最終更新:2022/12/25
今回はいかにも副業っぽい記事になりそうだ。
Amazonで出品をするなら、まず大口アカウントに変更しないといけない。
それでも相乗り出品ができるのはノーブランド品だけで、きちんと新規出品するなら自分でブランド登録をする必要がある。
現在Amazonでは、米国、ブラジル、カナダ、メキシコ、オーストラリア、インド、日本、フランス、ドイツ、イタリア、トルコ、シンガポール、スペイン、ベルギー, オランダ、サウジアラビア、イギリス、エジプト、スウェーデン、ポーランド、欧州連合、アラブ首長国連邦の公的な商標登録機関が発行した商標のみ受け付けています。
このブランド登録のためには日本だと特許庁の商標登録が必要で、出願だけでなくきちんと登録までされないとダメらしい。ということで今回は出願の手続きについて説明していく。
もっとも僕自身今回が初めての出願だし、専門家でもなんでもないし、そもそもここまでの文章でも間違ったことを書いているかもしれない。なのでそのあたりはご容赦いただきたい。
まずは全体の流れから
1,出願(出願料+電子化手数料を納付)
2,登録査定
3,登録料納付
正直やることなんてそんなになくて、1の出願の書類をつくる程度。いちおうそれぞれもう少し詳しくみていこう。
1,出願(出願料+電子化手数料を納付)
出願料は3,400円+(8,600円×区分数)となっている。
僕は25類と28類の2区分で出願したので20,600円払った。
(住所は近いうちに引っ越すし、氏名はこの商標名でググられると出てくるし、電話番号も近いうちに変更するわけだが、いちおうここでは伏せさせてもらおう)
この様式フォーマットは
各種申請書類一覧(紙手続の様式) | 独立行政法人工業所有権情報研修館
ここの商標(標準文字)のwordやpdfからゲットできる。
どの区分を選べばいいか分からないかもしれないが、特許庁のホームページ
類似商品・役務審査基準〔国際分類第9版対応〕 | 経済産業省 特許庁
で確認できる。
整理番号は業者みたいな場合、登録がたくさんあってごちゃごちゃになるので任意で付す番号らしい。TM-0001とか。まあ僕のような弱小個人事業主であれば何回も出願することはないので001にした。
あと標準文字ではなく図形商標とか音商標とかだとまた様式が変わってくる。
大事なことだが、特許庁に直接出向くと、申請カウンターとは別に相談窓口がある。
分からないことがあれば職員の方がめちゃくちゃ親切に教えてくれるので、都内へのアクセスがいい方はぜひ。複数枚印刷しておくと控えにもできる。
あとせっかくなのでここで電子化手数料も納付しておくとラク。これも個人でやるプロセスが用意されていたが、マイナンバーカードを読み取る専用のリーダーが必要とのことで断念した。
2,登録査定
特許庁の相談窓口の方には「ここまでしっかり書いてくださったら大丈夫ですよ~」「万一審査が通らなくても申し立てができるので諦めないでくださいね」と言われたのでたぶん大丈夫だろう。
1週間もしないくらいで識別番号通知という「商標登録を出願した人を識別する番号」のハガキが届く。次回以降(もしあれば)の登録からはこの番号を使うことになる。
そして1ヶ月しないくらいで出願(申請)番号通知という「出願を受け付けましたよ」というハガキが届く。ここには商願2022-123456のような番号が書いてあるが、これでamazonのブランド登録をしようとしてもやはりダメだった。
このハガキが来てから6ヶ月~8ヶ月するとようやく登録査定が終わり、結果がまた通知されるらしい。長い…
3,登録料納付
このステップにはまだ辿り着いていないが、審査の結果問題がなければ最後に登録料の納付が待っている。
10年間有効にするためには、全額納付の32,900円×区分数、つまり僕の場合は65,800円を納付する必要がある。
この商標登録に加えて、僕はGS1事業者コードというものも取得した。なので合計は約10万円というだいぶhogehogeな額になる。ま、元は取れるのでいいです。
次回の記事は正月になります。お楽しみに~