ヤマダイスキーの旅日記

アウトドア全般、海外移住、資格試験、ウェブ開発などの話をします

京大探検部の紹介

前記事に続き、京都大学探検部の紹介もしておきます。

  

 そもそも探検部とは?

「探検部」と聞いて、その活動内容を正確に想像できる人は少ないのではないでしょうか。高校生だけでなく、多くの大学生から

「探検をするんですか?どこを探検するんですか?探検ってなんですか?」

と何度も聞かれます。

 

これに対する答えは大学によっても異なるのですが、僕が普段よく言うのは

「ちょっと前は沢登り、山登り、クライミング、洞窟探検とかをメインでやってたけど、ここ最近は海外にフィールドワークをしにいく人が多いよ。」

「生物学とか人類学とか民俗学とか経済学とか、それぞれの部員が専門というか興味のある分野について自分なりにテーマと渡航先と活動内容を決めていく感じ。」

「活動資金はバイトで貯める人もいるけど、大学とかが公募してる助成プログラムに応募して採択されることも多いよ。」

ということです。

 

意外かもしれませんが、今でもグーグルマップに載っていないエリアってあるんです。まだまだ探検はできる時代です。いや、いつになっても探検はできます。

 

 代表的な活動内容とは?

公式ホームページや公式ブログの活動概要はちょっと古いのでツイッターを見たほうがいいかもしれません。上で述べた以外にもカヌーとか自転車とかをやってます。 あとは11月のNFでゲルを建てるのも1つの活動でしょうか。

ようこそ!京都大学探検部へ (活動概要)

京都大学探検部 (旧・公式ホームページ)

京大探検部ブログ 探検部の紹介 (旧・公式ブログ)

京都大学探検部トップページ - 京都大学探検部 (新・公式ホームページ/ブログ)

 

twitter.com

やや長めの記事ですが、過去にこんな取材も受けたことがあります。

京大の「実は!」Vol.41 「京大の課外活動の実は! ~日本で初めて誕生した学生探検部、「京都大学探検部」に迫る!」 — 京都大学

ネット上で公開するほどではないかな?という活動も数多くあったりするので、そこは ぜひ実際に部室に行って聞いてみてください。

 

 他のサークルとの違いは?

僕は京大の山岳部やワンゲルやサイクリング部にも縁がある人間なんですが、それぞれの特徴をまとめるなら

 

山岳部=全力で難しい山に登りに行く。部員は基本的に沢登り、クライミング、雪山登山をすべてやる。全員参加のことが多い。

ワンゲル=楽しみつつレベルの高い登山をする。部員は「登山道メインで登る縦走グループ」「沢メインで登る沢グループ」に大きく分かれる。全員参加は少ない。

サイクリング部=自転車を使ったアウトドア活動全般をする。海外ツーリングや自転車での登山などもする。部員の多くが参加するイベントもあるが、個人のソロツアーも多い。

探検部=アウトドア活動はすべて対象。部としての活動はほぼ皆無で個人~少数でのプロジェクトが多いが、そのノウハウや情報は部の全体で共有される

 

こんな感じになるでしょうか。どこかから指摘を受けてしまうかもしれません。

興味があるなら実際にそれぞれの部室を訪ねてみるといいでしょう。だいぶ雰囲気が違います。

 

 ここ最近は具体的にどんな活動をしている?

僕が知っている限りで最近の活動としては「パプアニューギニアの奥地探検」が一番デカいでしょうか。

www.kikin.kyoto-u.ac.jp

 

また毎年のように何人かが「京大おもろチャレンジ」に採択され、大学から30万円の支援を受けています。これについては説明すると長くなるので公式サイトをご覧ください。過去の採択者一覧と渡航テーマもアップされています。

www.kyoto-u.ac.jp

 

ほかにも部員ごとにやっていることは様々です。

毎年発行している探検部の部報がありまして、ここに目次の一覧を貼っておくのでぜひ読みたいという方は ecku888★gmail.com まで連絡をください。見ての通りですがそれぞれが書きたいことを好きなように書いています。

ちなみに冊子ですがPDFでも配布ないし販売しています。

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 新歓はやるのか?

簡単に言うと、特に新入生の歓迎としては何もしません。ただしビラ撒きはします。(僕は京都にいないので「何もしないそうです」「しているそうです」というのが正確ですか…)

 

「その程度の情報も自力でゲットできないようなやる気と情報収集能力なんだったら来なくてもいい」

 

というのが言い分ですが、実際にはそういった一般的?な大学サークルの雰囲気がキライな人が多いからというのも理由の1つかもしれません。

 

 

ですが、京大の新入生で探検部に興味のある人はぜひBOX棟一番奥にあるE108に行ってみてください。来てくれた人は全力で歓迎しますし、探検部の雰囲気がよく分かると思います。