ヤマダイスキーの旅日記

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【その12・植物園】北朝鮮ツアーの記録 (2019年2月16日)

 


  

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昼食のあとは「キムジョンイリア」という花の植物園に行った。

 

正直なところ最初は「え?植物園?あんま興味ないな」と思ったんだけど、祝日の昼下がりを楽しむ平壌市民が多く詰めかけているというのを聞くとがぜん楽しみになった。

 

こちらがそのキムジョンイリア。青いバラみたいに研究室で作り出された品種らしい。なるほど?

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ちなみにこの肖像画の前でグループの集合写真を撮ったんだけど、ツアーが終了したときも含めて購入の話がなかった。万寿台でも集合写真を撮ったんだけど、あの写真はいったいどうなったのか。ナゾ。

 

この植物園は体育館サイズの2階建てホールなのだが、温室ではないのでそこまで暑くはない。現地の人もみんなコートを着ている。

 

チマチョゴリを着たスタッフがあちらこちらのブースで説明をしているが、写真を見た限りだとなにか説明すべきことがあるのか分からなかった。あとは修学旅行?の子どもたちがいたけど、笑顔はなかった。そりゃ花を見てもねぇ。

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なおツアー全体を通してそうだったが、ここでもガイドと常に同一行動をしなければいけないというわけではなく大体の時間を決めて自由に歩き回っていいというスタンスだった。

 

この時はガイドやほかのツアー参加者の多くは1階にいて僕は2階を1人でふらふら歩いていてんだけど、なんとこの写真を撮ろうとスマホを構えていたら平壌市民の人に韓国語で声を掛けられた!

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え?外国人って現地の人と話してもいいの?というのが最初に頭に浮かんだが、そりゃこんな人混みのなかアジア顔で1人歩きしてたら現地人だと思いますよね。北朝鮮にいる外国人なんて中国にいる外国人よりも珍しいだろうし。うーん、中国語ですらいっぱいいっぱいなので韓国語を勉強するのはまだ先になりそうだ。

 

僕のスマホを指さしていたから


「そのスマホどこで買ったの?」

「そのスマホって機種は何?」

「なんで画面を触ったの?(ピント調整しようとしてた)」


とか、そんなことを聞いていたのかもしれない。

 

表情とかなんとなくの雰囲気からし「ここで写真撮ったらダメだよ」とかスマホ落とさないようにね」とかではなかったことはたぶん間違いない。

スマートフォンやカメラは現地の人にとってかなりの贅沢品らしいけど、それでも何人かは持っていてパシャパシャ写真を撮ってた。だからそこもセーフ。

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なんとも返答のしようがないので、「ah.. okay…」みたいに適当にごまかしてその場を離れた。なんだったんだろうか。

 

心臓をちょっとバクバクさせながら1階に降りてみんなと合流した。

 

 


 

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