ヤマダ=イスキーの旅日記

札南山岳部→京大農学部→トビタテ7期理系でイギリス留学→2年休学して世界一周(今ココ)→いろいろ

京大を休学して世界一周しますよっていう話【その➁】

この記事は前半【目的】と後半【装備】に分かれています。

 

じゃあ2つの記事に分けろよって話なんですが、まあどちらも大して書くことがないので一本にまとめても短いです。特に【装備】なんておまけです。

(※追記 こんな書き出しをしていますが結局3000字を超えています。ごめんなさい)

 

ではさっそく【目的】について書いていきましょう。

 

目的

1、世界100ヶ国以上を楽しみながら巡る

 

2、アジア諸国の農村に滞在し、農業経営について調査する

 

3、オアシス集落における水管理を社会学的・工学的な側面から調査する

 

4、各地域において歴史的・文化的に食事が果たしてきた役割を調べる

 

5、将来国連職員や駐在員として赴任することを考えて情報収集や人脈づくりをする

 

こんな感じですかね。

2から4は似通っているんですが、やはり農学部の学生としては1つに括るにはあまりに違いすぎると思います。

 

特にそれぞれの項目についてさらに説明が必要だとは思いませんが、一応もうちょっと詳しく述べておきましょう。

 

 

1、これだけ長期間の海外旅行はもう2度とできないだろうから、できるだけ多くの国に入国して渡航国数レコードを作る。面倒でも最低1泊はする。渡航国数がすべてではないことは確かだけど、対外的な響きというのは重要だし、とにかく欲張ってというか頑張ってあちこち行くようにする。っていうことです。

あと個人的には「ユーラシア横断」で充分というか、行きたい国はほぼすべてアジアにあるんだけど、そこは対外的な響きというものを意識して「世界一周」します。その点ではトルコから飛行機でポルトガルアメリ東海岸アメリカ西海岸→日本って帰ってもいいけど、やるかというと多分やらないでしょう。さすがにそれはつまらない。

 

 

2、特にベトナムや中国において、社会主義時代の農業経営が歴史的にどう転換し、今後の人口増加や高齢化に対応するためにどのような農業政策が取られそうかを調べます。といってそもそも通訳なんていないから、日常会話すら怪しい学生が1人でのこのこ行っても専門的な調査はできないだろうし、成果は限定的だと思います。良くて「卒業論文として帰国後に追加調査をしたくなるような課題を発見すること」とかそのレベルじゃないかな。現地で働いたり研究したりしているJICAの方とか大学職員の方とかに会えたら色々お話を聞こうと思っているというか、アポを取って会いに行こうかなと思っています。日本人じゃなくてもいいです。

 

 

3、カナートってご存知ですかね。

f:id:wonderfulsolution:20180805165953p:plain

山麓扇状地などにおける地下水を水源とし、蒸発を防ぐために地下に水路を設けたものである。山麓に掘られた最初の井戸で水を掘り当ててその地点から横穴を伸ばし、長いものは数十kmに達する。水路の途上には地表から工事用の穴が掘られ、完成後は修理・通風に用いられる。

水路が地表に出る場所には、耕地や集落のあるオアシスが形成されている。耕地では小麦大麦に加え、乾燥に強いナツメヤシ、近年では綿花サトウキビなどの商品作物の栽培が行われている。 Wikipedia

 

つまり「乾燥地域の伝統的な灌漑用の地下水路」のことです。

 

イランではカナート、ウズベキスタンアフガニスタンパキスタンではカレーズ、北アフリカではフォガラ、中国のウイグル自治区ではカンアルチンとそれぞれ呼称が異なるんですが、基本的な構造は同じです。

 

このカナートっていうのは「ただの水路」なんてものじゃなくオアシス集落の存亡をかけたパイプラインだったわけで、きちんと管理できなかった集落の首長は殺されたりするし、カナートを掃除する職人がヒエラルキーの頂点近くに位置していたりするしで興味深いんです。まあ詳しくは現地からリポートします。

 

 

4、食事ってのは旅においてすごくすごく大事ですよね。食事もお酒も安くておいしいっていうのは天国なわけで、当たり前ですが長期滞在したくなるわけです。逆に食事が高いくせに不味い国には2日以上いる必要なんてないわけで、さっさと脱出すべきです。なんでイギリスに9ヶ月もいたんでしょうね。

ですが現地から「このレストランのこんな食事がおいしかった」なんて報告をしても「そう、美味しそうだね。良かったね」で終わってしまうので、できるだけ調理方法だとか文化レベルでの考察とかをしようと思います。今回の旅では食費はケチケチせず使っていこうと思いますが、予算についてはまた改めて【その➂】で説明します。

 

 

5、学生時代からこれだけ海外に行っているだけあって、やはり就職するにしても外との接点がある仕事、ないし完全に海外で勤務するような仕事がやりたいわけです。海外赴任っていうのは必ずしも赴任国を選択できるわけではないようですが、しかし既に1回は行っている国の方がいろいろ勝手が分かるというものです。一番大事なのはその国の「雰囲気」というか「におい」なんですが、これはなかなか他人の写真や文章で伝わるものではありません。実際に自分の肌で確かめないと分からないことは本当に多くあります。2つ目の人脈なんてのはまあ気付いたらできているものです。

 

 就職や大学院進学の時にこの世界一周をいかにアピールできるか、そしてそのために旅行中に何をすべきかというのを最近ずっと考えているのですが、答えというかテーマはまだ見つかっていません。"就職したらまとまった時間が取れないから今のうちに精一杯羽を伸ばしておく"というのがありがちな正当化でしょうが、やっぱりこれだけの時間と費用をかけるならそれ相応のリターンも求めるべきでしょう。採用面接で「世界一周なんて時間とお金があったら誰でもできるよ」と言われたときに「いやいや、僕じゃないとこういう旅は絶対にできないです」と胸を張って言えるような旅とは何なんですかね。

 

 

意外に長くなってしまいました。ごめんなさい。

次、【装備】について説明しますが、これはまた出発の直前にも公開します。

 

装備 

財布(各種カードと身分証ということ)

スマホ

モバイルバッテリー

タブレット型パソコン

電子辞書

各種コード、メモリーカード、マウス、イヤホン

 

下着と靴下2セット

春秋用のズボンと上着2セット

薄めのジャケット

ランニングシューズとサンダル

 

正露丸、爪切り、綿棒5本、体温計、眼鏡、歯ブラシ、剃刀、箸、スプーン、フォーク、バッグ、ザックカバー、洗濯ばさみ6個、ロープ、ボールペン3本、油性ペン、メモ用紙

 

 

以上、20Lで7kgほどでしょう。第2回インド旅行の時もこの程度でした。

上のリストに加えて常にビスケットと水を持っているので重いときは8kgになるでしょうが、しかし圧倒的に軽量であることは間違いないです。

 

この「軽量であること」というのは非常に重要です。荷物が10kgを越えると機動力が著しく低下します。20kgを越えてしまうともはや長時間歩くことはできないし、宿にチェックインするまでは街を歩き回ることができません。客引きのいい的になるし、そもそも客引きに頼らないと行動できなくなります。それはつまりぼったくりに遭遇する確率を自分から引き上げているようなものです。

 

ということを第1回インド旅行で学習しまして、そこから一気に荷物を減らしたわけです。まああの時は日本に住所がなかったし、急いで下宿を引き払ったために実家に郵送できず捨てるタイミングも逃したガラクタを全部持ち歩いていたから23kgとかになってしまったんですが... 

旅の達人ほど荷物が少ないものです。

 

 

あと前回の記事では世界一周の行程を時期も含めて地図にしてみたのですが、ちゃんと「低緯度地域には冬、高緯度地域には夏」に行くようにしています。これで衣服が減らせます。

 

f:id:wonderfulsolution:20180803084113p:plain

 

 

 

前回の記事はこちらから参照ください。

wonderfulsolution.hatenablog.com

 

 

また次回は「予算と情報発信について」です。ご期待ください。

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 学生世界一周へ
にほんブログ村