ヤマダイスキーの旅日記

アウトドア全般、海外移住、資格試験、ウェブ開発などの話をします

【世界一周のまとめ】66ヶ国からお気に入りの国ベスト3を選んでみた

10月2日に世界一周を終了して帰国しました。

10月3日からだいたい京都にいて、色々わちゃわちゃしていました。3連休中にいくつか進捗があってようやく一段落したところです。

この秋から復学しようかと思っていたんですが、どうやら9月中に済ませてないといけなかった手続きがあったらしく、まぁやっておらず、休学期間続行ということになりました。

希望すれば半年後からも復学できるんですが、3月もそれ以降もいくつかやりたいことがあるので復学はしません。来年の秋までもう1年の使い方については追々まとめることにします。


ということで今回は「世界一周のまとめ」です。

ルート

すべての国や都市についてブログで記事にしたわけではないので、まずはルートの説明から。

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2018年9月18日に神戸港を出発し、9月20日に上海港に到着。

香港、マニラ、コタキナバル、バンダリスリブガワン(ブルネイ)、ジャカルタ、という順番で東南アジアの島々を飛行機とバスでつないでいきました。基本的に滞在したのは首都ばっかりです。のちにフィリピンの無人島でサバイバルをやっていた日本人学生の話を聞き、やっておけばよかったと思いました。そのうちやります。

 

10月31日にシンガポールに上陸、そこからはずっと鉄道やバスで北上していきました。誕生日の11月25日にマレーシアからタイに入国。正月はラオスのバンビエンで迎えました。1月25日に昆明から台北、1月29日に台北から那覇に移動。

沖縄に行ったのは「台湾のすぐ隣にあるから」「沖縄に行ったことないから」「クレカの付帯保険が切れたから」「後輩が琉球大学に通ってるから」が理由です。まぁ観光です。

 

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2月中旬から下旬のめちゃくちゃ寒いときに、釜山やら北京やら平壌やらウランバートルやらに行きました。やはりめちゃくちゃ寒かったです。特にモンゴルに行くなら圧倒的に夏をオススメします。

 

北朝鮮ツアーはタイやラオスにいるときにいろいろ下調べをして、1月中旬にベトナムにいるときにYPTという旅行会社に申し込みました。この決済はpaypalだったんですが、その前後でどうやらフィッシング?に遭ったらしく、クレカの番号が流出したということで停止を食らいましたが、沖縄でクレカを再発行して解決しました。ツアー会社も真っ当なものでした。1年の世界一周でトラブルといえばこのくらいです。被害額は0でした。

 

北京からウルムチまで31時間の列車移動。ウルムチでは宿が見つからず、5つ星ホテルで1泊してからさっさと中央アジアに脱出しました。

 

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この旅最大の目的、シルクロード

 

とはいえ大都市はどこも近代化していて正直がっかりしました。そりゃそうでしょうね。

トルクメニスタンだけは1980年代で時間が止まっているかのような、かなり前時代的な社会で面白かったです。

 

そもそも中央アジアはどの国どの地域もやっぱり独自のカルチャーがあって、今思い返してみても楽しかったなぁと思います。もしこの世界一周が1本の映画で、もし1回だけ巻き戻してどこかを再生できるなら、中央アジアをもう1回鑑賞したいです。

ってかチケットを買えばまた行けますね。そのうち行きます。

 

ちなみに人種差別は中央アジアが1番きつかったです。特に中国人差別のとばっちり。あとみんな現地語の次にロシア語を習得するため、英語はあまり使えませんでした。まぁそういう難しさがたまらないんですよ。

警察は腐敗していましたが、治安はいいです。

 

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イランを抜けてアゼルバイジャンジョージアでリラックスしたのも束の間、一気にトルコを横断してイスタンブールに到着しました。もともと1年半の予定で旅をしていたんですが、イランで「やっぱり1年で終わりにしよう」と決断しまして、そこからは随分と駆け足になりました。

 

イスタンブールで自転車やテントを購入。気温40℃のなか朝から夕方までずっと走っていたら何度か体調を崩しましたが、合計で1300kmほど走破しました。最後は自転車が壊れたので終了。

 

モンテネグロの首都ポドゴリツァからボスニアの首都サラエボまではヒッチハイクで移動しましたが、「面倒だな」と思ったのでそれ以降はバスに乗ることにしました。

 

移動スピードが格段に上がったので、行く予定はなかった北欧や東欧も周遊しました。アメリカビザの面接が想定していたよりかなり遅い日程になってしまい、イギリスには戻れずハンガリー止まりになりました。留学中の友人たちに再会できなかったのはとても残念です。

 

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「イランや北朝鮮渡航歴がある人間が9月11日の直前にニューヨークに入ったら絶対怪しまれるだろ」と思ってわざわざ9月12日にアメリカに入国したんですが、なんとイミグレの職員が英語ノンネイティブの中国系の方で、ろくに質問もされずあっさりと入国できました。

 

アメリカは何から何までぼったくり価格でしたが、宿泊はカウチサーフィン、食事はピザor我慢、移動はグレイハウンドのバスでなんとか耐えました。商品もサービスも何から何まで資本主義の塊みたいな国だったので、正直アメリカにはもう行きたくないです。

 

そこから最後の滞在地キューバネットが有料だったので1週間使わず、韓国人日本人宿にていろんな人と話していました。そこからパナマ・サンフランシスコ・香港のトランジットを経て帰国。香港ではデモをやっていたので最前線まで歩いてみました。

 

支出と内訳

あんまこれを公開しているバックパッカーっていない気がします。まぁ僕もそこまで公開はしたくないですが、けっこう参考になると思うのでどうぞ。

期間 390日(京都出発~京都帰着まで)

総計 125万円

 

非生活費 35-40万円

 フライト・フェリーのチケット 26万円

 ビザ・保険・パスポート切替 4万円

 自転車・付属品・テント 4万円

 服などの雑貨

 

北朝鮮ツアー 10万円

 

生活費 75-80万円

 食費+宿泊費+陸上移動費で2000円×390日ぐらい。感覚としてはだいたい食費800円、宿泊費900円、残りは移動費くらいの割合。

 

だいぶ我慢したし、だいぶ無理したし、だいぶチャンスを逃したなと思いますが、削ろうと思えばここからさらに宿泊費とかを削れます。でも削らない方がいいです。運が悪いと命を失うことになります。

390日のうち、空港泊とか夜行バスみたいな移動泊は33回、カウチサーフィンのようなホームステイは19回、野宿は14回しました。合計で66泊(17%)はタダで夜を明かしたことになります。

 

お気に入りの国

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僕がこれまで行ったことのある国をオレンジで塗っています。66くらいあります。今回行ったのはそのうち52です。(※「渡航」「国」の基準によってプラスマイナス2くらい増減します)

 

ちなみに世界一周の出発前に「終わったあと好きになってるだろうなランキング」を作ってみたら、

1位ジョージア

2位ネパール

3位中国とインド(同点)

こんな感じだったんですが、いざ行ってみるとこの順位とはだいぶ違う結果になりました。

 

 

それでは3位から。

 

 

3位

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これはどこでしょう。

 

インド?

 

いいえ、その隣のバングラデシュです。

 

まさかのバングラデシュが3位にランクイン。

行ったのは2回生の前期なので2年以上前です。イギリス留学よりも前です。

 

当時は「インドのついで」みたいに思っていましたが、今振り返って考えてみると

「人口密度がめちゃくちゃ高い」

「物価めちゃくちゃ安い」

「英語がそれなりに通じる」

「人々がふつーに優しい(※なお比較対象はインド)」

「とにかくエネルギッシュ」

こんな国が面白くないわけがないですよね。

 

だけど僕はまだ中南米にあまり行ってないので、この3位の座は交代の可能性がけっこうあります。ちなみにインドの隣国ネパールも好きですが、2位と雰囲気が被ることもあって除きました。

 

 

2位

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ラオス

 

ラオスってどこにあるかご存知ですかね。東南アジアの半島部分のど真ん中にあります。タイ、カンボジアベトナム、中国、ミャンマーと接しています。

 

いろんな文化圏のはざまに位置しているため、いろんな人やモノやカルチャーが流れ込んできます。その一方で自国のアイデンティティーの確立も行われています。僕はそもそも旅をするとき「異なるモノがどう混じり合っているか」に注目しているんですが、ここラオスの混じり合い方はけっこう好きです。

 

例えばラオスでは英語も中国語に加えて韓国語が使われていますが、もちろん現地のラオ語だってちゃんと残っています。ラオ語タイ語かなり似ていますが、方言レベルではなくいちおう別の言語です。

 

まぁそういう小難しい話は抜きにしても、ラオスの田舎に行けばずいぶんのんびりしていていいものです。レンタルバイクがあちこちにあるし、道は半分くらい未舗装だから逆にみんなスピード出さなくて安全だし、ちょっした山道があちこちにあるし、ガソリンに限らず物価が安いし、そりゃ好きになりますよ。

 

ちなみに最近中国資本がずいぶん進出してきてて残念な反面、ラオスは食のバリエーションが乏しいのでそのへんに革新が生まれるか期待ですね。

(※「食」に関してなら中国がダントツの1位ですが、中国はデカすぎるからちょっとアンフェアな気がしてランキング対象外みたいな扱いになっています)

 

 

1位 

さて、1位はどこの国でしょう。写真から想像してみてください。

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トルコ?

 

うん、あの国もよかったんですが、僕が貧乏すぎるせいで満喫できませんでした。

 

もっと物価が安い国です。

 

ジョージア

 

いい線いってますが、僕にはあの国は刺さりませんでした。

 

 

おっと、ここでマニアックな方から正解の声が聞こえてきましたね。そう、中央アジアキルギスです。

 

正直、不動の1位の気がします。

 

ジョージアが気に入って沈没する日本人は多いですが、僕としてはキルギスのほうが断然居心地がいいです。パスポートの切替発給という大義名分はありましたが、にしてもビシュケクに1ヶ月いて「もっと長居したいなぁ」と思ってしまうあたり、がっちり心をつかまれた感じですね。

 

何がそんなにいいのか、ちょっと箇条書きにしてみました。

 

・「中央アジアの優等生」

中国からカザフスタンに到着したとき「おぉ、これが中央アジアか!全然文化が違うな!」と思いました。ほかの中央アジアの国々は数日いるとどこか退屈になったり、ソ連の色合いが強すぎて店や公園や街並みが微妙だったりするんですが、キルギスはなかでも民主的国家なので雰囲気が明るく開放的です。ちなみにビザ免除の日数は60日間ですが、日帰りでカザフとの国境までピストンできます。なので実質ビザは無制限です。これをビザランといいます。

・メシが安くてうまい。

これ、めっちゃデカいです。胃袋をつかまれたら逃げれません。中華料理ともロシア料理とも中東料理とも違う、それでいて影響は受けている、ラグマンとかマントゥとかケバブとかスパイス料理とかがあります。値段は軽めに食べて300円くらい、普通に食べて400-600円くらい。うっかりオシャレなレストランに入っても1000円を超えることはないので安心です。ゆるふわイスラム教なので探せばお酒が見つかりますが、みんな代わりにシーシャを吸っているようです。

・人々

やっぱこれも大きいですね。さすがシルクロードなだけあって、アジア系、スラブ系、アラブ系の人々が混じり合っています。歴史的に中国と国境問題を抱えているために根強い中国人差別がありますが、それを除けば基本的にみんな優しいです。それから

「昔々、キルギス人と日本人は同じ民族だった。魚が好きな人々は日本に渡り、肉が好きな人々はキルギスに来た」

なんて言い回しがあるくらい、顔立ちが日本人と似ています。顔立ちだけじゃなく、性格というか国民性もちょっと似ている気がします。

(初対面だとちょっと冷たいかもしれませんが、むしろそれはそれで良いです)

・言語

基本的にみんなロシア語を使っていますが、キルギス語もあります。東側に行くと中国語も通じるみたいです。英語は通じないので不便といえば不便ですが、まぁ僕がロシア語を勉強すればいいだけの話です。むしろその不便さのお陰で観光客に踏み荒らされていない感がありますね。なんとなくキルギスに来ている観光客はみんな温厚な気がします。山に登りに来ているからかな?

大自然

そう、キルギスには7000m近い高山がごろごろあります。今回は装備もなかったしまだ冬の終わりだったしなので登らなかったけど、次回はぜひ登りたいところです。それからこれも今回行けなかったけど、イシククル湖というのも有名です。

 

うーん、キルギスの良さってあんま写真では表現できないし、文章でも伝わり切っていない気がするので、気になる方は直接行って確認してみてください。

というか僕もまた今度行って移住先の物件とか仕事とかを探してきます。

 

 それでは。

 

アメリカ旅行の収穫

9月21日トロント空港にて執筆】

 

9月11日にブダペストの最後の宿をチェックアウトしてから実に10日間ものあいだホームステイと空港泊ばっかりしてきた。(まぁ今夜も空港泊なんだけど) とりあえずアメリカのビザは無事に下りたし、イミグレも意外なほどすんなり通過できたし、フライトとバスとヒッチハイク合計9本すべてノーミスでクリアしたし、これは完全に合格ということでいいのではないだろうか。明日メキシコシティに着いたらビールを買って祝杯を上げたいところ。

 

さて、今回のアメリカ旅行はずいぶんと出費がかさんだんだけど、その分収穫も大きかった。その最大のものが、大学院はアメリカにしたくないなぁと思うに至ったこと。ちなみに「アメリカで学びたくない」だけじゃなくて「アメリカで働きたくない」「アメリカに住みたくない」「アメリカに旅行したくない」とも思ってるけど、特に世界一周出発前どころかイギリス留学前どころかなんなら大学入学前からずっと「アメリカの大学院に行きたい」という気持ちがあったので、それの変化として捉えるとかなりデカい。

 

理由はいろいろある。

 

生活費の高さ、食費の高さ、学費と住居費の高さ、保険とビザの高さ、というのはもちろんとても大きい。今回アメリカ国内の移動はほぼグレイハウンドのバスを利用したけど、距離当たりの値段はヨーロッパの2倍以上した。5時間300~400kmで50ドルちょいくらい。ちなみにアムトラックという鉄道会社もあるけど、それはもっと本数が少ないし割高である。アメリカ国民はだいたい車で移動するか、あまりに遠いときは飛行機で移動するそうな。普通に燃料の無駄遣いだと思うんだけどまぁ説教しても始まらないよね。ちなみに通信費はみんな月に60ドルとか払ってるらしいし、iPhoneユーザーとかだと月100ドル以上払ってることもザラらしい。日本はデフレ国家だから単純な比較はできないけど、それでも自分がそんな世界で生きていける気がしない【僕の日本での通信費は月1500円くらい】。食費についてもそこまで絶品ではないピザ一切れで700円とか取られるからな。いくら給料が高くても精神削られるよ。あとは家賃。こいつが特にヤヴァイ。さすがニューヨークは世界で一番家賃が高い都市とされるだけあって月に30万円払って一部屋借りれるかどうかというレベルらしい。ボストンの郊外で知人の日本人にも泊めてもらったけど、そこはシェアハウスで月20万円と言っていた。東京の一等地周辺のほうが安かったりしそう。ちなみにだからと言ってアメリカの大都市で安い物件を契約すると、ほぼ間違いなくお金を払ってトラブルと不便さと危険を買うような結果になるらしい。じゃあ最初っからアメリカに住まなきゃいいよねという話。

 

 

ちなみに物価の高さはそれなりに想定内で、意外だけどそれとは別にアメリカ人の性格というか国民性が受け入れがたかった。具体的には店員がやたら ”What do you want?” の前に ”What’s your name?” って聞いてくるところとか【名前だって個人情報だろ簡単に渡したくないぜ】、ちょっとスーパーで買い物しただけで ”How are you doing today?” とかって世間話を始めるところとか【始めてくるのに大して聞いてないし】、なんなら道ですれ違ったときに目が合っただけで ”Hello how are you?” とか聞いてくるし【返事をすると相手がホームレスでお金を要求されたりするし】。

 

いやフレンドリーと言えばそうなのかもしれないけど、だいぶ行き過ぎ。だいぶ自分の気質とズレている。ちなみにインドならこういうフレンドリーさはもうメーターが振り切れるくらいまで行き過ぎているのでもはやオッケー。やるなら徹底してやってほしい。もちろん今回みたいにアメリカで合計1週間くらいの滞在なら別に気にせず適当に流しておけばいいけど、1年や2年というスパンで長期滞在するならこの微妙な感覚のズレが毎日積み重なって大きく響いてくるんだろうと思う。

 

ということで大学院の第1志望はイェール大学からケンブリッジ大学に変更された。というかアメリカ国内にある大学院は第2志望以下どころか圏外になった。なんならシンガポールとか北京の大学院のほうが有力だったりする。ちなみにケンブリッジってだいぶ高いハードルではあるけどしっかり準備すれば充分射程圏内でしょう。もっとも目標にするだけなら無料だし、いいモチベにさえなれば結果はどうでも良かったりする。

 

 

そしてもう1つ、今回のアメリカ滞在で専攻も絞れた。これは単純な話なんだけど、ニューヨークの国連本部ツアーで会議室を実際に見学したときに「こんなイスに座りたくないなぁ」「ドロドロした政治の話あんま得意じゃないなぁ」「ドロドロでいうならもっと途上国のフィールドで泥にまみれた仕事がしたいな」と思ったのが大きい。時事関係で日韓関係がずいぶん暗礁に乗り上げてたのと、香港や台湾がずいぶん中国相手に苦労していたことも影響はしている。なんか政治って勉強してもなかなか解決策が見いだせないというか、やっててドン詰まりになりそうだなぁという気持ちになった。もっとパッと目に見える成果が出るような、そしてWin-Win-Winな解法が存在し得るような分野に行きたい。ということで専攻の選択肢からInternational relations とかPolitics とかが消えて、Developmentとかその類義語にほぼ絞っていく。

 

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Developmentも、アメリカ式の考え方だと絶対にうまくいかないと思う。だってアメリカって資本主義そのまんまの国だから

「金がない奴は教育を受けるな」

「金がない奴は食事をするな」

「金がない奴は家に住むな」

「金がない奴は病院に来るな」

「金がない奴は外国に行け」

逆に

「お金を持っている方はようこそ世界最高の国へ。どうぞ自由で快適で満ち足りた暮らしを謳歌してください」

みたいな価値観をひしひしと感じた。最悪じゃん。腐ってるじゃん。そんな病気みたいな価値観をアメリカで学んで世界中にばら撒くつもりはないぜ。

 

 

それを言い出せばイギリスだってツッコミどころは満載だけど、まぁなんだかんだ言ってまだ許せる国なんでね。だいたいの流れというか留学の雰囲気もつかめてるし。

 

ただし多くの国で2年かける修士号を1年で取り切らせるスケジュールだからキツイことはキツイ。実際にイギリス留学中も友人の留学生がヒイヒイ言ってたり、冬の過酷さに耐えきれなくなってノイローゼになったりしてたのを間近で見てたから、もし制度上可能なのであれば1年じゃなくて2年かけて休暇も挟みながらマスター取りたいんだけど、まあなんだかんだ精神を削れさえすれば1年でも取れるっちゃ取れるのかもしれない。その時はずいぶんと大変な1年になることでしょう。

 

 

それでは。

 

将来どこで働こうかなという切実な悩み。

もうすぐ世界一周に出発して1年が経過するんですよね。

 

イギリス留学スタートから起算するとだいたい2年、インドに最初に行ったときから起算するとだいたい2年半を海外で過ごしてきて、合計すると60近い国に渡航してきました。

 

そうするとやっぱりというか、迷いが生じるんですよね。「本当に日本に帰って日本で就職するの?できるの?」っていう。

 

それ以前に「本当に京大に戻って卒業できるの?」という疑問もあるわけですが、それについてはあまりその他に魅力的な選択肢がないのでなんとか5年目でちゃんと卒業していこうと思います。

 

 

そもそも最近いろいろなデータなりニュースなり情報をキャッチしててですね、

 

www.youtube.com

 

僕はこういう視覚的なデータをぼんやり眺めているのが好きなのでよく見るんですが、簡単にまとめるなら

やっぱりアメリカは強い

21世紀のトップ10の多くはアジア諸国でヨーロッパ諸国はほぼ入っていない」

「中国とインドは2000年になってから急に勃興したような印象があったけど、19世紀は不動のツートップだったし最近また妥当な順位に戻っただけ」←詳しくは他の動画も参照ください

こんなことが分かるわけです。

 

そして我らが日本についての感想は

「戦後ずっと世界の一角を占めていて、なんだかんだ今でも僅差で上位に残っている

ということ。なんだかんだすげぇよ日本。

 

 

だけどもちろんGDPがすべての指標じゃないわけでして、例えば実際の働き方についてこんな動画を見つけました。英語なんですがぜひリスニング教材だと思って再生してみてください。

 

www.youtube.com

 

ここでも言われているのが「日本の高度経済成長はめっちゃすごくてアメリカに次いでずっと2位の座を誇っていた」ということ。そしてそれを支えたのがスーパーサラリーマンたちの奮闘だったということ。

 

なるほど人口が1億人しか(?)おらず、国内にろくに天然資源がない日本が経済大国になれたのは異常なまでの長時間労働のおかげというのはそうなんでしょう。

 

 

だけどね、時代は変わったんですよ。

 

 

もう昭和なんてとっくの昔に終わり、平成もちょっと前に終わり、今は令和ですよ。

 

いいモノをとにかく量産してセールスすりゃ売れる時代じゃないんですよ。人々の価値観が多様化し、市場にはモノよりコンテンツが氾濫し、所属コミュニティーやライフスタイルが幸福を定義するようになり、そして環境保護が叫ばれるこの時代にあって、なんで未だに昭和の体質が改善されてないんですかね?

 

 

いや、みんな薄々は気づいているけど実際にアクションを起こして制度を変革するまではできていないということなんでしょうか。まぁそりゃそうかもね。新入社員が昔から採用されてきたシステムの不備を指摘しても「いいから黙ってやることやっとけ」って言われるだろうし、中堅やベテランは今さら変える必要がないのかも。

 

政府の「働き方改革」もある程度は効果があるようですが

残業の禁止・労働時間の短縮→家に持ち帰っての実質的な残業

という流れになってしまい、なかなか根本的な解決にはならないようで。

 

 

そんな課題山積な日本人の働き方もそうですが、日本で働いている外国人もだいぶ酷使されているそうです。

 

www.bbc.com

 

何年か前から日本でもぼちぼち報道はされていましたが、みんな解決できず放置している間についにBBCから指摘が入りました。

 

うーーん、なんか外国人の移民労働者って見下されるよね。

 

これは日本だけじゃなくてヨーロッパでも大問題になっているし、歴史を振り返れば奴隷貿易とか植民地支配とかでいくらでも例があるわけで。

 

だけどそんなことしてる場合ですか?

 

これから労働人口が減少していくにあたって、その解決策は「外国人」と「ロボット」とよく言われるけど、いやいやこんな環境で働きたい人いないから。英語が通じてもっと労働環境が良くて給料もいい国に行くでしょ。タイとかマレーシアとかシンガポールとか。

 

 

そして最後にダメ押しでもう1つ。

 

www.nikkei.com

 

いやー、いろんな人材がこれから流出していくと思いますよ。

 

ヨーロッパでカウチサーフィンしていろんな社会人に会ったし、イギリス留学してた時も教授やスタッフの働き方には驚くことが多かったし、そんなの実際に見てたら日系企業の非効率なシステムってもどかしくてたまらないでしょう。外資のほうが給料良かったりするし。

 

商社は効率重視だからどんどん制度改革しているって聞いてたけど、いうて日系企業ですから限界があるのかもしれませんね。

 

 

長くなるので列記はしませんが学術界でもずいぶん愚策を打ち出してますし、これから日本は大丈夫なんでしょうか。

 

「イヤならトップまで上り詰めて制度改革するか、さっさと見切りをつけて辞めろ」

っていうのを昔誰かが言っていましたが、後者のほうが圧倒的に簡単なんですよね。

 

僕海外でやっていけますし。

 

だいたい30歳前後で国連勤務というのを考えていますが、それまでどこで職務経験を積むべきか改めて悩みどころです。とりあえず予定ではもう2週間ちょいでアメリカに行きます。何か将来を左右する発見があれば嬉しいです。

 

 

 

追記

「学生は時間があっていいよねぇ。働き始めたら旅なんてできないよ」

たまにこういうこと言ってくる社会人がほぼ100パーセント日本人でいるんですけどやめてくれませんかね。休みは権利なんだから行使すべきだし、学生にはない社会人の強みを生かして旅をするべきだし、そもそももっと楽しく働くべきだし、楽しくないなら転職すべきだし、それができないのはあなたのリサーチ不足だったり努力不足だったりただの言い訳だったりするわけで、学生に嫌味を言って気が済むんですか?まぁ面倒なので適当にはいはいと流すけど。

 

 

 

以上、大学生の戯言でした。

 

ヨーロッパ旅行のまとめ

まだヨーロッパ旅行が終わったわけではありませんが、ここまでの移動とこれからの旅程をごく簡単にまとめていこうと思います。

 

バルト三国現在地のフィンランドについては公開したらリンクを貼っておきます。またトルコ入国は6月21日ですが、自転車旅行を開始したところから書いています。

 

国名だけ列記していってもマニアックな方しか場所を把握できないでしょうから、3つに分けて地図にルートを描いてみました。

; バス

; 自転車

; ヒッチハイク

; フェリー

です。まぁほとんど紫ですけど。

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※2枚目・3枚目はまた下に貼っておきます。

 

wonderfulsolution.hatenablog.com

👆とにかく暑いし、アップダウン多いし、スタートしたばっかりでペースもつかめず大変でした。トマトとリンゴをめっちゃ丸かじりしてました。

 

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👆トルコに劣らず道が悪くて大変でした。そして暑い。なのに休憩せずただひたすら漕いでいました。充電がなくなってホテルに泊まったけど楽しむ余裕すらなかった。 

 

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👆なんだかんだブルガリアの道路事情が最悪でしたね。木陰が多いのがまだ救いでした。ギリシャとトルコもそうだけど、いつかまた観光するならバスかバイクでしょう。 

 

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👆この辺からペースがつかめてきて景色をちょっとずつ楽しみ始めましたが、やっぱり暑い。だいぶ消耗していたしダウンしたのも当然かもしれません。 

 

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👆そして景色に加えて歴史を調べる余力も出てきました。旧ユーゴ圏はやっぱり面白い。道が途切れたりもしましたが、それもすべて歴史のせいにしましょう。 

 

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👆首都は小さな街でしたが、もっと勉強してから戻りたいと思います。たぶん見落としたスポットが多いことでしょう。外食産業はハンバーガー1択でうんざりでした。 

 

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👆道が途絶えてフェリーを使いました。ここにて「完全」ヨーロッパ自転車横断は断念。そして景色は最高だったけど補給スポットがなさすぎて恐怖を覚えました。 

 

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👆自転車をやめた場所。そしてI君とウズベク以来の再会をした場所。めっちゃ何もないだけにめっちゃ好きな街です。宿がもうちょい安ければ沈没したかった。 

 

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👆旧ユーゴ圏とはいえ少し違う雰囲気になり、再び歴史を調べました。あとこれ以降ずっと大雨らしく、バス移動に切り替えました。外食の相場がぐっと上がり自炊1択。 

 

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👆バスがほぼ定刻で運行するのに加え、宿とかの物価が高いのでこれ以降はマッハ5で高速移動していきます。スケジュール管理と記録を取ることに必死でした。

 

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👆暑さが和らいだと思ったら眠気との戦いでした。だけど街並みは一気に「中世ヨーロッパ」という感じ。晴れてたらいい写真をもっと撮れていたことでしょう。 

 

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👆正直「僕には10年早いな」と感じました。オシャレで日本人受けしそうな宿とレストランが多い。つまり敷居が高い。 まぁ京都もそんなもんかな。

 

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👆マッハ5で移動しているのでマッハ5で観光していきました。だけど正直ここは1泊で充分だったかな?特にユニークさを感じませんでした。

 

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合計2ヶ月ちょいのヨーロッパ旅行のうちここらへんで1ヶ月が経過です。

 

これ以降の2週間でチェコポーランドバルト三国フィンランドバルト三国ベラルーシ、そして最後の2週間でウクライナモルドバルーマニアハンガリーと移動していきます。

 

欲張りですよね。えぇ自覚しています。欲張っていきます。 

 

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👆ビールが有名?なそうですが、スーパーの格安ビールに妥協してしまいました。いつかリベンジしに行きます。物価が下がって食事の選択肢も増えて万々歳でした。 

 

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👆バルト北欧を前にしてここで準備を整えます。宿がどこもやや残念だったけど、街としては北海道にありそうな長期滞在したくなる感じ。個人的にかなりお気に入りです。 

 

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さて、これ以降のムーブを簡単に説明していきましょう。

 

【8月11・12日】フィンランド(ヘルシンキ)からエストニア(タリン)まで夜行フェリー。

【8月12日】エストニア(タリン)→ラトビア(リガ)、ラトビア(リガ)→リトアニア(ビルニウス)のバス。トランジットの各2時間でマッハ観光。もしくは仮眠。

【8月13日(火)】リトアニアにてベラルーシのトランジットビザを取得。

【8月14・15日?】ベラルーシ横断。

【8月15~23日?】ウクライナ横断。

【8月24・25日?】モルドバ横断。

【8月26~30日?】ルーマニア横断。

予備2日

【9月2~12日】ハンガリーブダペストにてアメリカビザの面接・発給。

【9月12日】バルセロナでトランジット。

 

ついでだし北米の旅程も載せておきます。ウクライナで準備するつもりです。

 

【9月12~14日】ニューヨークで国連本部の見学ツアー?

【9月14~16日】ボストンで大学見学?

【9月16~18日】陸路でカナダ入国。モントリオール到着?

予備2日

【9月20~22日】トロント滞在。

 

【9月23~29日】キューバの首都ハバナに滞在。

 

その後ハバナパナマシティ→サンフランシスコ→香港→大阪というフライトスケジュールで帰国する予定です。

 

 

。。。が、これはあくまで予定であって不可抗力その他で変更する可能性がめっちゃ高いです。

 

まずはアメリカビザよスムーズに降りてくれー

そしてアメリカの宿代高すぎるから誰か泊めて―

そしてキューバの入国もちょっと面倒ー

最後のフライトも関空に到着するまでハラハラドキドキすぎ。香港このままだとどうなるの?

 

 

でも終わりがだんだん近づいていますね。ハンガリーにて「帰国予定日まで残り1ヶ月!アメリカビザも無事ゲット!さて前祝いで乾杯だ!」とかやりたいです。

 

ヨーロッパ旅行の記録【ポーランド編】

【8月2~6日】

 

ポーランドでは首都のワルシャワに4泊しました。久しぶりにちょっと長めの連泊ですね。

 

そもそもはポーランド南部にあるアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所にも行こうと思っていたんですが、ポーランド入国の3日くらい前にバスのチケットを取るとき完全に失念していて一気にワルシャワに来てしまいました。

 

夜行バスで乗り換えたクラコウという街はまさにアウシュビッツの近くなんですよねぇ。もっとも紛争で今にも失われそうとかいう場所ではないので、チェコとかも含めてまた何年後かに出直します。

 

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夜行バスで早朝に到着。バス内で食べようと思っていたチョコケーキをほとんど食べてなかったので、近くの公園で朝食にしました。空気がおいしいですね。イメージとしてワルシャワ=釧路みたいな感じでしょうか。冬はめちゃくちゃ寒いと思います。

 

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チョコケーキを食べたら指がべたべたになったから蛇口で洗ったんだけど、冬とかこれ凍結しそうだよね。

 

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宿に荷物を置いて再び散歩。ちょっと前まで最高気温が40℃近かったのにポーランドは気温が22℃~15℃とかなのでもはや季節が違います。涼しすぎて散歩というよりランニングしたい。

 

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ヨーロッパや中国ではレンタル自転車をあちこちで見かけましたが、ここではレンタルの電動キックボードも普及しています。QRコードをスキャンすれば30分とかまで無料、それ以降も格安で乗れるそうですが、SIMがないので乗れません。

 

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市内中心部はこんな感じ。

 

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とてもお腹が空いていたのでビュッフェを見つけて入りました。

 

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なんともカテゴライズしにくい料理ですが、もったり/濃厚なものが多いです。ヨーロッパというよりロシア風かな。

 

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そこまで脂っこくはないけどガツガツ食べれるものではありませんね。

 

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だいたい1200円でした。ビールやワインを飲んでいる人も多かったですがそれは別料金のようです。

 

 場所はここ。

  

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このビルの地上階です。オフィス街にあるし常連客が多いんでしょう。 だけどなんか「僕ら小学校のときからここに住んでる幼馴染なんでさぁ」みたいなおじさん2~3人組もちらほらいました。(真相は知りません)

 

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 翌日再び散歩。1つの噴水から隣の噴水に水を飛ばすっていう発想はなかったですね。「水の東西」という多くの高校生が最初に読むことになる文章があるわけですが、しかしまぁ東側諸国でも噴水の文化が発達しているものです。そりゃ日本から見たらポーランドも西なわけで。

 

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ワルシャワの中心部。 

 

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写真中央やや下にうねうねしたドームが写っていますが、そこで新しいスマホを買いました。Experia XA2です。26000円くらいでした。

 

街中で小さなショップが5000円~15000円くらいの中古スマホを売っていますが、実際に動作を確認しようとしたら「ちょっと充電するから待って」「あれ?このスマホ壊れてるわ」みたいな感じだったので買うなら立派なモール内の店で買うことをオススメします。

 

いや逆に東南アジアとかで地面に並べてるいかにもパチモンなスマホを買って、南米やアフリカで強盗に襲われたとき用のダミーにするのもいいかもしれません。いや使えないならジャマすぎるか。

 

というかスマホって賃金水準に関わらずだいたい世界中同じくらいの価格レンジで流通してるけど、月収5万円とかの人たちってどうやりくりしてスマホ買ってるんですかね。iPhoneの新しいやつとかポーランドでも10万円~15万円でしたよ?富裕層じゃないと買えないですよね。

 

ちなみに車の値段は中古も含めて物価や賃金の水準でずいぶん安くなるっぽいです。

 

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 チェコで寝ぼけててプルトップのないツナ缶を買ってしまったけど、ようやく缶切りのある宿に泊まったときの図。

ヨーロッパ旅行の記録【チェコ編】

【7月31日~8月1日】

 

チェコ、オシャレな国でした。

 

僕が行ったのは東部のブルノ―(Brno)という街ですが、首都のプラハはこれをさらに上回る素晴らしさなんでしょう。なにせ「中世の宝石箱」なんて言われてますからね。

 

曇っていることもあって写真ではちょっと伝わらないでしょうし、正直僕は例によって博物館とかレストランとかその他お金がかかる観光はまったくしていませんので、ぜひ機会があれば皆さん自身で実際に足を運んでお楽しみください。(たぶん夏がオススメです。冬は寒そう。)

 

 

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市内には路面電車が走っていて便利そうです。僕はずっと歩いてましたが。

 

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基本的に自転車の専用レーンがあります。ツーリングしてるっぽい人もわんさか見ました。

 

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イスタンブールで会った日本人とも話してましたが、やっぱチェコと言えばビールでしょう。ただスーパーで500ml缶60円くらいの一番安いやつを買ったんですが、味も炭酸もなんか粗雑で良くなかったです。バーやレストランで3倍も出せばめちゃくちゃ美味しいビールが飲めると思います。

 

まぁスーパーで缶ビールを買って公園でのんびり飲むのも楽しいものです。なんか野外ジャズやってました。

 

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前から調子は悪かったんですが、ついにエクスペリアがタッチに反応しなくなりました。中国で買ったOPPOをずっとメインで使っているんですが、中国以外のSIMカードに対応していないようなので新しいスマホを買うことにしました。

 

ということでこいつに関しては公園の噴水にて厳粛かつ完全に水没させていきます。

 

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ユーロベロの9番。とはいえ「自転車でも走れるよ」という道路をつなげているだけなので「自転車で走ると絶景が楽しめるよ」でも「自転車専用道路だよ」でもなく、ただなんの変哲もない一般道路ですね。まぁ高速道路に強引に合流させられたこともある人間としてはあるだけマシだと思いますけど。

 

宿は11時にチェックアウトしてから滞在できないようで、夜行バスの18時半までただひたすら散歩します。

 

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18時半にブルノ―を出発し、イミグレはなくポーランドに入国。日付を越えた12時半にポーランドのクラコウに到着。2時間待って次のバスに乗って、ワルシャワには朝6時に着きました。

 

 

 

↓ 続き 

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ヨーロッパ旅行の記録【スロバキア編】

【7月30~31日】

 

スロバキアの首都ブラティスラバにやってきました。

 

実は未だにスロバキアスロベニアがごっちゃになります。イタリアの東にあるのがスロベニアオーストリアの東にあるのがスロバキアですね。(よぅ分からん説明)

 

「カルスト地形」の語源は鍾乳洞が有名なスロベニアのカルスト地方なわけですが、逆にスロバキアは森とか山が有名で国旗にも山が3つ描かれているようです。

 

スロベニアの国旗がこれ。↓

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あ、ちなみにスロバキアの国旗はこれです。↓

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(は???同じやん。)

 

もういいです。地図を見てください。(雑に諦めた)

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そんなスロバキアの記録です。

 

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29日は朝早くからバスに乗り込んで1日中動き、30日も朝3時着の「夜行バス笑」からずっと行動していて、 もうなんか気分がフワ―っとしています。

 

とりあえず宿にチェックインし、部屋に駆け込み、同室者に変質者がいないことを確認し、スマホの充電を開始し、ザック内の荷物をとにかく引っ張り出して着替えと石鹸をつかみ取り、残りをザックに押し込んでそれをベッドに放り投げ、速攻でシャワーを浴びに行きます。

 

ここでお湯が出ない宿だったらさぞかしストーリーとして完成度が高いですが、ちゃんとお湯が出ました。体から何かが溶けだしていく感覚、最高ですね。

 

シャワーの次は食事です。スロベニアにてチーズペーストというものを買ったんですがめちゃくちゃ不味かったので、今回それをカルボナーラ風にアレンジして使っていこうと思います。

 

とりあえずスーパーまで歩いていってツナ缶を購入。ここでまさかのプルトップのない缶を買ってしまいました。まぁ48時間も連続で行動してたらこのくらいの凡ミスはあるでしょう。

 

宿に帰ってカルボナーラを作ってみました。やはりチーズペーストの味が強すぎて全然美味しくないですが、しかし味覚がやや鈍っているおかげで完食できました。(写真はないです)

 

食べ終わってベッドでくつろいでいるうちに記憶が遠のいて、、、なんてことにはならず、もう一度スーパーに行ってビールとポテチを買って公園で楽しみました。さすがに元気すぎますね。

 

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宿が高いので連泊はせず、翌日12:50ブラティスラバ発のバスに乗ります。やや早めにチェックアウトしたのでバスターミナルまで寄り道しました。

 

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 なんか小高い丘の上にあるのが地図によると「城」らしいんですが、ここからだとただのアパートに見えます。しかも改修中のようです。

 

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バックパックを背負って歩いているのが僕以外にもけっこういるのが救いです。完全に風景と調和していないのが自分でも分かって申し訳なくなります。

 

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飽きもせずじっと噴水を見ているおじさんがいました。何がそんなに面白いんでしょうかね。いや確かにヨーロッパの噴水は見てて楽しいけど、さすがにずっと微動だにせず見とれるほどじゃないでしょ。

 

とかってボケても誰も突っ込んでくれないのでさっさとバスターミナルに行きます。

 

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(いやもうちょっと寄り道しました。)

 

ちなみにバスは40分の遅延。13:30に出発し、チェコのブルノ―にも定刻40分遅れの15:45に到着しました。

 

 

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