【7月15~17日】
こちら、アルバニア北部の地図をご覧ください。
えぇ、道がないんですよね。。。
アルバニア到着の3日前くらいにこの衝撃の事実を発見しまして、
「一部区間だけフェリーを使う」
「遠回りして南の高速道路っぽい道路まで行ってみる」
「山をひたすら担いで突破」
という選択肢を考えたんですが、暑いのでフェリーを使うことにしました。
以下、入国したところからどうぞ。
あえてノーコメント。
ちょうど水が残り300mlくらいだったのでこの川で1.5L補給しました。
にしても透明度がエグい。
橋の上からだとこんな感じ。
この川に沿ってフェリー乗り場までしばらく漕いだんですが、下流には採石場が点在していて徐々に濁っていきました。この水は飲めないなぁ。
Fierzeのフェリー乗り場。バスツアーの観光客だけじゃなくて現地の人もみんなバイクや車を乗せていたのでやっぱり道はないっぽいですね。
「山を突破」という選択肢にしなくて良かったです。森と断崖しかない。
フェリーって乗っていると「原付くらいのスピードかな?」と思うけど実際は徒歩くらいのスピードなので、直線距離で40kmくらい進んでくれたと思ったらたったの10kmしか進んでいませんでした。
景色はいいけど補給スポットが皆無のうねうねした悪路を50kmほど漕いでいきます。
まぁここでテント泊しても気持ちよさそうですね。フェリーが街まで行くと思ってたからあんま食料持ってなかったけど。
この湖を南まで漕ぎ切った場所が目的地のシュコドラ。日が傾いてから完全に日没するまで意外に3時間くらいあって、わっせわっせと漕いだらなんとか8時半にシュコドラの安宿に到着できました。
シュコドラ観光。といってもモスク以外は興味ないです。
正教会の影響なのかモスクが立方体チックになっています。なのに立体感がない。たぶんミナレットが敷地の中央にあるからでしょう。あとモスクの正面に広場でもあれば奥行きがあっただろうけど、道路と接しているためか前のめりに感じられます。
色合いが中央アジアやイランと違ってヨーロッパ風? 純白というよりちょっとベージュ。
筋肉痛で歩き回る気力があまりないので宿ネコとグータラ。ここまで野犬に何度か吠えながら追いかけられたトラウマがあるので相対的にネコが好きになっています。こいつらも狂犬病を保有しうるけど、基本的にササッと逃げてくれるから大丈夫なはず。ただしズボンが薄いから爪を立てるのは止めていただきたいですね、めっちゃ刺さる。
どことなく中国っぽい。
シュコドラには2泊しました。その北のポドゴリツァへの移動は舗装状態の良い50kmほどの道のりなので3時間弱で着けました。アルバニア→モンテネグロのイミグレもほぼスルーみたいなものです。
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