「モンゴル料理」と聞いても今一つピンとこない人も多いのではないだろうか。実際モンゴルという国はほとんどが草原か砂漠のため農業には適しておらず、食文化があまり豊かとは言えない。強いて言うなら遊牧民族の肉料理というか羊のさばき方などは独自の発展をしてきたが、ウランバートルでの食事というのは端的にいうと
「中国から来た旅行者にはキツい」
というのが感想。中国の半端じゃない食への執念に対して、モンゴルはずいぶんと雑だなぁと感じた。実際にはどんな料理なのか、見たほうが早い。
国境のザミンウードで食べたチャーハン。こう見ると一人分かなと思うけど、実際に食べてみるとめっちゃ量が多い。というか見た目以上に油が多くて重たい。そしてミルクティー。
ロシア語が分からないからとりあえずメニューを指さして適当に注文したんだけど、出てきたのがこれ。ピンク色のソースというのはいかにもイギリス料理という感じだけどモンゴル料理でも使われるらしい。味はまぁはい。
スーパーに行ってみるとそれなりに品揃えがしっかりしている。
さっそく材料を調達。
ドミトリーが貸し切り状態だったのでキッチンで自炊した。
安定のピザ、と思いきやこれまたボリュームが予想以上にある。そもそもモンゴル人は代謝がいいのか大食いの人が多い。そして肥満の人も多い。。。
そこから違う宿に移動してイギリス人と中国人に会い、一緒に夕食に行くことに。
昼食のピザがまだお腹に残っていたのでこの馬肉がぜんぜん食べれなかった。
いや、この馬肉というやつがすっげー固くて噛んでも噛んでも噛みきれなかった。
ほかの2人は完食、僕は珍しく残してしまった。
ちなみにこの日は3/1で「禁酒日」らしい。毎月の1日と15日はお酒を売ってはいけないそうな。
そして翌日 ↓
店の雰囲気が良かったこと、料理が安めで美味しかったこと、そして店員さんが美人だったことから再び突入。あまり他人の顔出しはしないつもりなんだけど、あんまりにもいい表情だから載せておく。
彼は秋からロンドンで働き始めるそうなのでたぶんまた会うことでしょう。
ちなみに美人店員さんにゴネて、ビールのお供ということでメニューにはないけどフライドポテトを作ってもらった。
正直メニューがよく分からないからだいたいの値段だけ見て注文するんだけど、この店ではこんな家庭料理っぽいものが出てきた。かなりうまい。ちょっとロシア料理っぽさも感じる。
現地の人がよく出入りしていた。
うーん、こういう料理ならけっこう好きかも。ちなみに駅前のこの店のおばさんは日本語が話せる。
300円とか400円とかでお腹いっぱい食べれるけど、店やメニューによって味はちょっと不満が残る。まぁ美味しいものが食べたいなら隣の中国に行きましょう。