ヤマダイスキーの旅日記

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【その1・前日】北朝鮮ツアーの記録 (2019年2月14日)

 
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これから北朝鮮ツアーの記録をシリーズで書いていきます。たった100時間程度しか滞在していなかったわけですが、本当にいろいろな体験をしまして、1ヶ月以上経った今でもいまだに消化しきれていません。

 

それでもこの旅行記を書かない限り次には進めない気がするので、書きながら頭を整理していく気持ちでやっていきます。文章が長くていまいち論理的でもありませんが、できるだけ写真やイラストを盛り込んでいきますのでどうぞよろしくお願いします。


 

 

2/14

北京南駅を9:05に出発して丹東まで移動した。Trip.comというかCtripを通してオンラインで予約したために413.5元もしたんだが、おかげで高鉄という日本の新幹線をややグレードダウンした程度のかなりエレガントな列車に乗ることができた。

 

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ちなみに駅には8時に到着したんだけど、改札のオープンは定刻の30分前なのでだいぶ待った。海外では定刻という概念がないことが多いけど、中国では列車がきちんと分刻みのダイヤを守って運行している。北京にて改札を通るとき、いかにもヨーロッパ出身の旅人ですというオーラを放つ若い二人組を見かけてこれは間違いなく北朝鮮に行くんだろうなと思ったけど、圧倒的な人ごみをかき分けてまで話しかける気分にはならなかったので雰囲気や服装だけ記憶にとどめておいた。

 

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のちに丹東にて彼らが同じツアー会社に申し込んでいたことが判明するけど、僕とは違うグループとして旅行するらしかったので特に情報は得られなかった。中国というのは不思議なほどに閉鎖的な国で、上海とかいう例外はあるにしても基本的に外国人というものが極めて少ない。

 

2017年の1年間に中国を訪れた外国人観光客は6074万人だそうで、だいたい国民の5%ほどという計算になる。ちなみにその1年間で日本を訪れた観光客は2870万人らしいが、人口比や面積比や接している国の数などを考えると中国には外国人が少ないといえそうだ。しかもビザの条件が厳しいから長期滞在するのは難しいし、北京にいる外国人って肌感覚としては全体の0.1%とかじゃないだろうか。駅や空港で久しぶりに外国人を見かけると「おぉ」と思わず声が出る。

 

なお丹東から北京に戻るチケットは丹東駅で直接買ったんだが、おかげで夜行列車なのにイスという事態になってしまった。飛行機よりも揺れるからまったく寝れない。ただしこっちは141.5元とかいう破格の値段だったので文句をいう権利はないかもしれない。中国人もけっこうな数がこの「寝台じゃない夜行列車」を利用していて、いやはやこの根性は見習わないといけないなと思った。もっとも利用客が少なければイスに横になって多少は寝れるはずなんだが。

 

ともあれ15:45丹東に到着。北京も寒かったが丹東も相変わらずの氷点下。この日の夕食はそんな寒いなかでもわざわざ探し当てて朝鮮料理レストランに行き、ジャージャー麺とマッシュポテトを頼んだ。今思い返すと中国で食べた朝鮮料理は韓国や北朝鮮で食べた朝鮮料理と何とは言いがたいがわずかな違いがあるような気がする。 海外の日本食レストランがどこか微妙に(もしくは完全に)違うことはよくあるけど、同じ原理なんだろう。

 

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 ジャージャー麺とイモ餅。中国語では韩式炸酱面と土豆饼で、それぞれ15元と18元。高い。

 

 



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