ヤマダ=イスキーの旅日記

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イースター旅行の概要

 

ようやく今日で2学期が終わり(英国は3学期制です)、3/24(土)から4/22(日)までの4週間にわたるイースター休暇が始まります。各学期がどういう感じなのかとか成績評価のしかたとかは別の記事に書くとして、今回はイースター旅行の概略みたいなものを載せておきます。

 

3/26 スタッフォードからマンチェスターに移動し、市内を少し散歩してから空港泊。(ちなみにリバプールのジョンレノン空港を利用したかったけどレイキャビクまで飛んでなかったので仕方なく隣のマンチェスターにしました)

 

アイスランド

まずアイスランドがどこにあるか確認しておきましょう。実は他のヨーロッパ諸国とずいぶん離れているのです。(これは画像を張り付けただけで拡大とかリンクとかありませんのであしからず)

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航空券は往復£100なのですが、1000km近い距離をそれだけで行ってくれるなんてありがとうという気持ちです。(ヨーロッパでは格安航空券が本当に安い) 日本から行こうとすると10倍くらいするんじゃないかな

 

3/27~4/9 首都レイキャビクを拠点としつつ、アイスランド南部にあるヴェストマン諸島に3泊、その途中のセルフォス(ボビー=フィシャーの街)に2泊などします。(北西フィヨルドは遠かったので諦めました)

レイキャビクから西に突き出ている半島の先の方にケプラヴィーク国際空港があります。

 

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島全体の地図でいうと南西部のほんの限られた場所にしか行かないことになります。ただ地図でみるより実際の距離はずっと遠いもので、レイキャビクからヴェストマン諸島までバスで3時間とフェリーで30分かかり、しかも便数が極めて少ない(イースター期間じゃなくても人口が30万人しかいないから少ないらしい)ので乗り遅れたらアウトです。

 

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地形も含めるとこんな感じで、北半分はフィヨルド南半分は氷河が特徴的です。鉄道や地下鉄なんてのはなくて(空港からレイキャビクまでの鉄道が2020年くらいにできるらしい)、移動手段の選択肢はマイカー/バス/タクシー/自転車/徒歩/ヒッチハイクという感じです。つまりバスです。

 

観光客に人気なプランはホエールウォッチングとかオーロラ鑑賞とかいろいろあるらしいですが、個人的には島の中央の氷河をトレッキングするというのが一番魅力的でした。(予算を考えなければ)。あとグリーンランドにも行ってみたい(←完全にアイスランドではありません)

 

ですがウェストマン諸島もかなり人気の高い場所らしく、検索してみたらいい感じの写真とか記録とかが出てきます(別にミーハーとかじゃないけど、まあそういう場所に行くことに対して悪い感情は抱いていない)。言うまでもないですがアイスランドの経済は観光と金融業で成り立っています。

 

いちおうトビタテの実践活動というものもアイスランド滞在中にやろうと思っていますが、それは別の機会に書きます。

 

北アイルランド

4/10~4/14 北アイルランドに移動し、空港泊してから州都ベルファストに4泊。

 

ちょっと北アイルランドが地味すぎて可哀そうなのでここで紹介してあげます。授業とかでもブリテン島(イングランドウェールズスコットランド)についてはけっこう扱うのに「ちなみに北アイルランドでは別の条例/団体となっています。では次に行きますね」みたいに流されることが多いし。

 

 
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北アイルランドではつい最近まで分離独立運動があって(スコットランドもそうですが)、その経緯の詳細が知りたい方は

北アイルランド問題 - Wikipedia

をぜひ読んでください。ちなみにイギリス英語で"The troubles"というと北アイルランド問題を暗にさすようですが、今のところ聞いたことはないです。旅行中にそういう議論ができたらいいかなとは思っていますが。(ちなみに現地ではアイルランド語と英語が使われているらしい)

 

ただ読むのが面倒だという方も多いと思うのでいちおう簡単にまとめておきますね。

 

1921年アイルランドが英国から独立したのですが、島の北部のアルスター地方では人口の2/3がプロテスタントだったため英国に残留することになりました。しかしこのプロテスタント政権は政治的・経済的な特権階級であり、残り1/3のカトリック系住民に対して住宅の割り当てや就職などで差別的な政策を打ち出します。第二次世界大戦が終わった1970年代から80年代にかけてアイルランド共和軍(カトリック)は連続爆弾テロなどで英国からの独立を要求しますが、結局イギリス軍や特別警察に鎮圧されてしまいます。この紛争は90年代に沈静化し1998年にようやく和平合意が成立しました。

 

北アイルランドプロテスタントは、アイルランドと併合されると少数派になるからイギリスに援助を求めた。逆にカトリック勢力は武装蜂起してアイルランド統一を目指した」

というのがポイントです。

※僕の独立運動に関する文章には少し左バイアスがかかっています。

※英国では16世紀にヘンリー8世イングランド国教会というのをつくったのですが、それは正確には"プロテスタント"というより"カトリックから政治的に分裂した教会"であって、教義としてはむしろカトリックに近いです。

※僕の専門は農業経済です。

 

アイルランド

4/15~4/17 アイルランドのダブリンまで南下して3泊。

 アイルランドも英国統治されていた歴史があるんですねぇ。ついでだからこれも簡単に書いておきます。(詳しくは現地にいるときに書くと思います)

 

一次世界大戦の前に自治権を約束されていたアイルランドでしたが、戦争が終わると条約は破棄されていました。怒った彼らは2年間の独立戦争を経て1921年アイルランド自由国として独立します(英愛条約)。

そもそもアイルランドは英国に対して、宗教や言語の違いだったり中世から続くイングランド貴族(地主)の搾取だったりに根深い不満を持っていました。なお独立してからずっと経済不況と人口減少に苦しんでいましたが、1990年代にアメリカのIT企業から多額の投資があり「ケルトの虎」などと呼ばれるほど経済活動が活発になりました。

 

てか今さら気づいたけど3泊しかしないんですね。ダブリンってビールが良さそう

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4/18~4/20 イングランド(ほぼウェールズ)のブリストルに帰還。3泊してから大学に戻る。

ストーンヘンジとかランズエンド岬とかに行こうともしたんですが、ここでも交通手段に制約があって断念しました。レンタカーがあると圧倒的に強いけど20代前半だと日本でも外国でも車を借りるのがちょっと難しい。

 

予算など

27日間という比較的長い旅行ですが、カウチサーフィンで3泊する以外はすべて2000円~3000円くらいのドミトリーに泊まる予定なので宿泊費は計6.6万円になる予定です。(ホストが決まってないところをキャンセル無料のドミトリーにしているのでもう少し減る可能性はある)

そのほか航空券代が1.7万円、鉄道チケットが3000円(0.3万円)ほどで合わせて8.6万円くらいでしょうか。アイスランドのバスチケットについてよく理解していないけど、まあ1-day passを4回くらい買うことになるかな。お土産なんて(自分にも他人にも)買わない人間だけど、今回は気に入った懐中時計なり腕時計なりがあれば値段はあまり気にせず買おうと思っています。あとは食費も計上していませんが当然かかります(どこにいても食費はかかるものだから基本的に計上はしない。けどいつもビスケットとか食パンとかで済ませるので1日500円くらい。)