これの続きです。↓
wonderfulsolution.hatenablog.com
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1/28。
前回の記事では、台北から北西の方向に延びているメトロの終点【淡水/タムスイ】まで乗ったところまで書きました。
さて、そこからやや戻ってきて【北投/ベイトウ】で降りました。ここからバスに乗って陽名山の登山口らへんまで移動していきます。
やはりここもバスの路線とかが外国人には分かりにくいのでジョン君が大活躍です。
ちなみにメトロもバスも共通ICカードがあるので、移動回数が多い人や長めに滞在する人なら買っておいた方がいいでしょう。僕は結局のところずっと小銭でなんとかやりくりしましたが、15元とかいう少額なので駅員さんに両替してもらったりと手間がかかりました。
どこかよく分からないところで降ります。
位置情報を載せておきます。標高は560m。
いや、なんでこんなところにバス停を作ったのかよく分からない。というかバス停らしいバス停はないみたいです。ただここにバスが止まるだけ。
ついでに山頂の位置情報も載せておきましょう。標高は1120mなので標高差は560m。京都の比叡山と同じくらいですかね。つまり走れば1時間を切れます。普通のペースで登れば2時間ほどでしょうか。
僕のお気に入りツール "Contour Map Creator" で等高線と登山道を描いてみました。
見るからに傾斜がきついですね。
だけどコルや馬の背はなくてただの直登です。好きです。
登る前からこんな感じで頂上が見えているのって気分がラクでいいですね。
ただ一歩山に入ると樹木に視界が遮られます。
それに僕が「よっこらせ」とか言って写真を撮っている間にジョン君がどんどん登っていくので、僕の全財産が詰め込まれた10kg近いザックを背負った状態で
こういう階段を猛ダッシュしていくことになるんです。
なんというかアホですね。
チェックイン後に宿に荷物を預けようとすると追加料金が取られるらしいので、全部背負うしかなかったんです。
あれ、だけどそもそも階段って駆け上がるためのものでしょ?
さすがに何度か階段ダッシュを繰り返していると辛くなってきたので、ペースを落としつつ写真も控えめにしていきます。
とかやっているうちにいつの間にか頂上が見えてきました。森林限界とかではないけど視界が開けてきます。
普段は山頂での滞在時間が2分とかいう僕ですが、今回は眺めが良かったしもっと長くいました。雲海だね。
もう夕方でしたが、山頂にはほかにも10人近い登山者がいました。みんな若い。
登ってよかった。
下山するのが面倒だったので山頂の近くでテント泊しても良かったんですが、明日のフライトもあるので渋々下山していきます。
ガスってきてるし日は沈んでいるしなので、爆速で下りるというわけにはいきません。
これ以降はスマホを取り出すのをやめて、足元に集中していきました。
一気に暗くなるもので、これは単独登山だったらなかなかメンタルにきますね。
途中の分岐で登ったルートとは別のルートを選びました。迷ったとかではなくちゃんと計画通りです。
下山してバス停に着いたんですが、なんと最終のバスはもう行ってしまったようです。こちらは計画外でした。
歩くには遠いので、車で来ていた登山者に頼んで乗せてもらうことに。ナチュラルにヒッチハイクをしていきます。
「なんで?」と聞かれても「できそうだったし、やりたかったから」と答えるしかないんですが、とにかく台湾大学のキャンパスで野宿しました。
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朝起きてから台湾大学のキャンパスをほっつき歩いてみます。
台湾大学というのは実はかつて日本の帝国大学の1つでもあったんですね。
オシャレです。そして学生数がとても多いです。33,000人も通っているんだとか。
さて、台湾はこのくらいで終わり。
昼すぎに空港に移動して、いよいよ日本への一時帰国です。
まぁ日本とはいっても沖縄なので微妙な感覚ですけど。