注射じゃなくて皮下注射だからテキトーでもいいんでしょうね。

 

 

ということで、とりあえず今のところ副作用はないです。数日後に微熱が出ることが多いそうなのでスポーツはちょっと控えておきます。お酒は少しならオッケーみたいです。

なんかイエローカードがないと入国できない国すらあるのに、1回パパっと打って終わりだなんてとっても簡単なものですね。イミグレの近くに別室があって、打ってない人はそこで打ってもらえるなんていう国もあるみたいです。さすがに針を消毒してるのか分からないからやめておいた方がいいと思うけど、、、

 

 

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ちなみにイエローカードを紛失したら、発行した国のどこかの病院に頼んで再発行してもらえるそうです (有料)。1回打てば生涯有効だけど、2回目を打ってしまうという手段もあります。

 

僕の場合はイギリスで1回目を打ったわけだけど、日本で紛失したら日本で2回目を打った方が圧倒的に安そうですね。なおバンコクなら予防接種がかなり安いそうです。安全性は・・・ちょっと不安です。

 

 

本の紹介

今回はすっごく短い記事です。

 

☟この本☟

がどても面白かったです。

 

簡単な書評をしておきますと、筆者自身の率直な感情と深い洞察をこれほど明瞭に文章化できるのはすごいです。単純に旅先で起きたことを時系列で書き連ねていく旅行記なのではなく、むしろ滞在国のうち印象に残っている国だけを抽出し、そこで会って話した人のこと、そしてそこで自分で考えたことを中心にまとめられています。「就職とは」「幸せとは」という比較的ありふれたテーマに対して、決して陳腐ではなく、それでいて飛躍もしていない堅固な解を出しています。

 

筆者は旅行当時は23歳ということで、周りが新卒一括就活の準備を始めているのに嫌気が差したことが旅行の動機だそうですが、就活をボチボチ考え始めている大学生のみなさんにぜひ読んでほしいです。もちろんそれ以外の旅行好き各位にも大いに参考になると思います。

 

しかもAmazon Unlimitedで読めば無料です。

イギリス期末試験の評価方法

この大学に限らず、英国ではA評価を取るのが難しいというのを

wonderfulsolution.hatenablog.com

 

この記事で書いてみたのですが、今回さらに以下のような表も見つけたので貼っておきます。英語アレルギーがある人はちょっと目眩に注意ですが、赤字と太字だけバーッと読んでいただければ充分です。

90~100

Exceptional

A creative answer based on an exceptional understanding of knowledge at the forefront of the discipline. Highly critical and persuasive argument based on perceptive analysis, evaluation and the application of information from a range of authoritative sources. 

80~89

Excellent

A mature and imaginative answer based on an excellent understanding of knowledge in the discipline with no significant omissions and/or errors. A critical argument based on analysis, evaluation and the application of information derived from independent study and practical experience.  

70~79

Great

A logical and articulate answer based on a comprehensive understanding of knowledge in the discipline with no significant omissions and/or errors. A strong argument based on robust analysis and the application of information derived from independent study and/or practical experience.  

60~69

Very Good

A well-constructed and comprehensive answer based on a very good understanding of knowledge in the discipline with no significant omissions and/or errors. Some evidence of analysis and the application of information derived from independent study and/or practical experience.  

50~59

Good

A well-constructed answer based on a good understanding of the knowledge in the discipline with few omissions and/or errors. Largely descriptive, but some evidence of information being derived from independent study and/or practical experience. 

40~49

Acceptable

A reasonably well-constructed answer based on a basic understanding of knowledge in the discipline with minor omissions and/or errors. Largely descriptive, with information being mainly derived from the teaching programme

30~39

Unacceptable

A partially constructed answer based on limited or superficial understanding of knowledge in the discipline with some significant omissions and/or errors. Largely descriptive and based on information derived from the teaching programme. 

20~29 A poorly constructed answer based on partial or incomplete understanding of knowledge in the discipline with major omissions and/or errors. Descriptive and based on information derived from the teaching programme. 
10~19 Confused answer based on only a vague understanding of knowledge in the discipline with major omissions/errors. Descriptive and based on information derived from the teaching programme.  
0~9

Incoherent or illogical answer that is mainly wrong or contradictory and demonstrates very poor understanding of knowledge in the discipline. Descriptive with sources of information being unclear.  


要するに40%以上取れたら単位が出るよっていうことです。


この表はあくまで期末試験の審査項目を記述したものであって、課題 "Assignment" の評価はまた少し違いますが、AどころかBを取ることさえ難しいという点はどちらも変わりません。満点とかExceptional (例外)ですからね。存在だけしていて実際には発動しないなんてまるで死刑制度みたいです。

 

とりあえず来週から始まる試験では40点台をがっちり取ろうと思ってますが、はてさてどうなることやら。

 

最後の授業そして今の成績

本日5月14日月曜日は僕のアカデミックカレンダー上で最後の授業日です。

 

ここでは基本的に週単位で予定が組まれていて、ほぼすべての講義が先週のうちに終了していたのですが、先週の月曜日が英国の祝日だったため今日だけ今週にずれ込む形となりました。

 

最後の授業といっても期末試験のアナウンスでったり、その試験範囲でもある2学期の授業の総まとめであったりで非常に気楽です。いつもは10分休憩を挟んだ2時間だけど最後は1時間くらいで終わることが多く、今日もそんな感じだろうと思っていたら↓

 

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休講でした。

 

先々週は雨が降っていたからか課題をやっていたからかはたまた何となくか、とにかく自主休講していたのですが、どうやらそれがこの講義で最後のクラスだったようです。

 

まあ必要なことはオンライン上のポータルにアップロードされているので問題ないのですが。

 

 

ということでいこの記事のメインの内容は

「イギリス留学がほぼ終わった!」

ということです。

 

 

できることなら

「イギリス留学が終わった!」

と言いたいところなのですが、これから期末試験が4つ控えているのでまだまだ油断ができません。正直なところ成績なんてどうでもいいし、最悪単位なんて取れなくてもいいから、早くフィニッシュして伸び伸びしたいです。今の僕にとっては「キリマンジャロ=自由」みたいになっています。

 

 

さて、ここら辺でひとつ現時点での成績の話をしておこうかと思いまして、エクセルに軽くまとめ直したものがこちら。

 

Environmental Survey and Field Skills *4 Report 48D
Waste and Resource Management  *5 Case Study Assignment 62B
  Examination /
Environmental Quality and Protection *5 Case Study Assignment 53C
  Examination /
Wildlife Ecology and Conservation Management *5 Assignment 1 64B
  Assignment 2 65B
French Language Stage 1A *3 In Class Test - Oral /
  In Class Test - Reading/Writing 79A
Research Methods (Rural Management & CELT) *5 Critical Literature Review 51C
  Research Proposal /
Woodland and Field Sports Management *5 Individual Assignment 70A
  In-class Test 70A
  Examination /
Countryside and Land Management *5 Assignment 55C
  Examination /

 

フランス語の口述試験はずいぶん前に終わっていて、いいかげん成績がアップされててもいい頃なんですがされていません。他のクラスメートはもう自分の成績を知っていたので例によって僕だけシステムトラブルなんでしょうね。そのうちITスタッフとか試験課の人とかに聞いてみます。まあ知りたいかというとそこまででもないから、どっちでもいいんですが。

 

 

教科の次にある数字は学年のようなものを表していて、3が高校レベル、4が大学一年生レベル、5が大学二年生レベルだと思ってくれたらだいたい間違いないです。

あと評価の次のアルファベットは、40-49%がD、50-59%がC、60-69%がB、70%以上がAとなっていて、40%未満だと不可です。だいたい50%台を現地学生の平均レベルとしているようで、70%を越えるのは至難の業です(取りましたが)。

 

ちなみに一番点数の低い48Dというのは現地学生とのグループワークでした。

 

この評価の厳しさというか、高い点数を取りにくいシステムこそが英国教育の大きな特徴で、しばしばアメリカ流の教育と比較されることが多いです。すなわちアメリカでは「教育は褒めて伸ばすものだから、完璧にできたら満点が当たり前。成績表はAのオンパレードでBを数えた方が早い」みたいに考えているようで、それは日本の教育とも通底する部分が大いにあると感じます。ところが英国では「基準をすべてクリアしていれば上限の60%。それを越えたければ特別な努力を払うべき」みたいなようです。ドケチ

 

余談ですが、アイスランドヒッチハイクした時のドライバー夫婦がテキサス出身で、しかも娘がイギリスの中等学校に通っていたそうで、この成績評価の違いについてけっこう盛り上がりました。「ちゃんとできてたら100%でしょ!さらに努力したなら120%でしょ!意味わかんない!」みたいに言っていましたね。

 

 

 

ということで、今日からボチボチ期末試験の対策を始めます。ありがたいことに過去問も5年分くらいアップロードされているので対策しやすいですね。

 

 

ドミトリー、ゲストハウス、ホステルに泊まるとき絶対に気を付けるべきこと 5つ

ドミトリー、ゲストハウス、ホステルというのは別々の名前を冠しているけど、要するに1つの部屋に2段ベッドがいくつか格納されていて、シャワー・トイレ・キッチンを共用で使う宿のことを指す。

 

小さい宿ではベッドが2つ、大きい部屋ならベッドが10台以上あることもザラで、同じ宿でも人数が多い部屋の方が基本的に料金は安い。

 

写真でいうとこんな感じだけど、こんなのは新しくてキレイなほう。

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修学旅行なんかだと仲の良いクラスメートと畳に雑魚寝するけど、こういうドミトリーでは隣や上下のベッドに国籍も人種も言語も宗教も違う赤の他人が寝るということになる。もっとも「旅日記」なんていう多少マニアックなこのブログを読んでいる人ならドミトリーに泊まったことが1回くらいありそうだし、こんな説明なんていらないかもしれない。

 

さて、ドミトリーではたとえ短期間とはいえ色んな国籍や年齢や職業の人と共同生活をするわけであるが、問題点としては「お金さえ払ってしまえばセキュリティーチェックも何もない」ことがある。

 

いちおうチェックインの時にパスポートのコピーを取る宿がほとんどだけど、さすがに部屋の中に防犯カメラがあることは滅多にない。

 

泊まる人のほとんどは僕も含めて学生だったり就職してまだ間もない20代の若者なので、言ってしまえば素行がいいし少し会話すれば素性も明らかになるんだが、可能性としては犯罪者が紛れ込んでいることだってありえる。

 

実際僕はこれまでにホームレスだとか失業者だとか違法就労者だとかに何人か会ってきたけど、気づいていないだけで窃盗癖や異常性向を持っている人の隣で寝たこともあると思う。そんな経験も踏まえて「ここには絶対に気をつけるべき」みたいなポイントを列挙してみた。

 

目次

 

1,挨拶すべし

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1. 挨拶すべし

まあこれはやっぱり一番最初に挙げておくべきだろう。僕はそこまでフレンドリーな人間ではないし、基本的に他人と喋るのは面倒だと考えてしまうタイプだけど、逆にそんな僕が言うんだからまず間違いない。

 

自分がチェックインして部屋に入った時、逆に新しく誰かが部屋に入ってきたときには笑顔でHelloと言うのが世界共通の鉄則。一回ここで挨拶を交わしておくだけでその後何かがあった時にスムーズに情報交換できる。ちなみにHelloの発音というか言い方だけでけっこうその人の国籍とか人格が分かったりもするので面白い。

 

あと笑顔について。笑顔は人間が言語を習得する以前に、他の集団や個体に対して敵意を抱いていないことを表明する合図だったと言われている。だからこれが国境を越えるのは当たり前。よっぽど疲れていて顔の表情ひとつ変えられない時を除いて、少し頬を緩めるくらいは最低限しよう。逆にそれすらできないほど疲れているならカーテンを閉めて寝てた方がいい。

 

 

2. 荷物は置くな

盗難があっても宿は何もしてくれない。すべて宿泊者の自己責任。僕は信用していないから基本的に使わないけど、もし宿のロッカーが壊されて荷物がなくなっても宿が対処してくれるとは限らない。そもそもそれまでの通過国のスタンプが押された愛着のあるパスポートを奪われたら、そのほか過去の思い出の詰まったものを盗まれたら、代用なんてできるはずがない。現金を盗まれた方がいつか稼ぎ返せるからマシ。

 

ちなみに過去に、フロントに強盗が入って宿泊者のパスポートやBRPカード、現金がごっそり盗まれた事件があった(@リバプール)けど、宿としては盗難証明書っぽい紙きれを発行してくれただけだった。だから少なくとも安い宿は信用してはいけない。

 

とは言ったものの、常にバックパックを担いでトイレやシャワーに行くことは面倒だし邪魔くさい。だからまずは「旅の荷物は必要最小限に」という金科玉条のもと、盗まれそうなものは最初から省こう。それだけで神経を使う回数が減らせる。次に「なくなったらゲームオーバーなもの」、つまりパスポートとクレジットカードを絶対に死守しよう。僕はベストの胸ポケットにパスポートを入れてチャックを閉め、暑くなければその上から別の服を着るようにしている。暑い国ではどうするかというのを最近ずっと考えているけど、マネーベルトだったりは逆にそれを奪われたらゲームオーバーなので実はあまり推奨されていない。首紐タイプは後ろからいきなり掴まれて首を絞められる事件もないわけじゃないし、これまた少し危ない。靴の中敷きと靴底の間という隠れた安全地帯もあるけど、例えばクレカをそこに入れてたらいつか折れる。南米旅行者でジップロック2袋に300ドルずつ入れて靴底に隠し、万が一強盗に身ぐるみ剥がされたときのために備えている人の話を聞いたことがあるけど、これはできそう。あと重要書類はスキャンしてPDF化してクラウド上に保存しておけば、盗難にあってからの手続きがいくらか楽になる。

 

最後に「盗まれてもしゃあないと思えるもの」、たとえば食料とか衣服とかについてはもう無頓着でもいいと思う。そのくらいの被害で済むなら安いものだ。ただ一般的にはベッドの上に荷物をまとめてから掛け布団をかけることで、心理的に窃盗へのハードルを1段階上げることができるらしい。どうしてもスマホを充電しておく必要があって、かつ部屋から出るときには、部屋の誰からでもよく見える位置で充電するか、逆に目立たないコンセントを探してスマホもケーブルも隠すのが次善の策だろう。

 

 

3. 朝晩は静かに

僕は山小屋に泊まった経験も何度かあるのだが、特に山小屋で日が沈んでからガサゴソしていたら怒鳴られることがある。もっともこれは数十年前の登山記に「最近はマナーの悪い登山客を張り飛ばすベテラン山男がいなくなった」みたいに書いてあったので、現代でそんなことはまずないとは思うけど迷惑であることは今も昔も変わりない。

 

だいたい山小屋の場合は日没後7時くらいから周りに気を配りはじめて、10時から3時くらいまではサイレントタイムみたいな暗黙のルールがある (※山によっても全然違う)。もちろん暗黙だから破ってもペナルティーがあるわけじゃないけど、荷物のパッキングや整理をパパっとできない人間が経験豊富なはずがない。登る資格があるのかすら疑われる。

 

バックパッカーもそうで、そもそも荷物が多い人って旅慣れていない。旅の経験値が上がるほど荷物は少なくなり、すべての所有物を把握しているからパッキングも一瞬で終わるものだ。日が暮れるぐらいに誰ともなく照明をつけるのだけど、同じように夜遅くなったら誰ともなく消灯となる。たいていスイッチに一番近いベッドに寝る人がこの役割を果たすのだが、寝たい人が突然パチンと消すことも多い。

 

さて、ここでドミトリーで一番と言ってもいいほど迷惑な同室者は「消灯後にズカズカ部屋に入ってきてビニール袋をゴソゴソする人」である。ビニール袋って起きているときはそこまで気にならないけど、寝てる特に近くであの周波数の音を立てられるとかなり睡眠が妨害される。人の話し声の方がまだ許せる。それも気になるけど。

 

ところが、

 

夜泣きにはビニール袋の音が効果あり!「羊水」の音に似ている 28歳 R.E.さん

 

他の人はビニール袋の音って気にならないのかな、と思ってちょっと調べてみたらこんな記事があった。でもビニール袋を擦る「カサッカサッ」という音と、袋の中身を取り出したり探し物をしている「ガサガサ」という音では随分違うと思うんだが、、、

みなさんビニール袋の音って気になりますよね?

 

 

4. できるだけ清潔に

僕は旅行中ほぼ毎日洗濯する。気温が低かったり、翌日チェックアウトだったり、シャワー室が極度に汚なかったりすれば話は別だけど、それ以外は自分でチャチャっと洗ってベッドの枠に掛けて部屋干しする。

 

そこで問題になるのが臭いだ。熱湯に漬け置きしたらたった数分でも雑菌が死滅するので問題ないんだけど、生ぬるい程度のお湯で適当に洗剤をつけて洗うとむしろ逆効果になる。そして部屋の中はそこまで風通しがいいわけではないし、生乾きの時間が長い。

 

他人の臭いに敏感な人は、というか基本的にデリケートな人はドミトリーに向いていないわけだが、しかし悪臭とは多くの人間が嫌いだと思うから悪臭という名前を付けられるわけで、生乾きの洗濯臭が好きな人はなかなかいないと思う。「消臭スプレーを使えばいいじゃん」と思ったあなたはまだまだ甘い。バックパッカーでそんなものを待ち歩いている人なんて少数派だ。

 

そしてもう一つ臭いの発生源がある。そう、濡れた靴の臭いだ。かく言う僕もたまにこの大罪を犯してしまうのだが、何時間も歩き回った人間の靴が部屋の中に複数あったらたまったものじゃない。これもれっきとしたペナルティーのない犯罪である。

 

そして最後に「生乾きの洗濯物」と「靴の臭い」、そしてそもそもの「体臭」にどう対処すべきか書いておくのだが、これはもう「慣れてください」としか言えない。人間の五感のなかでもっとも鈍りやすいのは嗅覚だ。最初はきつい臭いだろうがいつしか気にならなくなる。それまで口で呼吸しておくか、もしくは部屋を変えるしかない。

 

あと、同室者のみなさん僕の靴が臭かったらこめんなさい。

 

 

5. みんな旅仲間

最後にいいことを書いて終わろうと思う。

 

ドミトリーに泊まっている人は、国籍もバラバラでこれまでの旅行経験もマチマチである。当然自分がこれから行こうとしている国に行ったことがある人がいたりするし、逆に日本に行きたがっている人は多い。その宿の周辺エリアについてだったり、その国全体についてだったりについて、新しく来た人はすでに数日過ごした人から有益なアドバイスを得ることができる。だから情報交換はとても大事だ。

 

これは決して観光名所の良しあしだったり、おいしいレストランだったりだけではない。もちろんそういう情報も有益なんだけど、一番旅仲間のコミュニティーが発揮されるのは治安が悪い場所だ。以前パキスタン旅行中に、アフガニスタンに行こうとしている40代のアメリカ人のおばさんがいた。彼女は同じ宿にいた140カ国ほどを旅行してきたカナダ人や、宿のスタッフから様々なアドバイスを受け、最新の情報で危険とされているエリアを避けつつ首都カブールまで行くことに決めていた。まああのおばさんの雰囲気だったらアドバイスがなくてもカブールまで突っ込んでいたと思うけど、情報があった方がいいに決まっている。

 

大使館や外務省が公式ホームページで発表している治安情報や、最新のネットニュースも大いに参考になるから目を通しておくべきなのは当然だけど、でも刻々と変わる情勢というのは実際に現場にいて肌で感じていた人から聞くのが一番分かる。その人の伝手で安全を確保することだってあるだろう。あと現地に住んでいる人と旅行者では、安全に対する感覚だったり注意する観点が微妙に違うこともある。旅行者にとって有益な情報は旅行者が持っていることが多い。

 

 

話は変わるが、「宿のスタッフ」vs「宿泊客」という構図が生まれることもある。一番いい例が上で述べたような、宿が強盗に遭って宿泊客の貴重品が盗まれたパターン。その事件は深夜に起きたのだが、スタッフが即座に客を集めて発表するなどの対処はなく、僕がチェックアウトしようとして初めて明らかになったようなものだった。僕はその時近くにいた別の宿泊客数人に「お前このこと知ってるか?」と聞いたけど誰も知らされておらず、客の数人が団結してスタッフに詰め寄るような形になった。

 

「腐敗した警察」vs「旅行者」、「現地の詐欺集団」vs「旅行者」、「排外的な集団」vs「旅行者」という構図だってあり得るだろう。それを見かけたとき、少なくとも僕は旅行者の一人として、別の旅行者を助けることを誓っている。同じ屋根の下で眠るもの同士、困ったときはお互い様である。

 

 

大学院はどこに行こうか

大学院はどこに行こうかなんて今の段階で考えたところであんまり意味がない気がします。まあこの記事の題名を決めたのは他でもない僕なんですが、これから書くことは今日の考えを微分してみただけであって、僕の人生はきっと一次関数じゃないので予測精度が低いです。

 

 

そもそも以前書いたこの記事 ↓

wonderfulsolution.hatenablog.com

 

を軽く見ていただければ分かりますが、僕は学部を卒業してから新卒で就職するつもりでして、1つの企業に留まるかは置いといて3年~5年は企業勤めをしようと考えています。まあ春入社で秋退社とすると厳密には3年半とか4年半とかになるのかもしれないけど、秋に退社するのかそもそも不明だし、社員が大学院に行くことに奨学金や給料を出している企業があったりするし、その時にどういう家族構成なのかにも左右されそうだし、タイミングについては全く分かりません。

 

 

ですが「大学院に行くとしたらどういう観点で選ぶか」を今この段階でまとめておくことには意味があると思います。1年間の学部留学をしてみて、特に院生と同じ屋根の下で暮らしてみて、気づいたことを思考が風化しないうちに文章化しておきます。もっとも何度も繰り返すようでくどいですが実際に大学を選んでいくのって「入学予定の1年前」くらいだから現状ではリサーチはしていません。

 

 

なんか前置きがグダグダしてしまったのでここでもう結論を書いておきます。

 

留学先は

  • 専攻

  • 立地

  • 学生

の3要素すべてを満たす大学にすべし。

 

この3要素って他の留学経験者/アドバイザーの方々もたいてい挙げているものですが、人によっては優先順位をつけていたり他の要素も大事だと言っていたりとマチマチな気がします。

でも僕に言わせるとこの3要素のうち1つでも欠けているなら留学先は考え直すべきだと思うし、だから優先順位なんてつけません。欲張りなようだけど、探せばきっとすべてを満たす大学があるはずです。逆に極論もしそういう大学とかが見つからなかったら留学はしなくていいとさえ思います。

 

 

ちなみにハーパーアダムス大学は上の基準に照らしてどうかというと、実は3つとも満たしていません 【大きなブーメランが突き刺さる効果音】。正確に言うと「だいたい」満たしているけど完璧にクリアしている項目はないです。この事実について後悔とかはしていませんが、絶対に次の留学に活かそうという気持ちにはなりました。だからこれを書いているんですよね

 

 

じゃあ各項目が実際にはどういうことを指しているのか、ということを説明していきましょう。※これはすべて個人の所感です。将来の自分に向けて書いています。

 

 

1. 専攻

まあ学部留学では専攻ってあまり重要じゃないというか、そもそも僕は農業経済をやっていると名乗りつつもこれまで履修した課目はリベラルアーツばっかりだから詐称もいいところです。個人的にはリベラルアーツなんて邪魔でしかないし、そういうのって高校生までとか大学生の休日とかにやっていればよくて、わざわざ単位を取る必要があるのか疑問です。

「いやいや、たかが18歳の時点でやりたいことなんて皆目見当がつかないよ」という人も結構いるけど、そういう人にはそれはそれで東大とかに行ってもらえばよくて、京大でなんで卒業要件の4割以上が一般科目なのか納得できません。

あと実際に専門的に勉強してみないと好きか嫌いかなんて分からないものじゃないですかね。いつまでもリベラルアーツで浅く広くやっててもせいぜい丸っこい塊になる気がするんですが。リベラルアーツは「きっかけ」を提供してくれるだけで、そこからいかに掘り下げていくかが大事なんじゃないでしょうか。

 

 

すみません、話がちょっと逸れましたが「自分が極めたい分野で世界トップレベルなのか」ということです。専攻が細分化すればするほど世界のトップが分かりやすくなるけど、同時に大学ランキングはあまり当てにならなくなります。どこの誰が最先端のことをやっているのかっていうことは常にアンテナを張っていればキャッチできる情報でしょう。誰にも知られずにトップクラスの研究を進めるのも難しいだろうし。

 

「世界トップ」に拘るべきなのか疑問に思うこともありますが、可能なのであればその方がいいと思っています。ただ一段下げて「その国の中でトップクラス」というのも、例えばその国に絶対に行きたいとかであれば構わないと思います。

 

日本が世界をリードしている分野ならそもそも留学する必要はあまりないです。留学の達成目標が言語だけになってしまいます。

 

 

ちなみに僕が学部時代に勉強したいことというのはざっくりいうと農学と経済学です。もっと言うと歴史上/現代/将来の食料生産の社会的経済的な課題は何で、どうすれば解決できて、どうすれば大失敗するのかということに興味があります。その点でいうとハーパーアダムス大学では経済はやっていない(統計はやりましたが誤差)のですが、化学的生物学的なアプローチを学べたので良かったと思っています。

 

なおハーパーアダムス大学は英国に120~130大学ある中で30~35位に位置していて、農業の単科大学としてはかなり健闘しています。昆虫学と農業機械に強いようで、特に2012年に大学になったばっかりということを勘案すればこれから知名度も上がっていくことでしょう。ただ大学ランキングで上位にある大学というのは「〇〇(=都市名)大学」みたいな学生数と教授数の多い総合大学ばっかりで、そこに食い込んでいくのは簡単ではありません。

 

 

 

2. 立地

英国はNGですw

 

大陸ヨーロッパへのアクセスは陸路(トンネル)や空路で簡単に行けるには行けますが、初めからフランスやドイツやイタリアにいた方が越境は簡単だしアフリカや中東とも近いです。アイスランド/アイルランドに近いことがそれほど地理的なメリットだとは思いません。

 

高緯度に位置しているため、夏は日照時間が長いのに対して冬は夜が長いです。アカデミックイヤーが10月に始まると、日に日に夜が長くなり、サマータイムで一気に一時間も日没が早まり、そして何より寒くなっていきます。しかも道民には耐えがたい「雪は降らないけど風が寒い」という本州のいやらしい冬と似たようなパターンです。課題の締め切りが集中している2月には、もう太陽の光も弱弱しく、長い長い夜を過ごしている感覚になります。みんな青白くノイローゼっぽくなります。

 

そういう気候であれば当然、農測物がおいしいはずがありません。諦めて完全輸入することにしたアイスランドの野菜のほうがまだ瑞々しい気がします。日本食が欲しくなったことはあまりありませんでしたが、栄養のある温かい野菜スープが飲みたいとは何度も思いました。酪農は盛んなのですが僕はベジタリアンなのであまり恩恵は受けませんでした。チーズとか乳製品は豊富だけど、ガツガツ食べるものじゃないしね

 

 

もっとも英国の名誉挽回をしておきますが、降水量が多くて風が強いのは冬だけで4月から9月くらいまではカラリと晴れて気温も20℃を超すようになります。僕の場合は9月に到着して6月くらいに帰るので夏の天気について述べることはできませんが。

 

あと食事も自炊していれば最低限の栄養と味は確保できます。どこのスーパーに行ってもアジアの食材とかは比較的安価に手に入ります。

 

 

が、しかし。

 

1年を通して温暖で過ごしやすく、食文化が豊かな国の方がいいに決まっています。

 

アメリカだったら北東部より西部のカリフォルニアの方がその点は良さそうですが、ただニューヨークなら各種イベントだったりインターンだったりに参加しやすいとも思います。南米に近いから長期休暇にふらっと旅行に出られそうですね。

 

 

 

3. 学生 

学業に対するモチベーションは日本の平均的な学生より高い気がします。ただそれは貪欲な知識欲や純粋な知的好奇心というより、課題を期限までに仕上げて期末試験をパスしないと進級できないからというのが大きな理由なようです。確かにクラスメートの学生番号リストを見る機会が何回かあったけど、2~3割くらいは何かの理由で1年下の学年にいるようでした。まあ欧米では留年とか休学とかいう概念が薄いけど。僕も薄いけど。

 

 

さて、留学先として選びたいのは「自分のやりたいことを追求する学生」「留学生」多い大学です。

 

やりたいことというのは何も学業に限ったことではなくて、スポーツや芸術や学生団体やらに傾注することもそうです。学生総数が多ければクラブの種類も増えるけど、必ずしも比例するとは限らないし相互作用とかもあると思います。僕はスポーツとして野球/卓球/登山/自転車がやりたいのですが、ここの大学では該当するクラブがありませんでした。現地学生の活動が盛んであることは極めて重要です。

 

もう一つ、留学生を受け入れている実績があるというのも確かに重要です。日本人が誰もおらず英語で0から自分の居場所を構築していく環境というのもいい訓練にはなりましたが、別にほかの日本人が数人いたとしてもずーっとその人たちとだけ話すことにはならないだろうし、決してそれがマイナスに作用するとは限りません。

 

それ以上に留学生の受け入れに慣れている大学にはメリットがあって、例えば過去の留学経験者とコネができる、問題が発生しても前例があればスムーズに対処できる、留学生を対象とした授業やイベントが多く開催される、などなどが挙げられます。逆にハーパーアダムス大学は留学生が少なくて、特に協定を結んでいる北京からの学生を除くと現地学生の1パーセントにも満たないくらいです。たぶんヨーロッパ圏外からの学部留学生って僕が最初だと思います。9月や10月にはいろいろ手続きで苦労して、オンライン上の時間割が見れないだとか、出席簿に名前がないだとか、教授からのメールが届かないだとか、解決しないといけない問題が山積みでした。解決しなくても何とかなる問題はもはや放置していました。家賃の請求もされなかったけどそこはきちんと払った、、、  留学生へのサポートが手厚いことも重要。

 

 

 

まとめ

もう一回最後にまとめておきます。留学先を選ぶ時には

  • 専攻: 自分のやりたい分野で世界トップクラスか
  • 立地: 気候と食文化、近隣国へのアクセスはどうか
  • 学生: 学生に活気はあるか、留学生は多いか

の3つを吟味する必要があります。