ヤマダイスキーの旅日記

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【その11・平壌の昼】北朝鮮ツアーの記録 (2019年2月16日)

 


  

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万寿台をあとにし、メトロの駅に来た。

旧ソ連圏の地下鉄というのはほぼ例外なく地下深くまで掘られている。世界で一番深い駅はキエフの104mらしいが、この平壌のなんたら駅も地下100mの深さまで掘っているらしい。ちなみに「核シェルター」としての機能はもちろんだけど、いちおう平壌の地盤とか地形の条件も少しは関係しているそうだ。

 

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いや、普通に考えたら

「地盤の関係で深くまで掘らないといけない」→「あ、ついでに核シェルターにもなるかも」

という流れの方が自然なんだろうけど、北朝鮮の場合は

「核シェルター作るぞ」→「どうせなら地下鉄にするか」→「建前として地盤を理由にしとくか」

みたいな論理でも違和感がない。

 

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路線マップの説明をするガイドのローワン。もっとも説明するほど複雑ではない。下にあるボタンを押したらライトが光るんやで、とかそういう話をしている。

 

11:20。メトロの見物は終わり、凱旋門があるらしいので向かう。

 

凱旋門っていうヤツはパリに限らず本当に世界中あちこちにあるもので、ラオスビエンチャンでも見かけた。パリの凱旋門が高さ50mなのに対し、平壌のこれは60mあり、少し前に中国のどっかに抜かれるまで世界最大だったらしい。中国のどこだったか忘れたので調べてみたけど出てこない。建設予定ということなのか。

 

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凱旋門はパッパとみて写真を撮るだけ。みんなお腹がすいていたしランチの時間。

 

ここでは名物の平壌冷麺を食べた。2018年の南北首脳会談のときに金正恩が冷麺をプレゼントした話は有名だが、その冷麺である。

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味は、、、いかにもヘルシーだなという感じ。正直なところ好きではない。ところてんみたいな食感。そして麺がからまっているのと箸が金属製なのとで食べにくい。

 

ちなみにこの冷麺の前に焼肉を食べていたのでしっかり満腹にはなった。贅沢な食生活ですわ。

 

あと同じテーブルの3人はオーストリアからの学生で、卒業旅行として北朝鮮に来たらしい。ツアー中は基本的に3人でずっと喋っていた。それはそれで楽しそう。

 

 


 

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