ヤマダイスキーの旅日記

アウトドア全般、海外移住、資格試験、ウェブ開発などの話をします

ウェストマン諸島

セルフォスからバスに乗ってウェストマン諸島というところに来ました。

 

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着いた日はよく晴れていてとても気持ちがいいですね。アイスランド来てよかったーー

 
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レンタカーをフェリーに積み込んでいます。こういうプロセスが敬遠されているのか島を訪れる人はそこまで多くないらしい。

 

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たった30分で着きました。甲板には風が強くなければ出れるのかな(戻るときはドアが施錠されていて船内にとじこめられてた)


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まあ30分だからのんびり食事する人もいないですよね


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南にポツリと浮かんでいるのがウェストマン諸島です(ウェストマン島の周りの小さな島にはアクセスできないっぽい。見た感じ島というか切り立った岩という感じですが)

 

写真では2本の航路が見づらくなっていますが、アイスランド本島側にフェリーの発着場は2つあります。今回使ったのがLandeyjahofn(ランディヤホーフン)で、52番バスの終点になっています。もう一つセルフォスの近くにもHerjolfur(ハーヨルファーとか読むのかなぁ)というのがあって、ネット上だとよく情報が掴めませんでしたがここからも毎日フェリーが出ているようです。こっちだと島までは2時間の航海になり、波が高いと酔う人もいるみたいですね(後述しますが帰りにレイキャビクまでヒッチハイクした時の夫婦はこの港から島に行ったらしい)

 

チケットについて、ネットで事前予約することも可能ですがフェリーターミナルの窓口で買った方が簡単です。あと悪天候で欠航することも往々にしてあるらしく、その方が安心でしょう。あと僕は事前にネットで買っておいたのですが、窓口で買うと学生割引が使えたらしく惜しいことをしました(ダメ元で学割料金との差額を返金してくれないかと言ってみましたが、会社が違うらしくやっぱりダメでした)。


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島のまわりはどこも断崖になっています。バフィンというアイスランドのシンボル的な海鳥がよく飛んでいる。


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何度かの噴火を経て形成された島だけあって、どこかおどろおどろしい色の土壌。歩くとザクザクという火山特有の足音がします。(噴火の歴史とかはまったく下調べしておらず、旅行中に他の旅行者から教えてもらいました)


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ちょっと丘に登ってみる


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こんな素晴らしい散歩道が人口たった4000人の島にあるなんてもったいないというか贅沢ですね。


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さっき丘に登ったと思ったら別の丘を発見。今度のはもっと急ですね。


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高度感があっていい景色ではあるのですが、下から強風が吹き上げてきてかなり危ない。整備もそんなにされていないし斜度がかなりあるし、、、スマホを手放さないように細心の注意を払いました。


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稜線上に出たと思ったら、その向こうがまさか断崖絶壁になっていました。トレース(踏み跡)がはっきりついていますが、間違いなくこの時稜線に立ったら風にあおられて転落していたでしょう。写真も恐る恐る撮った感じ(角度もズレてますね)

 

これって昔は海側もあったけど荒波に削られて断崖になったという理解でいいのかな(・・? いつかきっと転落事故が起こると思う。

 

でもこの後地図で島の北西部海岸を確認してみたら反対側にも多少斜面があるみたいで、もしかしたらもう少しのぞき込んでいたら反対斜面が見えたのかもしれないです。

(次の日は雪が降ってしまい、もう一回登って確認というのができなかった)


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下山していると下から現地の人達(家族かな)が3人登ってきて、10歳くらいの少年も混ざっている。こんな少年時代を送りたかったわーー


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丘を降りて海岸の近くを散歩することにしました。


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なんか色が変。


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チェックイン。ここまでずっと荷物を背負って歩いていたわけですが、まあ5kgとかそんなもんだから気にならなかったですね


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アスカホステル(Aska Hostel)というところで2泊です。いつも宿はBooking.comで探していて、ドミトリーならだいたい£10~20(1500~3000円)に収まります。(一応2000円を目安にしている) しかしここアスカホステルは1泊4000円ほどで、3日目の晩はカウチサーフィンすることにしました(後述)。

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ここのソファーにおっさんがよく座っていて、朝から晩までビールを飲んでいました。自分でも認めてたけどアル中ですね。まさか宿のスタッフかと思ったけど話を聞いてみるとポーランド出身の漁師なんだとか。彼の話をどれだけ信用できるかは分からないけど(同じこと何回も繰り返してるし)、宿のオーナーが1年半前に島で殺人事件(レイプ)を起こしたというのはちょっと注意を引きましたね。服役はしてないけど隠れてるわけでもなくのうのうと暮らしているという、、、


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アイスランド全体に言えますが、シーズンは夏なので客はほとんどいません。この時もベッドは選び放題

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荷物を置いて別の丘に登りにいきます。島で一番高い火山は標高150mくらい


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こいつは最大の火山の隣(手前)にある別の火山。まずはここを登ってからですね


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ここも傾斜がきついねぇ嬉しい。


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どうやら下山道をパワーでねじ伏せながら登っていたようで、上から下りてきている夫婦に感心されました。ちなみにこの2日後フェリーの駐車スペースでレイキャビクまで行く車を探そうとしていた時、最初に窓をノックしたのがこの夫婦の車でした。なんと強運な、、、


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「こじんまり」って感じですね。ちなみに島の反対側には空港と滑走路もあります

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翌日、その島の反対側の空港のあたりに行こうと思っていたのに雪、、、宿で停滞します。(写真はこれだけ) 


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3日目。最終日なのにさらにちらほら雪が降り積もってしまい、何もできない。初日に登った丘では雪が崩れた形跡が無数についてますね、、、


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靴が濡れる、、、


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カウチサーフィンでカナダ出身のおばさん宅に泊まりました。息子はダブリン、娘はグラスゴーに住んでいるんだとか。

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4日目の朝、フェリーに乗り込みます。ようやく晴れてきた

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バスでレイキャビクまで戻るのは簡単だし、ヒッチハイク

 

レイキャビクに戻ってからの記事はまたのちほど書きますね。物価のリストを鋭意作成中