ヤマダ=イスキーの旅日記

札南山岳部→京大農学部→トビタテ7期理系でイギリス留学→2年休学して世界一周(今ココ)→いろいろ

アクシデントの記録

 

部屋から締め出される

レイキャビク最後の夜、事件は起きました。

 

滞在していたのは"キャピタルイン"というドミトリーでした。ここにはセルフォスで会った日本人のOさんも泊まっており、この日(4/6)は晩ご飯を一緒に食べたりしてました。(レイキャビクに安いビュッフェの店があったので一番下に書いときますね。もっとも地元の人しか利用しないような穴場なのでOさんは秘密にとどめておきたいようでしたが、トリップアドバイザーかなにかで既に高評価を得ているようで秘密ではなくなっているようですが)

 

ここはWi-Fiが不安定で、この晩も繋がったり切断されたりという感じで、特に差し迫った課題や調べものがあるわけではなかったので持ってきた本を読むことにしました。

 

読み始めたのは9時半くらいで、おもしろい小説だったので(英語ですが)しばらく読みふけっていました。11時を少し回ったくらいでそろそろ寝ようかと思い部屋に戻ろうとすると、12号室のドアは中からロックされていたのです。焦ったねー

 

 

鍵は中にある。コートの胸ポケットに入れてある。(;゚Д゚)

 

 

とりあえず何回かノックしてみるけど反応なし。 (;゚Д゚)

 

 

こういう事態に直面した時の一般時な解法として、まずレセプションに行って合い鍵で開けてもらおうと考えたのですが、11時で閉まったよという非情な張り紙(その時11:10)。レイトチェックインの場合は隣にある電話で連絡してねと書いてあったのでさっそく電話するも「ああ締め出されたのか。こちらとしては何もできないので何とか中にいる人を起こしてみて」という返答。いやー、そうでしょうね。

 

 

12号室に戻ってドアを強めにノックしてみる、、、周りには10人くらいがまだ起きていて、お酒を飲んだりスマホをいじったり本を読んだりしている、、、つまりドアをノックしていると彼らから注目される、、、まあ恥ずかしいとかそういう感情はないのですが、問題が発生しているのをわざわざ宣伝する必要はまったくないかなとは思う。

 

 

でも薄々分かってたけど、中にいる人は絶対に爆睡していると思う。この日の朝とかにすでに顔を合わせてたけど、これは絶対にアイスランド中央部でトレッキングとかアウトドアで動き回って疲弊しているなという雰囲気のおっさんだった。ドアに耳を近づけるとイビキすら聞こえる。

 

 

 

とりあえず5分くらい根気強くノックしてみたけどドアが開く気配はまったくなく、本の続きを読もうかとも思ったけどこういう時になぜか眠気というのは強烈にやってくるもので、さっさとベッドで寝てしまいたい気分だった。ふと部屋の外のソファで寝ようかとも考えたけどとりあえず却下。あとになってこの時の最適解は「とりあえず12時過ぎくらいまで部屋の外で粘って、中にいる人がトイレで出てくる瞬間を待ち構える」じゃないかと思ったけど、その時はそういう考えがなかったのでこれも却下。

 

その時に僕が実際にとった行動としては「隣の部屋とかを覗いてみて、空いてるベッドがあれば潜りこんで寝てしまう」というものでした。よっぽど混んでいるドミトリーでない限りベッドの半分くらいは基本的に空いていて、この時も隣の13号室(ベッドは4台)に一つだけ掛け布団がキレイに折りたたまれているのを発見しました。部屋を覗く前の考えとしては「空きベッドの存在を確認しておいて12時とかになっても12号室が閉まっていたら申し訳ないけど使わせてもらう」とかだったはずだけど、実際にベッドを発見してしまうと気付いたら潜り込んでいました。

 

ちなみに下のベッドでは例のOさんが爆睡していて、残り2つのベッドには間もなくアメリカ人(発音からして)の若い女性が2人来ました。僕は寝たふりを決め込んでいたのですが、彼女たちの片方が電話で "There is a guy just came in now, and it seems he is not supposed to be here." とささやいているのをはっきりと聞き取りました。そりゃバレバレだよね

 

もっともバレルことは想定内で、その後彼女たちが僕を追い出しにかかっくるんじゃないかというのが最大の課題だったわけですが、親切なことに11時半くらいには電気を消してくれてスルーしてくれました。

 

ちなみに翌朝は6時前に目が覚めて、そーっと部屋から抜け出したのでOさんは全く気付いていないようでした。その日が僕にとってレイキャビク最終日だったので「またどこかでお会いしましょうペコリペコリ(後ずさり)ペコリ」という極めて日本人らしい挨拶だけしました。

 

ただやっぱり清掃スタッフの人たちにはベッド1台分の負担をかけてしまったわけで、完全なる僕のミスではあるので(道義的な責任は感じていませんが) 迷いましたが枕の下に JUST TAKE IT というメモ書きと一緒に500クローナ紙幣を忍ばせておきました。

 

 

 

レイキャビク市内にある格安ビュッフェのお店(Mulakaffi)

www.tripadvisor.jp

 

 

BRPカードを家に忘れて北アイルランドに再入国をはかる

マンチェスター空港の記事にも書いたと思いますが、大学の寮に置いていった保管用の財布にBRPカード(ビザカード)を入れたままにしていました。英国政府のホームページを見てみると「英国内/外でカードの紛失や盗難が起きた場合」の対処法はけっこう書いてあって、日本人のブログとかを調べてもそういう事態の記録がたくさんあるのですが、僕の場合は「携帯が必要なのは理解していたけど単純に持ってくるのを忘れた」という意外とレアなケースでした。いや、僕の場合は「以前に盗難にあって再発行している」のでもっとレアなケースなんですが。

 

 

結論から言うと、ベルファスト空港では10分くらいベンチに座って待たされましたが比較的スムーズに通してくれました。

 

もし(珍しく)僕と同じような状況の人がいて、さらに(珍しく)この記事にたどり着いた人がいて不安に思っていたら安心してください。少なくとも僕は通りました。

 

ただいくつか条件が違うと対応も異なると思うので僕のケースをまとめてみますが

 

入国審査としてはありきたりのことしか聞かれず、「BRP必要でしょ、なんで持ってないの」と聞かれましが「必要なのは分かってたけど忘れました。次は絶対忘れません」と答えたらヤレヤレみたいな感じで通してくれました。これが悪名高いロンドンのヒースロー空港の職員だったらあっさり強制送還だったかもしれず、または英語がたどたどしかったら問題がこじれていたかもしれません。BRPカードは忘れてもたぶん大丈夫だと思うけど絶対に忘れない方がいいですね。

 

ちなみに今回のアクシデントのせいで、次回の再入国で手続きがすこし長引くかもしれません。こんな国もう2度と来ないわというのが本音ではありますが、帰国の直前にまた英国から出国する予定が入っていて(またいづれ書きますが6月にキリマンジャロ登りに行きます)、どうしても「次回」があるのです。

 

英国から強制送還されるケースを分かりやすくまとめたブログを見つけたので最後に貼っておきます。

 

 

イギリスへの入国審査、引っかかりました。イギリスは世界一入国が難しい?

 

 要するに英国の入管でリジェクトされるのは

が疑われたときです。逆にいうとスタッフにきちんと身分や状況を説明すれば(そしてあなたが本当に怪しい人じゃなければ)ほぼほぼ大丈夫だと思います。