スマホの中身を漁ってたら過去のアフリカ旅行時の写真がそれなりに溜まっていたので、ここに吐き出しつつ削除していきます。
「アルーシャ」
アルーシャ・バックパッカーズの屋上レストラン。WiFiは安定して使えるが、逆に階下では電波が弱々しい。
あと夜は風が吹き抜けるから地味に寒い。
西洋人にとっては適温らしいが、それはつまり僕にとって寒いということ。数字でいうと20℃くらいか
アルーシャ・バックパッカーズから徒歩10分くらいの場所に近代的なスーパーがあって、客層もほぼ外国人です。
輸入品も多く、長期滞在しても飽きない食生活を送れそうですね。
そして食料品だけじゃなく、雑貨コーナーもありました。
すげーな、やるじゃん。
品揃え豊富だし、値段も高すぎず、何より掃除が行き届いてる。タンザニアを途上国とかいって見くびったらアカンな。
……とか思ってたら停電しました。
……やっぱ途上国。
「モシ」
さて、翌日モシに移動しまして、ここからローカルなアフリカンフードを楽しんだわけです。
最初に食べた食事の感想は
「このもち米うまいな。塩がほどよく効いてて米だけでも食べれる。あと蒸してるからか分からんけど粒の形がしっかり残ってて、スープと相性がいい。」
米とチキンスープの他にも、おひたし(っぽいもの)・煮豆(っぽいもの)・食べるラー油(じゃないけどもっといい表現を思いつかない)がありましたが、「ほー、素朴なおいしさ。」という感想です。
正直「うますぎて感動した」ほどではないですが、「毎日食べれるおいしさ」くらいでしょうか。アジア料理が抜群においしいことを知っているからかアフリカ料理が相対的に魅力的ではなく映りました。
もっとも英国料理に比べれば圧倒的にバリエーションが豊かだし感動的なんでしょうけど、留学中は自炊してましたからね。
で、一応キリマンジャロのトレッキングもしたんですが、日帰りのお遊びみたいなものでした。
滝を見て「ふーん」と思い。
「これはポイ捨てじゃなくて、バナナ酒を作っている村への目印なんだよ」という説明に「ほー」と思い。
宿からキリマンジャロが見えたんですが、まあ「こんにちは」というか「ジャンボ」というか挨拶だけして。
あとはビールを片手にワールドカップの日本vsセネガルを見ていたわけです。
やっぱビールは最高。
ちょっと補足ですが、キリマンジャロ登山には1人あたり1200~1500ドルかかります。タンザニア政府に750ドル払うことが義務付けられているため、どれだけ粘り強く値切ったとしても1000ドルを切ることは不可能でしょう。
ただし学生3~5人くらいでまとめて交渉すれば、「学割」「グループ割」の要領で1000ドルちょっとまで落とせます。もっとも装備のレンタルとガイドへのチップで1200ドルには膨れそうですが。
今回の渡航で「次に来るときは友達も連れてきな。1人1000ドルで登らせてあげる」というガイドと何度か会いました。かの有名なキリクライマーズも、会社ではなくガイド個人と契約するだけで値段は変わるようです。
とはいえ僕はもはやキリマンジャロ登頂欲を喪失しているし、12万円だろうが15万円だろうが高すぎる気がするので、おそらくリベンジはしないです。
そのお金があったらビールを何リットル買えるんだか。
モシ出発。
中腹のここまで登って引き返し。
まあ良い散歩でした。
モシ市内中心部の公園。
南アジアでの「公園」とは「ホームレスの居住地で、夜中に入り込んだら出られない場所。もしくは入場が有料で警備員が見張っている庭園。」のイメージですが、ここタンザニアではヨーロッパや日本と同じような雰囲気の公園でした。
「ルショト」
ベッドのシーツが白い。すごい。
ここがフロント兼レストランなっている。基本的にずっと暗い。
初日は着いたのが夕方だったからここで夕食。なおこの日以降は食欲がなかったのでパンやビスケットを食べていた。
ここでも軽いトレッキング。というか散歩。
写真を撮る気力が起きなかったけど、午前中にめちゃくちゃ大雨が降った。熱帯雨林に分類されるのかちょっと微妙だけど、とりあえずスコール並の大雨でずぶ濡れになる。
っていうか日程がキツキツだったから休憩も中止にもしなかった。
しかもガイドに至っては「このくらいの雨は普通だよ」みたいな態度だったし。
なおこの2日後に発熱で寝込み、それ以降の予定をすべてキャンセルしました。
アリの集団。
噛まれるとめっちゃ痛いらしい。
雨の中の散歩が一段落して豪華なランチ。
と思ったらガイドは何も食べてないようで、なんか気が引ける。最初に払っておいた70ドルには道案内代とランチ代が含まれていたが、ガイドの分は計上されていなかったらしい。
別に豪華な食事も贅沢なホテルも要らないから、安いビールでダラダラしていたい気分である。現時点での僕の旅のポリシーとはつまり「安く、安く、安く」に尽きる。
「ガイド」というのは僕には不要だということがよく分かった。
丘からの眺め。「こんなアフリカ原野に憧れる人もいるのか、ふーん。」って感じ。
丘からの帰り道、ガイドが立ち止まって見ている先には
なんとカメレオンがいるそうなのだが、全然分からない。
赤線で囲って見たけど、それでも全然分からない。
クローズアップしてみよう。
いや、それでもよく分からないな。
体長20cmあるかどうか。
カメレオンはすごい。そして奴らを発見できる現地ガイドはもっとすごい。
アフリカ料理の代表作1つ「ウガリ」。
トウモロコシを粉に挽いてから練ったもので、オカラみたいな食感をしている。パサパサになってしまった芋餅の失敗作に近いかもしれない。味としてはややクセ(臭み)のある小麦粉みたいなものか。
「失敗作」なんて表現をしておいて何だが、個人的にはけっこう気に入った。特にスープとの相性がとてもいい。
ちなみに手で食べた。
あともう1つちなみに、写真では皿の置き方が上下で逆さま。撮ったあとでガイドに言われて知った。
別の日のランチ。
「ピラウ」っていう混ぜご飯で、めんつゆとツナ缶を少し混ぜて玄米を炊いたみたいな料理。実際の調理方法は違うんだろうけどね。ここでめんつゆなんて使わないでしょ。
「ナイロビ」
ナイロビではスマホを持ち歩かずに散歩していたから、写真は皆無近い。
ほぼ唯一のこの写真はサモサと揚げ春巻きみたいなやつ。なぜかこの時はめちゃくちゃ空腹だったから、できるだけジャンキーな食事をした。これで200円とかだったかな。
ナイロビ→アムステルダムの重量制限は30kgだったけど、その後のロンドン→大阪が23kgだったので量っておいた。
すると23kgをほんのわずかに超過していて、ロンドンにて本を2冊バックパックに移した。ロンドン土産がないのはこれが大きな理由です。