ヤマダ=イスキーの旅日記

京大に2年間の休学届を出して世界一周しています。

京大を休学して世界一周しますよっていう話【その➀】

世界一周します。

 

っていうことについて、これから3回くらいに分けて説明していきます。

【その➀】ルートとか時期とかについて

【その➁】目的とか装備とかについて

【その➂】予算とか情報発信とかについて

という感じです。

 

じゃあさっさく【その➀】から始めていきますか。

 

 旅のルートと時期

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こちらが今年の4月にアイスランドで作成した世界一周のルートです。赤は陸路と海路、黄色は空路を表しています。

 

あえて文章で概要を説明すると

「2018年9月18日に神戸フェリーターミナルを出発。台湾、フィリピン、インドネシアをぽんぽん飛び回ってからシンガポールに着地。3ヶ月ほど東南アジアの半島部を巡ってから中国イン。ビザが切れる3ヶ月以内に北京に到着し、一時帰国するかモンゴルに行くか決める。そこからシベリア鉄道で西に進み、カザフを縦断して夏になる前にシルクロードに合流。中央アジアにのんびり滞在し、イランにのんびり滞在し、カフカス地方にのんびり滞在し、トルコに入国。そこからヨーロッパは弾丸旅行で2019年のクリスマス前には脱出する。帰国は1年半から1年9ヶ月後。

という感じです。

 

 

「ちょっと待って、ポルトガルで終わってんじゃん。それじゃ世界一周じゃなくてユーラシア横断じゃん」

 

 

というツッコミが聞こえてきそうですね。

 

まあ一理あるといえばあるんですが、そのあと中南米にちゃんと(?)行くつもりなので安心してください。中南米のプランはヨーロッパにいる間にササッと作れますので。中南米からオーストラリアに行くかどうかもヨーロッパで決めます。

 

っていうか1年以上先のプランを細かく決めたって、その通りに行けるはずがないですよね。そもそもトルコまでの行程は比較的固まっていますが、ヨーロッパなんて上の地図とは全く違う線引きになることでしょう。イギリスにもう1回行きたいと思うかもしれないし、北欧はまた今度にしようと思うかもしれないし、道中に出会った人にオススメのスポットを聞いて心を動かされることもあるでしょう。アフリカにはもう行かないと思うけど、それだって確実とは言えない。

旅ってのは予定変更してなんぼの世界です。

 

 

各地域をもうちょっとズームアップして見ていきましょう。

 中国沿海部

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大阪/神戸から上海までフェリーが出ているんですよ。その名も「新鑑真」っていうんですよ。あまりのロマンに胸が熱くなりますね。

 

だけど乗船時間が50時間ぐらいだから、天候次第では船酔いで吐きまくって胸焼けっぽくなる可能性もあります。まあ何とかします。

 

ビザは取らないので15日以内に脱出します。

 東南アジア島嶼

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えー、一応香港から台北に行こうとも考えています。渡航国数をカウントするときに「台湾」を中国とするのかしないのかっていう議論がありますが、まあどっちにしろ行っておけばいいんじゃないでしょうか。

 

ただ「香港→台北→マニラ」じゃなくて「上海→福州→台北→福州→香港」にする可能性もあるので、地図ではとりあえず台湾部分を割愛しています。

 

ボルネオ島にちょっとだけ行くのはブルネイ=ダルサラーム」っていうちっちゃな産油国に行くためです。あとこのへんのエリアは僕が最初の海外旅行で行った思い出の場所なので、感傷に浸るのも理由の1つです。

 

インドネシアは僕の叔父さん一家がかつて赴任していた場所ですが、別にツテがあるわけではないですし、ここも単純に僕が行ってみたいだけです。でも最近大きな地震があったけど大丈夫かなぁ

 

シンガポールに到着したところで「それでは改めて旅をスタート!」みたいに思うかもしれないし、思わないかもしれないです。物価が高すぎてさっさとマレーシアに行く気がします。

 東南アジア大陸部

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何度も行っているようで実はほとんどトランジットという東南アジアです。今回は都市部だけじゃなくて農村にも滞在しようと思っています。

 

次回の記事で詳しく説明しますが、今回の旅の目的の1つに「卒論の研究テーマや研究エリアを見つける」というのがありまして、各国の農村に滞在していろいろ調査をしようと思っています。まあメインは観光です、もちろん。

 

あとベトナムには意外に長期滞在しそうです。ほかの人の体験談を聞くたびに、僕はどうやらベトナムの料理や国民性や雰囲気をめちゃくちゃ好きになりそうな予感がしています。今のところネパールが大好きですが、世界一周が終わる頃にはたぶんベトナムが一番のお気に入りの国になっていることでしょう。

 中国内陸部

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さあて、今回のメインスポット、中国です。

 

ベトナムで重い腰をよっこらせと上げ、まずは昆明に向かいます。空路よりは陸路でえっちらおっちら行きたいですが、山岳地帯なので面倒なことは確かでしょう。

 

そもそも昆明には1回生の夏に大学のプログラムで行っており、現地の大学に友人が数人います。このタイミングでそのうちの何人が昆明に残っているのかは分かりませんが、連絡を取ってぜひ再会したいと思っています。なのでこのへんの日程は彼らの都合次第です。

 

昆明から先は、とにかく中国の歴史上有名な都市を訪問していきます。僕は春秋戦国時代の秦/斉/趙と三国時代の魏が好きなので、中国中央部のやや西側とやや北側に長期滞在することでしょう。最近ボチボチ中国語の勉強を始めていますが、しょせんは付け焼刃なのでコテンパンにされるでしょう。

 

季節は1月できっと寒いので、もうちょっと南や海岸近くに行くかもしれません。ですが中国の農村も調査しておきたいし、中国語に浸るのもいいし、あまり沿海部の大都市には近づきたくないですね。

 

まあとにかく、ビザの有効期限である3ヶ月以内にはモンゴルに行くか一時帰国するかします。北京から北朝鮮にも行くつもりですが、3日くらいの短いツアーなので日程には問題ないでしょう。あと大っぴらに訪朝を表明するとあちこちから制止がかかるかもしれないし、とりあえず地図には描いていません。

 

北京にはイギリス留学中に知り合った友人がたくさんいるので、あちこちガイドしてもらうかもしれないですね。

 シベリア鉄道

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北京からウランバートルまでは鉄道でごとごと揺られていった方が飛行機より安そうですね。まあとにかく、ウランバートルに到着してからロシアのビザとシベリア鉄道のチケットをなんとか手配していきます。北京から一時帰国しなかった場合、ウランバートル日本大使館でパスポートの更新をしてもらう必要もあります。どっちも大した手間ではないですが。

 

ロシアには父親が赴任していたわけですが、もっと北海道に近い沿海地方なので今回はノータッチです。それにモスクワとかペテルブルグとかに行くわけでもないので、ロシアの記憶は強くは残らないかもしれないですね。春なので気候と景色はいいでしょう。

 

そこからカザフスタンに入ります。僕が大学で所属しているゼミの教授がアラル海の調査をしていて、行けそうだったら行ってみます。たぶん行きます。

 中国西域部

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今回の旅はどのエリアにも思い入れがあるわけですが、強いてこの世界一周のハイライトを決めるとすれば、それはこの「タクラマカン砂漠」になるでしょう。シルクロードの全行程のなかでもっとも過酷なエリアとされてきたわけですが、同時に多くの有名なオアシス集落を生み出し、今でも発掘調査などの対象となっています。僕には考古学者の血でも流れているのか、やっぱり中国でも中央アジアでも中東でも「史跡」というものに強く惹かれますね。

 

上の地図で言うなら、東端のトルファンや西端のカシュガルなんかが有名です。もっとも言うまでもないことですが、「マニアの中で有名」というのは「日本人なら誰でも知っている常識」とは別物です。知らなくても大丈夫です。

 中央アジア

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ビザを取るのが多少面倒なエリアなので中央アジアの線は引いていないです。とりあえず全部の国に行ってみようと思います。ビザが下りるまで周辺の国でくつろいでます。

 

ウズベキスタン東部のサマルカンドというのは、昔から中国に向かう旅人にとってはシルクロードの始まり、ヨーロッパに向かう旅人にとっては旅の難所が終わったことを意味する重要な場所だったわけです。現在は中央アジアの南部にアフガニスタン系の武装勢力が入ってきているところがあり、ウズベキスタンに入国してサマルカンドに到着してからはほっと一息つけるのではないでしょうか。

 

ただパッと見たところこのエリアは陸路での移動が活発ではないようで、どうやってイランまでたどり着こうかちょっと悩むことになりそうです。たいていの国では長距離バスというものが国境を越えて都市間をつないでいるわけですが、砂漠などの非居住地域では交通手段がないことも珍しくないですね。

 

まあ例によって何とかします。

 中東

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「イスファハーンは世界の半分」っていうのを高校の世界史で習った記憶がありますかね。ないですか、失礼しました。とにかく建築や美術や庭園がすごいらしいです。僕はなんだかんだ旅先の博物館や美術館に入り浸る人間なので楽しみです。ただし入場料がアホみたいに高かったら玄関で引き返すかもしれません。もしくは京大からの臨時研究員ということで白昼堂々と侵入するかもしれません。

 

そして多くの旅人を引きずり込んで離さないジョージアに向かいます。個人的にはグルジアって言われた方がピンとくるんですが、まあどっちでもいいでしょう。ビルマミャンマーみたいなものかな?

 

イラク、シリア、クルド人自治区を避けながらそのままトルコに入国します。べつに今行かなくてもこの辺の国にはいつか仕事で赴任してくればいいので無茶はしないです。イスラエル/パレスチナにも行きたいですが、今回はルートを引きにくかったので止めました。ヨーロッパに勤務することになったら休暇で地中海を一周します。

 トルコ

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 ヨーロッパっすねー。

 

っていうのを西回りで世界一周している人はみんな言っています。僕もそんな感じで感動することでしょう。

 

東欧で中古の日本製MT車ないしオートバイを買おうかと考えていて、その場合はトルコから一時帰国して国際免許とか保険の手続きをすることになります。北京とイスタンブールの少なくとも片方から一時帰国すると思います。

 ヨーロッパ東部縦断

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東欧や南欧はまだ物価が安いのでタラタラできますが、北欧はバックパッカーに対して容赦なく襲い掛かってくるのですぐに逃げ出すと思います。はじめから足を踏み入れない可能性も大です。

 ヨーロッパ中央部縦断

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ナチスドイツの強制収容所跡にはぜひ訪れようと思います。

 

それ以外は、、、特にないです。

 西欧

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ご飯がさぞかしおいしいことでしょう。

 

あと冬だけど寒くないでしょう。

 

正月をピレネー山脈で過ごすみたいな旅人の儀式?を聞いたことがあるようなないような気がしますが、クリスマス前にヨーロッパを脱出したいのでやりません。

 

さっきも言いましたが、ヨーロッパの行程はかなり変わると思います。

 

 

 まとめ

最後にもう一回渡航地域と時期を載せておきましょうか。

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これまでに渡航した地域を含めるとこんな感じです。すでに行ったことのあるエリアはあっさり通過するか回避する予定だということが分かるでしょう。

 

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というより世界一周のプランが最初にあって、その旅で行けない地域にそれぞれ個別に行ってきたというのが事実です。時間軸では逆ですが、自分の中では整合性が取れています。

 

間違いなくインド人の知り合いが「お前なんでインドに来ないんだ!!」みたいに言ってくるでしょうが、はじめから「世界一周でシルクロードを使うから南アジアにはその前に行っておこう」というつもりだったので、まあ適当に聞き流しておきます。

 

 

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