2019年1月14日~25日、雲南省の昆明市に行きました。全4回のシリーズと、おまけの記事で紹介していきます。
そもそも昆明(こんめい)は英語で書くとKunmingで、中国語でも発音はクンミンです。
総人口は600万人、市区人口としては300万人で、中国南部では成都や重慶などに並ぶ大都市です。しかし英語が話せるのはそのうち1%とかでしょうか。治安も景色も料理も物価もすばらしいですが、言語については不便でした。中国あるある。
実はここに来るのはこれで2回目です。
前回は大学1回生の夏にここ「昆明理工大学」に9(10?)日間の国際交流科目で来ました。テーマは「雲南省における持続可能な農業」についてです。ここにはアジアでも有名な棚田があって、現地の大学生と一緒にあちこち行きましたね。
あとでまた書きますが、今回その中国人学生に連絡を取ったところほぼ全員が市外ないし国外に住んでいるそうでした。就職とか進学とかだと昆明はパッとしないのかもしれませんね。
会えないのは残念ですが、とはいえ連絡を取りたければWeChatやFacebookで簡単にやりとりできるというのも便利な時代です。
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さて、ここからは時系列で書いていきます。
1/14。ベトナム北部のサバからラオカイに移動し、そのまま国境を越えて河口に着きました。昆明行きの鉄道チケットは買っていなかったですが、満席にはならないので当日券で大丈夫だと思います。もしチケットが取れなくても河口にはグーグルに載っていない宿がたくさんあるので1泊くらいどこでもできます。
ちなみに河口をブラブラ歩いているとおばさんから声を掛けられ、そのままフラフラついていくといい経験ができました。社会主義という点ではベトナムもそうなんですが、どうしてこうも違いが出るんですかね。ちなみにラオスは天国でした。まぁこの話はこれ以上は止めておきましょう。直接会ったときにでも聞いてください。
昆明までは長距離でしたが夜行列車ではありませんでした。そのためやや気は引けましたが、注意されなかったのでずっと3段ベッドの一番上で寝ていました。個人的には床にツバを吐くよりいい客だと思うんですがどうですかね。
ともあれ昆明には夜遅くに着き、60元の安い駅前ホテルに泊まりました。(1元は16円)
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1/15。
いい朝ですね。
と言いたいところですが、実は前日にホテルを予約していて、その住所を朝に確認すると「どこだこれは?」という事態になってしまいました。昆明から南西に40kmほど。歩くのは厳しそうですが、agoda特有のキャンセルの難しさもあって行くしかなさそうです。やれやれ。
その前にSIMカードを買っていきましょう。
と、これも一筋縄ではいきません。なにせ僕の中国語スキルは1歳児レベル?なので「我要ウォーヤオ=I need」は言えるんですが、それ以外は例えば「SIMカード」とかを中国語でなんというのか分かりません。そしてそれを調べる手段であるネットがない。。。
まずは店内からSIMカードを発見し指をさします。東南アジアであれば
SIM挿入→再起動→APN設定など→再起動→パスポートの提示と支払い
これだけで30分もあればデータ通信をゲットできるんですが、ここは中国です。
SIM挿入
→(店員)「ありゃ、なんで繋がらないのや?」
→(僕)「アクセスポイント名とかの設定してなくない?」
→(店員)「そんなとこいじる必要ないで。ああ通信障害おきてるわ。そりゃしゃあないわな、しばらく待っとって」
→(店員)「いや、やっぱ繋がるはずやわ。日本の携帯だからあかんのちゃう?新しい携帯買わん?」
→(僕)「買うわ。一番安いやつで頼む」
めちゃくちゃ簡単に説明するとこうなんですが、実際はもっとごちゃごちゃした筆談とかで2時間くらいかかりました。
まあバンコクで画面が割れてから不調だったし、おかげでこうして写真をアップできるので良しとしましょう。SIMと合わせて900元でした。新品のOPPOにしては安い。
さてとホテルに向かいます。
が、Anningというわけ分からんところにあるのです。
ただでさえ言葉が分からんのに、さらに現地の人でさえ知らない地名。
粘ったらバスを乗り継いで行けそうだし、もっと頑張ればヒッチでたどり着けると思いましたが、ここはあきらめてタクシー。
そう。タクシー。200元。
ホテルは75%オフとかだったんですが、行くまでのタクシー代を込みにすると最終的には25%オフ程度の計算でしょうか。ちなみに帰りはローカルバスをつかまえて昆明まで20元でした。やれやれ。
このAnningというのもキレイな街でした。ランニングしたくなるような公園。
ここでは1泊しただけですが特になにもありませんでした。
というよりさっさと昆明に戻ろうという気分でしたね。何をやったんだろう?
とりあえずはさっそく四川料理らしいものにトライしていきました。
が、油が多めだからかタイ料理より辛くなかったです。注文したときに中国人じゃないことがバレて辛さを控えめにされた可能性はありますが、そこは手加減しないのはないでしょうか。・・・でも意外に中国人って優しいところがあるからな。
単純に東南アジアに3ヶ月もいたから辛さ耐性がついたんだと思う。そう信じたい。
→この真相はのちほど明らかになります。お楽しみに。
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つづき ↓
wonderfulsolution.hatenablog.com