タシケントにあるイラン大使館に行ってイランの観光ビザをゲットしました。2019年4月26日時点での話です。
ちなみに
4/24 大使館に昼過ぎに行くと「ここで申請はできる。ただ今日は閉まってるからまた明日来い」と言われる。
4/25 朝9時に大使館に行き、必要書類を確認。
4/26 必要書類をそろえて提出し、その場でビザをゲット。
という流れでした。即日発給ではあるけど、準備に最低でも2日はかかります。
場所
そもそもイラン大使館はここにあります。
メトロのPushkin駅から歩いて15分ほどでしょうか、ただしこういう道なき道をすこし歩きます。
雨で地面がぬかるんでいましたが、晴れていれば問題ないです。
大使館は月曜日から金曜日まで、朝の9時から昼の12時まで開いています。
予約などは必要ないですが、荷物チェックがあるので要らないものは宿に置いていきましょう。
必要書類リスト
大使館でこんなメモを渡されました。
上から順番に
・オンライン事前登録をしてプリントアウトする。
・ビザ申請書に記入する。
・3×4cmの写真を2枚用意する。
・Tourist Visaは45ユーロ(通常)と68ユーロ(緊急)、Entry Visaは55ユーロ(通常)と83ユーロ(緊急)
と書いてあります。
しかし実際にはちょっと違ったので訂正します。
・オンライン事前登録をしてプリントアウトする。
IR-IRAN Electronic Visa (Iran eVisa) Application - Ministry of Foreign Affairs
・ビザ申請書に記入する。(大使館で渡された)
・3×4cmの写真を1枚用意し、ビザ申請書に貼る。
・Tourist Visaは30ユーロ。(20日で申請した場合)
これらの書類にパスポートを加えて大使館のスタッフに渡すと、その場でeビザのプリントアウトを発行してくれます。同時にメールにPDFで添付して送信してくれるので、SIMカードを持っている人はその場で確認するといいでしょう。
ちなみにトルクメニスタンの通過ビザを申請するとき、このイランビザを大使館に提出すると戻ってこないので事前にコピーしておくと安心です。
それぞれの手続きの流れ
IR-IRAN Electronic Visa (Iran eVisa) Application - Ministry of Foreign Affairs
ここはページの指示に沿って記入していきます。
証明写真とパスポートについてはスキャンした電子データを使えればベストですが、なければスマホで撮ったものを使うことも可能です。僕はパスポートのスキャンしたデータではなく写真を提出しました。鮮明であれば大丈夫でしょう。なおローカルな印刷屋というか写真屋にいけばスキャンしてUSBに入れてくれますし、宿のフロントで頼むのもアリです。
写真については400×600ピクセルという縛りがあるので、ペイントなどを駆使して調整しましょう。けっこう細長いです。あと拡張子はjpegでサイズは500kbまでという縛りもあります。
あと旅行者なら「Tourist Visa」です。Entry Visaではありませんので要注意。
いちおう必須項目になっていたので電話番号はキルギスのものを入力しましたが、出来上がった書類はメールにPDFで添付されてくるので問題ありません。がっつりスパム認定されていました。
大使館で渡されたビザ申請用紙です。片面印刷で2枚ありますが、1枚目は個人情報を書いていくだけなので問題ないでしょう。もし間違っても二重線で消せば大丈夫です。日本じゃないので二重線に印鑑とかいう文化はないです。
ただし注意すべきなのは、入国日は適当でいいんですが滞在日数は長めにとっておくといいです。ビザが発行された日から90日以内ならいつでも入国できるんですが、たぶん申請した日数を超えた滞在はできません。僕は20DAYSって書いたんですが30DAYSにしておけばよかったです。(そもそも上限が20DAYSなのか?)
あと「イランにおける友人や親戚の住所と電話番号を2人書け」という欄に僕はホテルの住所と電話番号を書いたんですが、提出するとき大使館の人に確認したら「ノープロブレム」と言われました。心配ならカウチサーフィンで友人を作るといいでしょう。
また「これまでに行ったことのある国をすべて書け」ってありますが、とても30くらい書くスペースはないので主な周辺国だけ書いておきました。アメリカやイスラエルの入国歴があるなら書くべきでしょうが、東南アジアとかだったら省略してもたぶん大丈夫。
意外に苦労したのが
「証明写真をハサミで切り取って申請書にノリで貼る」
というところ。
ハサミもノリも持ってなかったのでちょっと焦りましたが、USBに入れたPDFのプリントアウトも含めて、地元の印刷屋に行って解決しました。店員さんが優しければ無料、普通は1枚1000スムでやってくれます。
『фото』っていう看板が出ていればそれです。探せばけっこうあります。
これを最後に書いてすみません。
が、申請料金の30ユーロは大使館には払いません。
大使館で払い込み用紙?みたいなものをもらい、それをこのNBU (National Bank of Uzbekistan) に持っていき、窓口で支払いをしてサインとハンコをもらい、それを大使館に持ち帰って提出します。
1枚の紙に同じようなことが2つ書いてあって「え、60ユーロ払うの?」と思いましたが、片方は大使館に提出、もう片方は申請した人に領収書として渡されます。
大使館からこのNBUまでだいたい2km。歩いたら往復で1時間ほどかかるかもしれません。12時までに間に合わなかったら翌日に持ち越しですね。。。今回は申請が金曜日だったので月曜日に持ち越しになってたかも。。。
大使館で払わせろよ。。。
ちなみにNBUはタシケント市内にいくつもありますが、この支店じゃないと支払いに対応できないようです。この銀行は平日18時くらいまで開いています。
おまけ
大使館で申請するのがメンドイという人は、だいぶ高いですが代理店を経由してビザをゲットしましょう。ほぼ100%ビザをゲットできます。
でもイラン入国歴があると将来のアメリカ入国とかがメンドウになるし、このくらい自力で済ませれないならイランビザは諦めた方がいいかも?