ヤマダイスキーの旅日記

アウトドア全般、海外移住、資格試験、ウェブ開発などの話をします

【ご報告】ブログを再始動します

お久しぶりです。世界一周から帰国してずいぶん長いこと更新が滞っていましたが、このたび大学卒業を機にブログを再始動することにしました。それに伴い、以下のようにいくつか運営方針を変更しようと思います。

 

これまで扱ってきた内容

イギリス留学、世界一周の旅行記、社会問題、言語学

 

これから扱う内容

旅行、登山、野宿、自転車、トライアスロン、各種ギア紹介、筋トレ、ベジタリアン生活、海外移住、ウェブ開発、BOT開発、株や仮想通貨、資格試験

 

これからはテック系の記事もぼちぼち載せていこうと思っていますが、とはいえメインはやっぱりアウトドア活動の報告になりそうです。具体例はまだちょっと公開できないですが、なかなかエキサイティングな企画が連続するのでご期待ください。

 

更新頻度について、理想は1ヶ月に3~4本ほど記事を出したいと思っています。しかしこれに関しては就職してからどこまで時間と労力を割けるかに左右されそうです。頻繁に更新してPVを稼ぐというよりは、重要なイベントがあるたびに徹底的に考えて思考回路をアーカイブとして保存したいです。カテゴリーとかグローバルメニューはある程度新しい記事が溜まってきてから整備します。

 

またブログの再始動に加えて、これまで外部ストレージ程度にしか思っていなかったユーチューブにもちょっと力を入れていきます。チャンネルを新しく作ったので良かったら登録お願いします。

 

www.youtube.com

 

それから過去記事のうち最近でもアクセスがあるものをランダムでツイートするBotを作成しました。主な用途は自分が過去の記事を読み直して加筆修正するためですが、興味ある方があればフォローしてみてください。(ツイート頻度は週に1回です)

twitter.com

 

ご報告は以上となります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

「ヤマダイスキーの旅日記:世界一周編」のpaperbackとebookを出版しました

皆さま、ご無沙汰しております。

 

世界一周から帰国した2ヶ月後に電子書籍を出版しましたが、なにせバタバタしていたこともあり、読み返してみると直したい箇所がたくさんありました。それから2年間授業やら就活やらでなかなか改訂するヒマがなかったわけですが、そんなことを言っているうちに卒業がすぐ近くに迫ってきていて、なんとか時間を捻出して改訂版を出版することにしました。

 

原稿を知り合いの出版社に送ってみようかと思っていると、ちょうど21年11月からAmazonが日本語版のペーパーバックも受け付けるようになったということで、今回はそのサービスを利用しました。出版ページの説明はすべて英語、サイズやレイアウトも洋書の規格ですが、完全無料で個人出版ができるのはさすがAmazonです。

 

ということで商品のリンクを貼っておきます。これがペーパーバックで、A5版が1500円(税込)四六版が900円(税込)です。値段は変わるかもしれません。A5版は文字のサイズが12ptで読みやすく、四六版は文字も本も小さいので荷物を減らしたいバックパッカー向けです。(サイズの選択が分かりにくいとのことで、現在四六版の販売を停止しています)

そしてこれが電子書籍で、600円(税なし)です。Kindleの端末がなくてもPCやスマホで読めます。

 

個人的には電子書籍のほうが手元に残る分が多いので嬉しいのですが、紙の本しか読まない人がかなりいらっしゃるようで、そこは読みやすい方を選んでいただければと思います。なお電子書籍は毎月1日に無料公開キャンペーンをしているので要チェックです。

 

せっかくなので目次だけここに載せておきますね。このブログに書いた内容もあれば、新しく書き足したものもあります。ぜひ読んで確かめてみてください。

それから本の巻末に読者アンケートもありますので、誤字脱字や分かりにくい箇所があればそちらでお知らせください。

 

まえがき
旅のまとめ
001.日本【準備の2ヶ月】
002.日本【荷物リスト】
003.中国【上海は雨だった】
004.中国【川沙と人民広場】
005.香港【ひたすら歩く、だけで良いのか】
006.フィリピン【上の生活と下の生活】
007.フィリピン【トンド】
008.フィリピン【海岸にて】
009.フィリピン【緑の革命
010.マレーシア【南京虫さんこんにちは】
011.ブルネイ【東南アジアの遊園地】
012.インドネシア【「ながら旅」ができるほど甘くはなかった】
013.インドネシア【途上国マックスの法則】
014.シンガポール【休憩スポット】
015.シンガポールマーライオンの楽しみ方】
016.マレーシア【信じるか信じないかは、相手次第です】
017.マレーシア【吐いた】
018.マレーシア【ちょっくら観光してみた】
019.マレーシア【素通りしていい街なんてない】
020.マレーシア【万人受けする街】
021.マレーシア【理想の誕生日】
022.タイ【良くも悪くも便利】
023.タイ【「べッグパッカー」旅する乞食になるな】
024.タイ【スマイルの国】
025.タイ【旅の目的】
026.ラオス【スクーターを乗り回す】
027.ベトナム【寒い寒い国境越え】
028.ベトナム【微熱決行、高熱決行】
029.中国【センター試験
030.台湾【陽明山】
031.日本【電話】
032.日本【メシと文字】
033.韓国【極寒徹夜ウォーク】
034.中国【対岸にて】
035.北朝鮮【いざ「あの国」の内側へ】
036.北朝鮮【ホテル】
037.北朝鮮平壌ツアー】
038.北朝鮮軍事境界線
039.中国【学生の特権】
040.モンゴル【寒さと遊牧の国】
041.モンゴル【回収】
042.モンゴル【大学生のノリ】
043.中国【警察に連行された話】
044.中国【越境】 
045.カザフスタン【「言語圏」そして「文化圏」】
046.キルギス【ビザビザビザビザ】
047.キルギス中央アジアの優等生】
048.キルギス【僕なりの沈没】
049.ウズベキスタン【イランのビザ】
050.ウズベキスタンゴールデンウィーク・社会人の来襲】
051.タジキスタン【カウチサーフィン】
052.タジキスタン【高原道路】
053.タジキスタントルクメニスタンのビザ】
054.タジキスタンラマダン開始】
055.タジキスタン【値段交渉】
056.ウズベキスタン【どっちかっていうと空の方が青い】
057.トルクメニスタン【世界一周の最難関】
058.トルクメニスタン【バザールと駅】
059.トルクメニスタン【俺らこんな国いやだ、ロシアさ行くだ】 
060.トルクメニスタン白い巨塔があちこちに】
061.イラン【アラブの洗礼】
062.イラン【長旅の難しさ】
063.イラン【旅を短縮することにした】
064.イラン【疑いすぎた、ごめんなさい】
065.アゼルバイジャンオイルマネー
066.グルジア【沈没するほどかなぁ?】
067.アルメニア【バイクをぶん回したい】
068.トルコ【イスタンブール到着】
069.トルコ【自転車旅行スタート】
070.ギリシャ【暑い、キツい、でも最高】
071.ブルガリア【道なき道を突破】
072.マケドニア【胃が。。。】
073.セルビア【そして出発】
074.コソボ【前進あるのみ】
075.アルバニア【「完全」自転車ツアーならず】
076.モンテネグロ【ジ・エンドは突然に】
077.ボスニアヒッチハイクしてみた】
078.クロアチア【初めての盗難?】
079.スロベニア【留学生】
080.オーストリア【ひたすらに弾丸移動】
081.スロバキア【至高のシャワータイム】
082.チェコ【ビールの国】
083.ポーランド【ここは北海道か?】
084.バルト三国【高い高い高い、急げ急げ急げ】
085.バルト三国【ビスケット大作戦】
086.フィンランド【こ、これが先進国か】
087.フィンランド【パーフェクトな野宿】
088.バルト三国【さすがは旧ソ連、にしてもさっさとせいや
089.ベラルーシ【トイレ~】
090.ウクライナ旧ソ連
091.モルドバマクドナルドという帰宅難民シェルター】
092.ルーマニア【ヒッチハイカー集団】
093.ハンガリー【休憩なんてそのうちすればいいさ】
094.スペイン【観光客よ、もっと見るべきものがあるだろ】
095.アメリカ【人種のるつぼ、犯罪、資本主義、etc】
096.アメリカ【国連本部ツアー】
097.アメリカ【日本の土】
098.アメリカ【無料の個人レッスン】
099.アメリカ【なんでこここんなに熱いねん】
100.カナダ【終焉の予感】
101.キューバ【破戒】
102.香港【デモの最前線へ】
103.日本【馴化の2ヶ月】
あとがき
読者アンケート

 

ではでは。

更新停止します

このブログの更新を停止しようと思います。

 

世界一周から半年。成人として初めてまともに過ごす日本は思っていた以上にチャンスにあふれていて、正直ブログどころじゃないという気分です。やっぱ未成年って人権がなかったんだなって。

 

活動資金は依然としてカツカツだけど、時間というのも同じくらい貴重になってきた。というか時間当たりの生産性が気になるようになってきた。

 

あとはここ数ヶ月

「専門家じゃないのに高説を垂れるな。それデマだろ」

「感情論で語るな。まずファクトチェックをしろよ」

「国民の批判能力低すぎでは?」

など思うことが多々。

 

でもね、社会を変革するより、自分が遁世したほうが簡単なんですわ。とりあえず自分の生活に余裕が出てきたら、また何かしら再開しようと思います。

 

ではでは

 

 

2022/01/30追記

更新を再開しました。

wonderfulsolution.hatenablog.com

 

ルービックキューブで暗号は作れるか

ふと、友人と宝探しでもしてみようかな、と思った。

 

このご時世でも、別々の場所で直接会わずに謎解きをするならば文句は言われまい。

 

宝探しには地図が必要であり、地図はせっかくならば暗号で書かれていたほうがよかろう。

 

暗号も、せっかくだから文字や数式なんかじゃつまらない。そう、ルービックキューブで暗号を作ってみようと思った。

 

 

だってこれを見たまえ。

 

 

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「昨日の2時3分、雨上がりに空中浮遊してたら、壁の買ってきたクロワッサンをTシャツで遠くまで踏みつぶしちゃって、もう彼には頼めないだろう」

 

ぐらいの文字列が埋め込まれていてもおかしくない雰囲気じゃないか。

 

 

 

調べてみると、ルービックキューブはおよそ「4.33×10^18」通りの組み合わせが可能らしい。

ルービックキューブ 組み合わせ数 計算方法 - Let's have a hobby!

 

 

4325京。

 

 

「は?」と思ったので、試しに

 

「1回も同じにならないよう注意しながら、毎秒4.33回のペースで回転させる」

 

という想定で計算してみた。

 

 

すなわち、4.33×10^18 を

 

4.33×60(秒→分)×60(分→時間)×24(時間→日)×365(日→年)

 

で割る。すると、出てきた答えは

 

31,709,791,984 年

 

すなわち、317億年ですべての組み合わせを網羅できるようだ。

 

 

 

は?

 

 

 

さらには部品を取り外して別の場所に戻すのもオッケーにしたら、これの12倍の組み合わせになるそうな。

 

 

そんな小宇宙みたいなオモチャなのである、こいつは。

 

 

 

さて、どんな暗号を作ったろう。

 

 

 

まず最初に参考にしたのは、点字

 

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点字 | 点字について | 社会福祉法人 名古屋ライトハウス

 

 

縦の1列は白のまま。1つの面に2文字を含め、1文字目は赤、2文字目は緑。重なっている部分はオレンジを使う。

 

(3文字目を含めるケースも考えてみたが、法則がごちゃごちゃになるので説明は省く)

 

たとえばこれは「サッ」と「ホロ」ということ。半濁音も入れれるけど今回は省いた。

 

 

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しかし、せっかく6つの色・3つの列・3つの段があるのに、たった2文字のカタカナしか含められないのはもったいない。また「1文字目は赤、2文字目は緑」などという色の使い方は、あくまで作成者の恣意的な順序付けにすぎない。そもそも、点字を参考にするなら一覧表を見ながら作成・解読しないといけない。

 

 

モールス信号も同じようなもので、どうしても情報の密度が低くなる。そして長々としたルール説明も必要になる。

 

 

 

次に思いついたのはハングル。しかしこれも、すべての日本人がパッと判読できるわけではない。ハングルを参考に独自の文字体系を作ることもできるが、それもまた作成者の甘えである。

 

 

アラビア語もそう。皆さんご存じのように、アラビア語では子音しか表記されていない。日本語でいう漢字のルビみたいに、例外としてコーランや児童向けの絵本なんかに母音記号が書いてあるだけである。アラビア語みたいに子音記号だけをルービックキューブで表そうと思ったが、これまた順番が恣意的になってしまうのでよくない。

 

 

 

 

 

やはり使うなら五十音表だろうか。

 

 

ということで、時計回りに「ア行、カ行、サ行、タ行、ナ行、ハ行、マ行、ラ行」と振って、色をそれぞれ「赤はa、緑はi、オレンジはu、青はe、黄色はo」としてみた。

 

また残った「ヤ、ユ、ヨ、ワ、ン」と「濁音・半濁音」をセンターキューブの役割にする。(ヲや長音記号や拗音は除いた)

 

例えば

 

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これは「ガ」。

 

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これは「モ」。

パピプペポとバビブベボの区別はできないが、そのくらいはしゃあない。

 

ヤユヨとかごちゃごちゃした説明も、ここでは省く。正直なんだっていい。 

 

 

これなら判読が簡単だ。

 

しかし、やはり情報密度の低さが気になる。さっきの点字を使ったやつのほうがよい。というか普通にカタカナで紙に書いたほうがよい。(暗号とは)

 

 

 

そもそも、色というものに万人が納得できる大小関係や順番や意味がないのが問題なのである。

 

 

 

うーーん、といろいろ考えてみたが、それなりに作成しやすく解読の難易度も適切な、ちょうどいい打開策が浮かばない。

 

 

 

ルービックキューブ 暗号」でググってみたが、1つもヒットしない。

 

 

“rubic’s cube encryption”でググってみたが、「各パーツに紙を貼って文字を書き込み、バラすことで暗号化する」という、ちょっと趣旨の違うことが出てきた。

A Rubik’s Cube encryption challenge – Klausis Krypto Kolumne

 

その暗号化が数学的にどれほどの強度なのか、というので学位論文を書いた人もいるらしい。これが学部生なのか大学院生なのかは不明。

https://epublications.regis.edu/cgi/viewcontent.cgi?article=1511&context=theses

 

 

ただし、僕がやりたいのは、自然言語をキューブの色の組み合わせとして「翻訳」する方法であって、キューブ本体に紙を貼り付けて「保存」することではない。 

 

 

 

 

うーん、いっそ表音文字をやめて、表意文字にでもしてみるか?

白をすべての始まり、赤をすべての終わりにして、その経路を物語にするとか?

 

 

うむむ、それでは解釈の幅がありすぎる。オレンジとか何やねん。

 

 

 

 

ここまでの問題点を簡単にまとめると、「情報密度が低く、翻訳したあとの分量が増える」ということである。せっかくの宝探しの地図に、ルービックキューブの面が10も20も並んでいるのは萎える。せめて3つくらいにしたい。

 

 

 

ということは、そもそも翻訳する情報を絞ればよさそうである。

 

 

 

そう、「緯度・経度・部屋番号」の3つであれば、すべて数字で済むから短くなりそうだ。

 

 

 

ということで、試しにグーグルマップを開いて京都の鴨川デルタの緯度・経度を調べてみた。

 

35°01'47.3"N 135°46'18.4"E

 

だそうな。

 

 

ちゃんと「鴨川デルタ」と書いてあるし、さらには「24時間営業」になっているあたり、グーグルは偉い。

 

 

まぁよい。35.01473 と 135.46184 なんだが、日本国内なら経度は下2ケタにしてもいいだろう。

 

あとは有効数字だが、だいたい日本付近で緯度・経度の1度は91kmくらいである。(赤道付近なら111km)。だから小数第4位が1違うと、実際には9.1mの誤差となる。これだとちょっと大きいのでやはり小数第5位まで使うことにする。

 

 

では、この7ケタの数字をキューブでどうにか表現していこう。

 

 

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まずは6つの色について、白(W)を0、赤(R)を1、緑(G)を2、オレンジ(O)を3、青(B)を4、黄(Y)を5、ということにする。0~5しかないので6進法ということになる。

 

また、数字を当てはめる順番も、上段の左から右、中段の左から右、そして下段の左から右、とする。

 

この2点については決めてしまうしかない。

 

 

さて、経度の 3,501,473 (10) を6進法に直すと、203,014,305 (6) になる。

同様に緯度の 3,546,184 (10) を6進法に直すと、204,001,304 (6) になる。

 

 

わざわざ計算するのかぁ面倒だなぁと思ったら、こんな便利な電卓があった。宝の地図にあるまじき計算ミスも、これで防げる。

進数(基数)変換機 - instant tools

 

なお、9ケタまでの6進法だと 6^9-1=10,077,695 (10) までしか表記できない。東経の百の位を削ったのはそのためである。

 

 

 

鴨川デルタだから、部屋番号とかはよいだろう。

 

 

 

つまり、あそこの位置情報をルービックキューブで表現するなら

 

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これが東経で

 

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これが北緯、ということになる。

 

 

 

 

やったぁ

 

 

 

 

最初のデータが近いこともあって、けっこう似るものである。

 

 

 

 

まぁ暗号化できたとはいえ、そもそも隠す宝をどうすんねんっていう話ではある。

 

むしろその方が大事だったりする。

 

 


ってか、これ宝が隠してある場所を示すというより、自分でぐちゃぐちゃに崩したルービックキューブが指し示した場所に行かないといけない、とかいう使い方のほうが正しい気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

罰ゲームでやるかぁ

長期スケジュール

最終更新 2020/4/20

 

新型コロナの影響で予定が立てにくい状況ではありますが、理想としてはこんなスケジュールで生きています。 

 

2020年

1月 東京・福島周遊

2月 バイト開始(3つ)

3月 バイク購入、中国語勉強(4級相当)

4月 読書と執筆、中国語勉強(3級相当)、ロシア語とスペイン語

5月 吉田寮部屋割り当て・大阪の下宿引き払い、大阪のバイト2つ終了

6月 北陸で治験、シベリア渡航(6/20~)

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7月 ウイグル自治区に入境しなかった場合の帰国(7/30)。シベリア渡航中止の場合、プランA(バイク日本一周)、プランB(ホテルで住み込みバイト)、プランC(お遍路)

8月 ウイグル自治区に入境できた場合の帰国(8/16)、シベリア渡航中止の場合、プランD(気象予報士試験1回目(8/25))

9月 夏インターンTOEIC、京都でバイト追加(1つ)

10月 復学・研究室配属、英検1級一次(10/11)

11月 英検1級二次(11/15)、中検3級(11/29)

12月 スペイン語、就活開始

 

2021年

1月 期末試験、気象予報士試験2回目(1/24)

2月 中南米バイク縦断、OB訪問

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3月 中米は状況次第でカットして3月中に帰国

4月 トライアスロン?、北朝鮮勉強会開始(毎月)

5月 

6月 就活終わり

7月 期末試験

8月 北東アジア大学生平和交流プログラムで訪朝、気象予報士試験3回目(8/22)

9月 

10月 

11月 

12月 

 

2022年

1月 期末試験、気象予報士試験4回目?

2月 第3回南アジア旅行(2~6週間)

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3月 帰国

4月 就職、東京に引っ越し

 

2022年1月追記

いやー全然この通りに行きませんでしたわ。予想以上にコロナが長引いて、ロシアやインドに限らず海外渡航なんてまるで選択肢にもならなかった。それからコロナどころじゃなく、中南米バイク縦断はバイクの経験(故障したときの応急処置とか)が乏しいのと、圧倒的な資金不足(まぁ50万円はかかるでしょう)によってそもそも実現困難でした。

その代わりに株や投資信託を始めたり、アプリをリリースしたり、書籍を出版したりと想定外の経験をすることができました。こういう不確定要素みたいなものが人生の醍醐味ですね。

【保存版】改めて東京オリンピックのヤバさをリストアップしてみた コロナでかき消された黒歴史

2020年。ついに何かと物議を醸している東京オリンピックの開催年になりましたね。こりゃもうあれでしょう、世界が注目するなか盛大に失敗して、昭和と平成の膿を出し切って、心機一転世代交代していきましょう。

 

もうね、オリンピック関連のニュースがひどすぎる。見てらんない。

「いったい誰がどんなロジックでそんな決断を下したんだ?」

「ちゃんと考えたのか?もっといい案あるだろ?」

「誰か止められなかったのか?」

みたいな感想を毎回抱くわけですが、それはオリンピックに限らず日本社会の現状なわけで、受け入れるか無視するか、それか後世に伝えるために文章でまとめておくしかないのでしょう。

 

今回「これまでの不祥事をまとめたサイトってあるのかな?」と思ってちょっと調べてみたのですが、特に見つからなかったので僕が作ることにしました。なお出典元のニュース記事をたどってみると「提供者の意向により削除されました」と表示されていることも多く、これからもいろいろ削除される可能性が高いため、できるだけリンクより文章中心でまとめることにしました。ちょっと読みにくいかもしれませんがあしからずご了承ください。

 

 

基本情報

まずは基本情報からまとめていきます。

公式ホームページによると、オリンピックの開会式と閉会式がそれぞれ7/24と8/9、パラリンピックの開会式と閉会式は8/25と9/6だそうです。

オリンピック競技スケジュール|東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

 

コンセプトは「都市の中心で開催するコンパクトな大会」だそうです。

 

ポイントとして

・大都市の中心にかつてないほどコンパクトな大会を開催へ!

・選手村を都市の中心に配置、最短の移動時間が可能なコンパクトで集中した会場配置!

・85%の競技会場とすべてのIOCホテルは選手村から8km圏内に配置!

・1964年大会のレガシーを語り継ぐヘリテージゾーンに新しい五輪スタジアムを新設!

・未来に向けて発展する東京の姿を象徴する東京ベイゾーン(臨海地区)には9つの恒久競技会場を新設!

などが挙げられています。

 

新国立競技場

特に大きく議論が巻き起こったのは、やはり何といっても「五輪スタジアム」でしょう。そもそもはザハ・ハディド氏のデザインしたこんな流線形の巨大スタジアムを1,300億円で建設する予定でしたが

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【動画】開催決定2020年東京五輪のメイン会場 ザハ・ハディドによる新国立競技場デザイン案が話題に

 

「資材の高騰もあって、やっぱり工費は3,000億円かかりそう」

「開閉式の屋根とか可動式の観客席とか、デザインが高度すぎて工事が難しい」

「だけどデザインの奇抜さが招致された大きな理由なのでは?変更していいの?」

などなど議論が迷走。

新国立競技場計画を迷走させた5人の男 すったもんだの末、白紙撤回 (1/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

迷走する新国立競技場。ザハ案になぜ決まり、白紙撤回されたのか|その他競技|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 

安藤忠雄氏を含む14人の有識者会議が発足し

「ザハ案は白紙撤回」

「大会後は多目的スタジアムとして活用する」

直下型地震へのシェルター機能も備える」

などの議論を政府や国民に共有せず進めていきます。

 

新コンセプトに基づいた計画が発表されると、今度は

「総工費1,550億円は高いんじゃないのか」

「いや、この工費は"目安"です」

東日本大震災の復興で資材費も人件費も高騰している」

「いや、それならそもそも東京にこんな立派なスタジアムは要らないのでは?」

「スタジアム本体、周辺整備に加えて"関連経費"の280億円ってなんだよ!」

「維持費が年間24億円って採算取れるの?」

「そもそもアスリート目線が欠如している」

「グダグダ議論していると竣工が間に合わないよ」

などの批判が続出。

 

基本的な考え方を8項目に絞りなおした上で再度デザインが公募され、最終案のうちA案が採択されました。

隈研吾さんてどんな人? 新国立競技場のデザイナーは「負ける建築」で知られていた | ハフポスト

国立競技場 - Wikipedia

 

ところがこのA案も、計画時には1,490億円の予定でしたが、工事を進めるうちに費用がぐんぐんかさみ、ついに2,500億円にまで達します。

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これこそまさに「やりがい搾取」ですね、時代を象徴しています。 

 

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これのどこか「コンパクト」なのか、と国民のみんなが思ったことでしょう。

 

そしてこれはあまり報道されませんでしたが、実はスタジアム建設のためにマレーシアの熱帯雨林を伐採したため、ドイツとスイスの日本国大使館に14万人分の抗議署名が送られた、ということもありました。

Japan urged to stop using deforestation-linked wood for Olympic stadium

 

東京オリンピック問題、もちろんこれだけでは終わりません。

 

 

有明体操競技

大会のメイン会場以外にも、さまざまな会場が批判の対象になりました。

 

例えば有明体操競技場。ここのイスは写真を見ると分かりますが、直角で硬いため長時間座っているとお尻や腰が痛くなり、「クッションを持参すべき」なんて感想もありました。背もたれは20cmの低さで奥行きもないですね。しかも通路は狭く、トイレの数も少ないらしい。。。

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客席少々痛めクッション持参も/五輪体操会場体験記 - 五輪・一般ニュース : 日刊スポーツ

 

そしてなんと公式ホームページでは「大会公式の座布団を1万円で販売」しているんだとか。クラウドファンディングにも程がありますね。

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【東京オリンピックパラリンピック】有明体操競技場の木製椅子が痛い! | オトナ女子スタイルアップブログ

 

 

トライアスロン

そしてトライアスロン大腸菌まみれ」のお台場で開催するのでは?という話がありました。

 

「過去18年間毎年同じ会場で開催しているが、体調不良は一度もない」

「測定する時期や天候によって国の水質判定基準を超えることはあるが、それでも大腸菌は無害であるし、会場として使える」

東京五輪 トライアスロンの会場は“大腸菌の海”? - ライブドアニュース

という公式見解がありつつ、

「いや、それでも汚いやんけ」

「だって東京23区って下水路と雨水路を分けてないんでしょ」

「3重のスクリーニングなんてできるの?」

「どうせフジテレビの近くで開催したいだけじゃないの?」

お台場 五輪 トライアスロン会場 大腸菌 基準値超え 対策は? 東京2020これでいいのかvol.5 - 書く書く しかじか

東京五輪トライアスロンの舞台に“大腸菌”も1日で改善...なぜ短期間で乱高下?専門家に聞いた - FNN.jpプライムオンライン

小池都政に暗雲:大腸菌だらけのお台場の海でオリンピックできるの? – アゴラ

という意見も。 

 

 

ラソン札幌移転

お次はマラソン。これは

「夏の東京なんて暑すぎてマラソンなんてできっこない」

という理由から札幌に開催地が移転されたんですが、それについては

「田舎すぎてコース周辺に何もない。選手のメンタルが削られる」

「札幌だって夏はけっこう蒸し暑いから大変でしょ」

「コンパクトな大会なんじゃないの?首都圏でできないの?」

などの意見がありました。

五輪マラソン移転 民放キー局の「札幌ディス」にツイッターで反撃の大波:北海道新聞 どうしん電子版

 

はっきり名指しするなら「ミヤネ屋」「ひるおび」「とくダネ」の炎上です。(あまりいい動画が見つからなかった) これは本当に大炎上しましたね。

www.youtube.com

 

【札幌でマラソン】とくダネ!ひるおび!ミヤネ屋に批判集中…「札幌dis」のタグが話題に!【札幌は悪くないのに】 | 気になるアレコレ屋

 

札幌市や北海道が招致したわけでもなんでもなく「東京でできそうにないから札幌でやってください」とお願いされたのに、こんなことを言われたらそりゃブチ切れますよね。

 

だけどこの炎上後しばらくすると「札幌dis」が「札幌discover」に読み替えられたりもしてて、いやいや道民の皆さんさすがに優しすぎでは?と思いましたね。それから「お前ら北海道バカにしたら襟裳岬でぶん殴るぞ」というツイートが個人的にツボだったので、よかったらあとで検索してみてください。

 

これには続報もあって、なんとコースのうち北大構内の一部区間の補修は「北海道大学が費用を負担」するそうです。そんなの東京が払えよ。

北大構内の五輪マラソンコース、補修は札幌市 費用は大学負担:北海道新聞 どうしん電子版

 

暑さ対策

札幌にマラソンが移転された話もそうですが、そもそも東京で「暑さ」に対してどんな策が講じられていたのかというと

  • 道路脇にアサガオを植えることで涼しい印象を与える
  • 打ち水やミストシャワーで体感温度を下げる
  • 甲子園名物のかち割り氷を配る
  • ラソンのゴール地点に氷風呂を用意する
  • ラソンコース沿いの店はエアコンを最強にしてドアを開け放つ
  • 特殊な塗料で温度を下げる
  • 開催時間を早朝や夕方からに変更する
  • 風鈴で涼しさを演出
  • 眩しくなるけど遮熱性の舗装にする
  • 両手も使える笠を普及させる

などなど。

 

【衝撃】東京オリンピックの会場周辺で行われる暑さ対策がヤバすぎると話題に…

五輪の暑さ対策、かぶる傘を試作 東京都の小池知事が明らかに | 共同通信

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もうね、コメントは控えさせていただきます。 

 

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ボランティアの制服

「正気か?」「すでに暑さで頭やられてるのか?」って感じですよね。
 

そもそもなんで夏のオリンピックを1年のうちで一番蒸し暑い時期に開催するのか、なんで前後の時期にずらせなかったのか、という疑問も当然沸くわけですが、理由は簡単にいうと「放映権」のようです。秋はヨーロッパでサッカー、アメリカで大リーグが佳境を迎えるため、放映権を奪い合うことになります。

 

なお1964年の東京オリンピックは10月10日から開催だったようですね。しかも今より涼しかっただろうし。こりゃ海外勢は大変だ。

 

ちなみにこれは虚構新聞です↓ 

「暴れる猛暑、護摩で調伏」 五輪期間中、祈祷師3千人配置へ

・暑さ対策で祈祷師3千人を配置

ってのを上のリストに混ぜてもバレなさそう。たまには虚構でも織り交ぜないとやってられないですよ。

 

 

五輪ボランティア

そんな暑い中でも大会運営にはスタッフが必要なわけですが、これまたヒドい話の連続でした。なんならこれが一番ヒドかったかもしれません。なにせ政府が「働き方改革」なんて言っている最中でしたからね。
 

募集8万人のところに20万人が応募し、11万人が採用されました。しかしこれはあくまで"無償"のボランティアであり、医療スタッフや通訳などのプロであっても"無償で""自発的に"働かされます。しかも原則10日以上。もちろん交通費と滞在費は自己負担だそうです。なおユニフォームと飲食(1日1回)と保険は支給されるそうです。

 

大会期間中は医師・看護師もアドレナリンが出て、踏ん張りがきくと思います。ただ普段から疲れている人たちなので、終わってしばらくしてから目に見えないところで影響は出てくると思います。

五輪の医師、無償でいいの? 組織委判断に医療界当惑|オリパラ|NIKKEI STYLE

 

給料はもちろん、労働環境も論外です。

暑さ対策は基本的には自己管理としつつ、研修内で休憩の重要性を伝えるほか、水分補給のための環境づくりに努める。

早朝に行われる競技については、ボランティアの会場入りが始発の交通機関でも間に合わないため、終電での会場入りを想定。

第4回ボランティア検討委員会 開催 | 東京2020オリンピック・パラリンピックボランティア | ボラサポ

 


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読売新聞。2018/6/12

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「ブラックだと思うなら申し込まなければいい」だそうです。至言ですね。

 

またこの件で批判されたのは、ボランティアは完全無償なのに、ボランティアの募集・研修・人材派遣を担当していたパソナグループには多額の契約金が払われたのではないか、という点でした。「民間の会社だからそれは秘密」ということで詳細は分かりませんけど。

 

しかも途中からタウンワークにて、これまで無償で募集をかけていた仕事とまったく同じ案件を時給1,600円で募集し始めており、「不公平では?」という当然の批判が出ています。

 

ボランティア研修では「パートナー企業に配慮して」協賛社以外の商品を持ったり着たりしないでほしいという呼びかけもあったそうです。

スポーツ飲料、投稿するなら配慮して 五輪ボラ研修開始 - 東京オリンピック:朝日新聞デジタル

 

あと大学生はボランティアとして参加すると「単位」が認定されるという話。

「いやいや有償にしろよ。学徒動員ですら給料はちゃんと払われていたぞ」

という批判がありました。

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 (セリフの続き「大学が単位で誘導するようなやり方は望ましくない」)

 

学生だけでなく児童生徒も駆り出しているという批判がありましたが、どうやらそれについては誤報のようです。

都内の公立校(幼稚園~高校)は、希望が通れば学校単位でオリンピックが観戦できる。ただしその場合は、夏休み中とはいえ参加しないと欠席扱いになる。

東京オリンピックに子どもと教師を“動員”? 都担当者は「ありません」 | ハフポスト

 

 

そもそもオリンピックの経済効果を狙うのであれば、五輪ボランティアにちゃんと給料を払った方が断然良いに決まっています。11万人に2週間前後の労働で20万円ずつ払うとすると必要な予算は220億円。出す気があるならこのくらいなんとでも工面できるはずです。何が「日本の未来を応援」なんでしょうか、パソナさん。

  

そもそも当初は約8,000億円で済むとされた五輪の開催経費は、今や3倍以上の3兆円規模にまで膨れ上がっています。五輪が終わるころには気づけば4兆円を超えているかもしれませんね。

東京五輪パラ経費、総額3兆円か 国支出8千億円と検査院 | 共同通信

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結局のところ、年金暮らしのご老人には税金なんて知ったこっちゃないんでしょう。この3兆円だか4兆円だかは若者が負担することになるんでしょう。

 

ホテル問題

ボランティア募集のところに「宿泊は自己負担」とありますが、実は首都圏ではオリンピック期間中の宿が取れなくなっているそうです。

 

 

というのも会場周辺のホテルは大会組織委員会がほぼ押さえているためで、直前に余った分だけがキャンセルとして開放されるらしいのです。しかも東京都心だけでなく、首都圏広域で予約が取りにくくなっており、さらには便乗値上げのような動きも相次いでいます。

首都圏ホテル、五輪中の予約できず 組織委仮押さえ :日本経済新聞

【東京オリンピック】一般の人が泊まれるホテルがない!組織委員が会場周辺の4万6千室を仮押さえで炎上! | こぐま速報

 

そして選手や大会関係者が寝泊まりする宿泊棟は、ベッドが段ボールでできた「簡素」というか「貧乏」なつくり。「大会後に別のスペースとして活用できるように」ということですが、はたして寝心地はどうなんでしょうか。

宿泊棟(21棟3850戸)は4街区からなり、五輪は約1万8千人、パラリンピックは約8千人の選手や役員が滞在。
ベッドフレームは環境に配慮し、段ボール素材でつくられている。全体を藍色を基調に装飾する。 

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五輪選手村のベッドなど公開 段ボール素材で環境に配慮 - 東京オリンピック:朝日新聞デジタル

 

 

その他、細かい忖度と便乗

20年5月から、東海道・山陽・九州新幹線では大型スーツケースの持ち込みに事前予約が必要になるそうです。セキュリティー対策も含めての措置だそうですが、予約なしの場合は追加で1,000円がかかります。

 

また混雑緩和として首都高は1,000円の上乗せ。それでも混雑が予想されるため、小池知事は「船でも移動できるようにしたら?」という案を出しました。「普段の通勤通学でも使えるじゃん」ということです。

五輪の混雑、船通勤で解消!? 小池知事「舟運は、江戸時代からの交通手段。古くて新しい交通手段としてよみがえるきっかけになれば」 

 

それから無料で回収したパソコンなどからメダルを製作、という話もありました。これについては「戦時中の金属の供出か」という批判がありましたが、まぁリサイクル精神でけっこうなことなのではないでしょうか。そのくらい大目に見てあげましょう。

www.toshi-kouzan.jp

 

 

あとは大会エンブレム問題ですね。すごく最初の最初に勃発した問題だったので記憶の奥底にありますが、揉めていたといえば確かに揉めていました。

【盗作?】東京オリンピックエンブレム問題まとめ【佐野研二郎】

  

 

最後に、東京オリンピックの招致には多額のワイロが使われていたらしいという話があってフランス当局も認めていましたが、「さもありなん」って感じですよね。もはや驚きでもなんでもないです。

「東京オリンピック招致委、IOC実力者に2億4800万円」 フランス検察当局認める | ハフポスト

 

 

その他出典

東京オリンピックまとめ【やめたら.マラソンで札幌バッシング.協賛企業以外投稿禁止.ネット反応 - NAVER まとめ

 

 

誰か、オリンピックが全部終わったらこの顛末を本にでもまとめてください。それか映画にしてください。もうひどすぎてひどすぎて、ネタとして昇華するしかないでしょこんなの。何より選手がかわいそうです。

 

※記事の内容に不備がありましたらコメントで教えてください。

【近況報告】本を出版した話など

えー、本を出版したんですが、それ以外にもいろいろ起きていまして、ここに書いておきますね。

 

1、JICAインターンの結果

実はハンガリーにいるときにJICAのインターンの書類審査に応募していまして、その一次審査は通過していました。すごく簡単に説明すると2ヶ月くらいグアテマラで農村調査をするっていうプロジェクトです。10月末にそのスカイプ面接があって、その結果が11/25に発表されていました。

 

結果は「有資格者」。まあ補欠合格みたいな扱いなんですが、なにせ枠が1つしかないのに僕以外に書類を通過した2人とも「合格」となっているようで、そりゃ1人が辞退しても僕には降ってこないだろうなと思っていました。いちおう12/5に研修があったらしく、それまでに僕に通知がこなかったということは繰り上げ合格はなかったということでしょう。

 

どこまで明らかにしていいものか分かりませんが、しかし正直なところ僕はあまり乗り気ではありませんでした。もちろん「農村調査に求められるスキルが大学院生レベル」というのはひしひしと感じていて「僕には専門性なんてないからなぁ」とは思っていましたが、それ以上にきつそうだったのが「航空券代10万円までは自己負担、それを超える分についてはJICAが負担」というもの。しかも格安航空券は使っちゃいけないそうです。中米との往復なら軽く10万円は超えますね、うう。

 

3/31までは「有資格者」という身分が続くそうで、類似するプロジェクトがあれば相談がくるかもしれないということです。むしろやったぜ。あと、面接には落ちましたが書類は通っていまして、参考にしたい方がいればご一報ください。(これさすがに全文ネット公開したらあかんよな?)

 

2、本を出版しました

これを近況報告という観点で、タイムライン形式で書こうと思います。

 

そもそも世界一周中は、

東南アジア→特にそこまで記録しておらず、気が向いたら紙の日記に書く。

東アジア→ブログをそれなりに更新。紙の日記はほとんど書かない。

中央アジア→ブログをそれなりに更新、それと同時に毎日紙の日記を書く。

ヨーロッパ→毎日紙に日記というか記録、それをのちにポーランドなどでブログに書く。

というように記録を残していたんですが、ハンガリーやスペインのあたりで「よし、これは記録をまとめて帰国したら出版するぞ」と思うに至ったわけです。まず9月中の記録はすべてGoogle Documentに書き込み、10月に帰国してからの3日くらいで電子データもすべてGoogleドライブ上にあげ、そこから書き始めました。

 

10月、11月はヒマさえあればずっと旅行記を書いていました。この2ヶ月間も「日本での記録」として紙の日記を書いているんですが、合言葉のように「旅行記を書いた」というフレーズが出てきます。もっとも「ヒマさえあれば」ってヒマではなかったですけど。だって電話番号も住所もなく、復学はできず、バイトも決まらず、探検部や農薬ゼミには普通(?)に出席し、11月祭があり、そりゃなかなか書き進められなかったですね。それでもあとで振り返ってみると1日平均A4で2ページ以上書いていたっぽいです。頑張りました。

 

で、なんだかんだ12/2くらいに「まぁ原稿8万字あるしこれで完成でいいかなぁ、でももうちょっと書くことあるし校正もまだまだだなぁ」程度になり、ひとまずKindleの規約などを確認しました。ここまではKindleと有料noteの同時公開を考えていたんですが、そういえばKindleは90日間の独占販売というものがあって、noteで同じ内容を販売してはいけないんでした。ということでnoteでは「ヤマダイスキーの写真集」をすることにしました。これは随時更新です。基本的に無料公開にします。

 

Kindleについて、やり方を確認してみるとけっこう簡単そうだったけど、実際にやってみるとトラブルが多いものです。特にWordファイルをアップロードするのにずいぶん手間取っていましたが、なんとか4日目に光明が見え(別記事参照)、12/5に1回公開。だけど色がちょっと薄いとか、誤字じゃないけどちょっと変更したいことがあって、12/6に再出品しました。

 

ちなみに12/3に家にポケットWiFiが届いたんですが、それまではネットがなかったのでマクドとか図書館で作業していましたね。平日夜の駅前のマクドとか、うるさくてたまらなかったです。京都にいるときは探検部の部室か図書館横の自習室24でやっていました。

 

3、バイト

いやぁね、恥ずかしい話ですが、バイトをしてみようかと思っていくつかのホテルに応募しまして、「とりあえず面接をしましょう」というまでは進めたんですよ。でも全落ちしましたね。いや、面接を受けたのは2つだけだったんだけど、それ以外でも「いや、学生はいらんよ。しかも休学中?長くて1年も働けない?話にならないね」みたいな。もちろんさすがにこんな直截的な表現はしてなかったけど、こりゃ何回受けてもダメだろうな、と。

 

バイトはホテルじゃなくてもゲストハウスでもいいんですが、なにせ僕のスケジュールが先が読めないものですから、2ヶ月先にいきなり海外に行く用事が入るかもしれないですから、フレキシブルな職場じゃないといけないんですよね。それでいて英語なり僕の得意分野を活かせる仕事、将来になんかしら繋がりそうな仕事。これがなかなか見つからないもんです。しばらく休憩してから長期のインターンでも探してみます。

 

が、まあいいです。とりあえず12月と1月はバイトはしないつもりです。最近やりたいのはWikipediaの翻訳とか、小説の翻訳(英語→日本語)と出版とか、スペイン語の勉強とか、探検部のホームページ開設とか(今もあるけど古すぎる)、普通に小説を読むとか、ランニングとか、そういうことです。これはまた事後報告しましょう。

 

それでは。