ヤマダ=イスキーの旅日記

京大を休学して世界一周しています。今はヨーロッパ。

北京からウランバートルまでの鉄道移動

北朝鮮から北京に戻ってきた僕は、イギリス留学中に知り合った中国農業大学の人たちと再会し、ついでに寮に泊めてもらい、そしてモンゴルに向かった。

 

北京からウランバートルまでは飛行機で飛んでしまえば簡単なんだがそれはつまらない。あと平壌からできるだけ西まで陸路でつなげたい。なので鉄道を利用する。

 

基本的に移動方法は
・北京からウランバートルまでの直通国際列車
・中国、モンゴルの国内列車2本を国境で乗り換え
の2種類あるんだけど、このうち下のほうが面倒だけど安い。


また二連に夜に到着すれば揺れないベッドで一晩なり二晩なり寝ることができる。
なので今回は国境乗り換えの方法について紹介する。

タイムライン

ちなみに2/23は土曜日。

2/23 07:30 北京駅発

2/23 20:30 二連駅着

2/24 09:00 二連の宿チェックアウト

2/24 11:30 二連バスターミナル発

2/24 12:40 ザミンウード着

2/24 18:00 ザミンウード発

2/25 09:00 ウランバートル

 

北京→二連

まず北京から中国国境の「二連 / アーリャン」までの移動。これはネット上で予約することも可能だが、北京駅で「K23、北京→二連、(日付)、一人」みたいにメモに書いて渡しても問題なく買える。せっかく日本人なんだから筆談をフル活用してみるのもいいし、なんなら中国語でチケットを買うのも楽しい。141元だから2400円くらい。

f:id:wonderfulsolution:20190420121929j:plain

「加2車」となっているのは、国際列車が何両も繋がっているところに国内列車が2両だけ「加えられてる」から。あと「硬臥」とはいえクッション性はあるから寝れる。

f:id:wonderfulsolution:20190420130152j:plain

夜の二連駅。めっちゃ寒い。改札前で宿のおばさんが客引きをしていて簡単な英語なら通じるようだったので泊まることにした。トイレはめっちゃ汚いし部屋も埃っぽいけど40元なので許せる。WiFiも遅めだけど通じる。

f:id:wonderfulsolution:20190420130427j:plain

モンゴルからの帰りでもここに泊まったんだけど、ちょうどリノベーションをしているようでさらに埃っぽかった。でも優しいおばさんだし外国人慣れしているっぽいし1泊ならいいかも。

 

国境越え

次に中国とモンゴルの国境、つまり二連からザミンウードまでの移動。

これが個人的によく分かっていなくて不安だったけど、このバスターミナルに行けば普通にチケットが買える。あと徒歩での国境越えはダメ。距離的には歩けるけど。

僕はここに9:00くらいに着いたんだけど「11:30と13:30とどっちにする?」みたいに言われたので、だいたい日中は2時間に1本くらい出ているのかもしれない。(あとここの時計はだいぶズレてる)

f:id:wonderfulsolution:20190420122448j:plain

バスだと40元。タクシーやジープだともう少し高い。

ちなみにジープだと国境審査のところで引き返してしまって詰むという話を聞いたが、バスだと基本的にちゃんとザミンウードまで連れて行ってくれる。地元の人が多いから変なことをできないんだろう。

ってか陸路の国境越えで「バスがいなくなる」っていうのがたまにあるんだけどどういう神経をしてるんだろうな。ゴネれば場合によっては国境審査を終わるまで運賃を払わないというのも可能。

f:id:wonderfulsolution:20190420123253j:plain

出入国審査はちょっと時間がかかるけどスムーズに終わる。何度かバスが止められてイミグレの職員が入ってきて「パスポートの顔写真ページ見せろ」とか「中国スタンプ見せろ」とか「モンゴルスタンプ見せろ」とか言ってきたけど、周りの現地の人と同じように見せたら大丈夫。

ちなみにモンゴルのスタンプはパスポートの一番後ろのページの一番下から順番に押していくみたい。

 

ザミンウード→ウランバートル

そしてザミンウードからウランバートルまでの移動。実はモンゴルの国鉄は公式ウェブサイトがあってチケットをそこで買えるようにしているんだが、問題なのはサイトがモンゴル語で書いてあること。つまり買えない。

ただし毎日ちゃんと運行しているようなので、国境を越えてザミンウードに着いたら駅の窓口にて当日券を買える。出発は18時なので入国審査でグダグダしても十分に間に合うし、よっぽどのことがない限り満員にはならないだろう。

むしろ二連の宿で昼までグダグダしていても間に合うし、寒い時期ならそうした方がいいかも。ザミンウードの街は小さいので6時間も散歩するほどではない。

f:id:wonderfulsolution:20190420123222j:plain

 MapsMeによると駅はここなんだけど、チケット売り場というか実際の駅はこれ ↓

f:id:wonderfulsolution:20190420123729j:plain

ここの2階がチケット売り場と待合室になっている。

f:id:wonderfulsolution:20190420123949j:plain

24600トゥグルグだから1000円ちょっと。

ここまでの141元、40元と合わせると北京→ウランバートルは合計4200円くらいで移動できる。安い。

 

おまけと注意点

北京からウランバートルへの行き方を紹介したけど、ついでなのでウランバートルから北京までの行き方も紹介しておく。道順を逆にしただけだけど。

 

タイムライン

ちなみに3/5は火曜日。

3/5 17:15 ウランバートル

3/6 07:30 ザミンウード着

3/6 09:00 二連着

3/6 11:00 二連の宿にチェックイン

3/7 22:00 二連の宿で待機

3/8 02:00 二連発

3/8 15:00 北京の宿にチェックイン

 

ウランバートルで3/6のチケットを買おうとしたけど、3/5に泊まる予定だった宿が「もう営業してない」という事態になり、追加料金1700トゥグルグを払って3/5に変更してもらった。どうやらウランバートル→ザミンウードも毎日運行しているようだ。

f:id:wonderfulsolution:20190420132124j:plain

 

注意点としては「モンゴル出国時にイミグレで5000トゥグルグを払う必要がある」ということ。 キレイに現金を使い切ってしまうと詰む。ちなみに現地の人は1000トゥグルグ

f:id:wonderfulsolution:20190420132408j:plain

中国の国境の街というのはどこか怪しげな雰囲気があるもの。二連ものんびり探検してみたいなと思ってとりあえずマッサージ屋に行ってみたが、まぁ何の変哲もなかった。全身マッサージ100元。どこもたいていメニュー表があるから指差しで何とかなりそう。

二連→北京の列車は深夜の2時に出発なので、それまではどこかでじっと待つ必要がある。二連駅の待合室はキレイではあるけどイスが硬くて冷たいので、どこかの宿でグダるのがベストだと思う。0時くらいに列車に乗り込めるのでさっさと乗り込んで寝てしまうのも良い。

 

 

最後におまけとして車窓からの景色をお楽しみください。

f:id:wonderfulsolution:20190420133200j:plain

北京の北のほう。景色が変わらないからよく分からないけど、たぶん時速80~100kmくらい出てるんじゃないかと思う。

f:id:wonderfulsolution:20190420133229j:plain

朝焼けと夕焼けはキレイ。これは夕焼け。二連に着いた時にはとっぷり日が暮れていた。

そしてモンゴル鉄道。ザミンウードを夕方の6時に出発し、ウランバートルに着くころにはもう明るかった。車内で日の出を拝む。

f:id:wonderfulsolution:20190420133420j:plain

f:id:wonderfulsolution:20190420133450j:plain

地平線の向こうから太陽がボコッと顔を出した瞬間。急に大地が明るくなった。

f:id:wonderfulsolution:20190420133921j:plain

2月下旬のモンゴルはこんな感じ。行くなら夏。

f:id:wonderfulsolution:20190420134117j:plain

全長100mはあるんじゃないかっていうくらい長くて、真ん中らへんからでも先頭や最後尾が見えない。カーブを曲がるときに「うへぇ、先頭車両ってあんな遠くにあんのか」と思った。